美しい海を守るために、私たちができる「脱プラアクション」ー食品用ラップ編ー

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。今回は、先週に続いて「美しい海を守るために、私たちができる『脱プラアクション』」をテーマにお届けします。

 

 

多くのプラスチック製品を生産、消費している日本。大量のプラスチックが日常的に利用される暮らしが当たり前になっており、1人当たりの容器包装等プラスチックの発生量が世界で2番目に多いとされています。そして世界第3位のプラスチックの生産国として、世界の海洋プラスチックごみ問題の一因を作りだしていると言われているのです。

 

 

「プラスチックの海洋汚染問題」や「マイクロプラスチック」については、「美しい海を守るために、私たちができる『脱プラアクション』ー食器洗い編ー」で詳しくご紹介しています。まだお読みでない方は、そちらからご覧ください。

 

 

>「美しい海を守るために、私たちができる『脱プラアクション』ー食器洗い編ー」はこちら

 

 

前回はご家庭でできる「脱プラアクション」として、食器洗い(スポンジ)についてご紹介しました。今回は、食品の保管など便利な食品用の「ラップ」をクローズアップします。

 

 

 

ついつい「ラップ」を多用していませんか?

 

 

 

私たちの暮らしに欠かせない「ラップ」。日本では1960年に家庭用ラップの販売が開始されました。市販のラップはどれも同じように見えますが、素材が異なる場合も。主に使われているのは「ポリエチレン」や「ポリ塩化ビニリデン」などで、プラスチックを原料に作られています。

 

 

素材によって耐熱温度や耐冷温度が異なり、食品安全委員会の「食品用ラップフィルムから溶出する物質について」では、次のようなことが注意書きとして記載されています。

 

 

「市販のラップフィルムには、材質、用途や耐熱温度などの特性、取扱い上の注意事項などが表示されています。注意事項に従わない使い方をするとラップフィルムが破れたり溶けたりして食品に入るおそれがあります。注意事項に従った取扱いをすることが必要です。」

 

 

「油性の強い食品を電子レンジで加熱する場合は、ラップフィルムで直接包まず、食品を深めの耐熱容器に入れ、ラップフィルムは食品に直接触れないように容器にかぶせて使用する。」

 

 

 

 

ラップは基本的には使い捨てのため、食器洗い用スポンジなどの繰り返し使うプラスチック製品に比べて、ゴミになるまでのサイクルが短いという特徴があります。

 

 

また、スーパーでお肉やお魚を買う時についてくる食品トレーと違って、ラップは丸めてしまえば量(かさ)が小さくなります。1回に捨てる量は少なく見えても、使用頻度と捨てる頻度が高ければ、自ずと廃棄量も多くなってしまうのです。

 

 

 

今日からできる、未来を見据えたラップの使い方

 

 

プラスチックゴミを減らすために、そしてよりよい未来を作っていくために、私たちはどのようにラップを使っていけばいいのでしょうか。

 

 

 

包むものの大きさ・量に合わせて使う

勢い余ってラップを出しすぎたり、汁漏れなどを心配するあまり何重にも包んでいることはありませんか?必要最低限の量を使うように心がけるだけでも、ラップの消費量は減少します。

 

 

 

ラップに代わるアイテムを使う

これまで当然のように食品の保管などに使ってきたラップですが、本当にラップでなければならないのでしょうか。

 

 

例えばごはんの残りを冷蔵庫で保管する際、洗って繰り返し使用できるフタ付きの容器を使えば、ラップを使わずに済みます。フタ付きの容器がない場合も、深めのお皿に入れて、ひっくり返した平皿を乗せればフタになります。

 

 

最近ではラップ代わりに使える、シリコン製のフタや「蜜ろうラップ」も見かけるようになりました。また、古くから日本で使われていた「さらし」もラップの代替品として注目されています。

 

 

 

繰り返し使えて、炊事に家事に大活躍の「未晒し木綿」

 

 

オーガニックコットンで作った無漂白のさらし。精錬工程においても石油系界面活性剤不使用なので、食品に触れたり、赤ちゃんやお肌の弱い方にも安心してお使いいただけます。

 

 

ラップ代わりに包んだり、そのまま冷凍や解凍も。もちろんふきんとしても使え、アイディア次第で用途が広がります。薄くて早く乾き、洗ってくりかえし使えるエコ製品なので、使い捨てのラップやキッチンペーパーの使用量を減らすことにつながります。

 

 

使い方の例

 

・おにぎりを握る時に

 

 

水で濡らして絞った「未晒し木綿」でおにぎりを握れば、炊きたてごはんでも手が熱くならず、ごはんもくっつきません。

 

 

私の場合、おにぎりは手でそのまま握るか、キッチンペーパーを水で濡らしたものを使って握っていました。キッチンペーパーを使うと手が熱くならないのはいいのですが、ラップ同様使い捨てです。また水で濡らした後、慎重に絞って広げないと破れてしまうことも。

 

 

その点、丈夫な「未晒し木綿」ならギュッと絞っても安心です。また、手に水をつけて直接おにぎりを握った時と比べて、水気がごはんに均等に行き渡るためか、ビシャッとすることもありません。5歳の娘は「さらしを使って握った方が美味しい!」と言って食べています。

 

 

 

・豆腐やヨーグルトなどの水切りに

 

 

 

・野菜の水気を取る時に

 

 

 

・コーヒーのドリップに

 

 

 

・せいろでの蒸し料理に

 

 

サイズは幅34cm×長さ200cm。用途に合わせてカットしてお使いいただけます。(はさみで切り込みを入れれば、裂くことができます。)

 

 

台所以外でも、赤ちゃんのお口拭きや沐浴布、布おむつとして。マスクの内側のあて布や、傷の手当てなど、暮らしの様々な場面で活躍します。

 

 

 

 

>「オーガニックコットン 未晒し木綿(2m)」はこちら

 

 

 

吸水性・抗菌力・通気性も◎包んで、敷いて使える「クッキングウッドシート(経木)

 

 

「未晒し木綿」で握ったおにぎりを包みたいときは、北海道産のシナの木を薄くスライスして作った「クッキングウッドシート」がおすすめです。漂白剤などの薬品を一切不使用なので、安心して食品にお使いいただけます。

 


またシナには吸水性・抗菌力・通気性があり、おにぎりを包む際や、天ぷら等の揚げ物料理にも最適。

 

 

 

使い方の例

 

・揚げ物料理に

 

 

 

・お肉やお魚の保存に

 

 

ドリップを吸ってくれるので肉や魚の味と鮮度を保ち、調湿効果で食材がパサつきません。冷蔵庫で保存する時に、また冷凍のお肉やお刺身の解凍にも。

 

 

 

 

 

また、肉や魚をまな板で切る際、食材の下に敷くとまな板に汚れが付かないので、匂い移りや抗菌性が気になる方に。

 

 

 

・お弁当の仕切りとして

 

 

はさみで丁度いい大きさにカットして、バランやアルミカップの代わりに。余分な油や水分もウッドシートが吸ってくれるので、お弁当にぴったりです。

 

 

>「クッキングウッドシート 30枚入 北海道産経木」はこちら

 

 

 

食品の保存、調理に繰り返し使える!プラスチックフリーの「Stasher(スタッシャ―)」

 

 

 

環境に配慮した、安全で繰り返し使える特許取得・純度100%のプラチナシリコーン製の密閉保存シリコーンバック「Stasher(スタッシャ―)」約3000回の冷凍・加熱に耐えられるから経済的。ピンチロックシステムで密閉できるので液漏れもしません。

 

 

作り置きのおかずや残り物のご飯を冷凍、冷蔵保存することができ、ラップ(プラスチック)の使用削減にもつながります。

 

 

 

 

 

 

 

耐熱温度は250℃、耐冷温度は-18℃。加熱・冷凍OK。幅広い温度に対応しています。電子レンジ、コンベクションオーブン、湯せんでの調理、冷蔵、冷凍での保存、食洗機での洗浄が可能です。

 

 

 

 

>「Stasher(スタッシャ―)」はこちら

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は「美しい海を守るために、私たちができる『脱プラアクション』」として、食品用ラップとその代替品についてご紹介しました。

 

 

エコデパジャパンでは環境への取り組みとして、木製品をはじめとしたプラスチックに変わる製品の販売や、生分解性の高いプラスチックフリーの袋の試作を行ってきました。

 

 

 

 

これからも素材や製法など、サスティナビリティに配慮したアイテムを通して、人々の暮らしを豊かに、そして地球環境に貢献していきたいと考えています。

 

 

プラスチックごみによる海洋汚染は、途方もなく大きな問題です。国や企業などの大きな力に加えて、一人一人が暮らしを振り返り、行動や習慣を変えていく必要があります。まずは毎日使用している身近なプラスチック製品の見直しから、はじめてみませんか?

 

 

 

 

<参考文献>

・小安宏幸「地球が危ない!プラスチックごみ③」、2020年2月、株式会社汐文社

・食品安全委員会「食品用ラップフィルムから 溶出する物質について」、2020年10月12日参照

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と5歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

美しい海を守るために、私たちができる「脱プラアクション」ー食器洗い編ー

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。日本でレジ袋が有料になって、3ヶ月が経過しました。今ではレジ袋よりも、エコバッグを利用される方が圧倒的に増えたように感じます。

 

 

そもそもこの「レジ袋の有料化」は、世界的に問題になっている「プラスチックによる海洋汚染」の解決策の一つとして実施されました。エコデパではそういった家庭単位でのエコ活動が、地球環境を守り、育むための一歩だと考えています。

 

 

レジ袋の削減以外にも、家庭で簡単にできる「脱プラアクション」がいくつもあります。例えばペットボトル飲料を買わないようにしたり、買った場合はリサイクルをすること。食器や掃除用のスポンジ、ラップの素材を見直すこと。また、プラスチック製のお弁当箱やお箸を木製に替えてみることも、そのアクションの一つです。

 

 

ただあまりに過激に「脱プラ」を推進すると、暮らしに支障が出ることもあるかもしれません。また、「脱プラ」への気持ちが強くなり、本当にプラスチックが必要な誰かのことまで非難したくなることもあるのではないでしょうか。

 

 

海洋プラスチックごみ研究の第一人者である磯辺篤彦氏も著書「海洋プラスチックごみ問題の真実」の中で、「極端な予防原則は、考え方として危うさを伴うことを知っておくべきだ」と述べられています。

 

 

プラスチックは様々な面で私たちの暮らしを便利にしました。ペットボトルを例にすれば、衛生面や輸送の面です。水道の蛇口をひねれば飲用水が出てくる日本では忘れがちですが、世界には水道水が飲めない地域が数多くあります。

 

 

 

 

このペットボトルがあったからこそ、きれいな水を衛生的な状態で、さらに低コストで輸送することができたのです。私たちはそういったプラスチックの社会への大きな貢献も忘れずに、これからは未来を見越した使い方、捨て方を考え、実行していかなければならないのはないでしょうか。

 

 

また、「脱プラアクション」をはじめとしたエコ活動は、個人単位だと環境への貢献度が頼りなく見えるかもしれません。しかしレジ袋の削減のように広く普及し、何億人、何十億人の人が日常的に行ったとしたら。そのインパクトは大きく、確実なものになる可能性があります。

 

 

そこで「いつもの、読みもの」では「美しい海を守るために、私ができる『脱プラアクション』」と題して、お家で簡単にできる「脱プラアクション」をご提案してまいります。第一回目の今回は、改めてプラスチックの海洋汚染問題について触れながら、これからの時代の「食器洗い」についてご紹介します。

 

 

 

あらためてプラスチックの海洋汚染問題とは?

 

 

海に大量に流入するプラスチックが、世界的な問題となっています。経済の成長や便利なライフスタイルへの移行と共に増加の一途をたどってきた、海洋を汚染するプラスチックごみ。

 

 

多くのプラスチック製品を生産、消費している日本も、無関係ではありません。国際的にも大きな責任を持つ国の一つとして、この「海洋プラスチック問題」の解決に向けて早急に対応していく必要があります。

 

 

2050年には海洋プラスチックごみは海の魚の量を上回り、消費する原油の20%がプラスチック生産に使用されると予測されています。

 

 

大量のプラスチックが日常的に利用される暮らしが当たり前になっている日本は、1人当たりの容器包装等プラスチックの発生量が世界で2番目に多いとされています。そして世界第3位のプラスチックの生産国として、世界の海洋プラスチックごみ問題の一因を作りだしていると言われているのです。

 

 

 

回収が困難なマイクロプラスチックの問題も

大きさが5mm以下の「マイクロプラスチック」による海洋汚染も問題になっています。マイクロプラスチックは二つに分類され、一つは洗顔料や歯磨き粉に含まれるスクラブ剤のマイクロビーズなどの「一次マイクロプラスチック」です。日本では2016年から化粧品メーカーによる自主規制が始まりました。

 

 

そしてもう一つは海に放出されたプラスチック製品が粉砕、細分化された「二次マイクロプラスチック」です。マイクロプラスチックはその小ささゆえに回収が困難とされ、海の生き物の体内に堆積し、ゆくゆくはその海産物を食べる人間に戻ってくるのです。マイクロプラスチックの発生抑制対策として、日本では普及啓発や廃棄物管理、リサイクルの推進等が図られています。

 

 

また私たちが家庭で日常的に使っているスポンジ。スポンジの多くはポリウレタンやポリエステルなどのプラスチックを原料とした素材で作られています。このスポンジはゴミとして捨てた後だけでなく、使い続けることで劣化し、マイクロプラスチックとなって排水されると言われています。

 

 

 

 

脱プラ素材の食器洗い用スポンジを選ぶことは、キッチンで手軽にできる脱プラスチック活動の一つです。レジ袋の削減に取り組みとともに、食器洗い用スポンジも見直してみませんか?

 

 

 

これからの時代の食器洗い「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

ささ和紙糸のタオル地でできた食器洗い「SASA・WASH(ササウォッシュ)」。「ささ和紙」はクマザサの葉をパウダー状にして梳きこんだ和紙から作られた繊維で、吸水力・吸油力に優れています。そのため多少油が付着したお皿などは、洗浄剤をつけなくても、水洗いで十分きれいに洗えます。

 

 

 

 

また「ささ和紙」には天然の抗菌性がある為、使用後の生乾きタオルの菌の増殖を防ぐ効果も。一般的なスポンジに比べると泡立ちは劣りますが、素材の持つ洗浄力でしっかりと汚れを落とします。

 

 

サイズは約18.5×11cmで、扱いやすい大きさで、食器洗い以外にも、お風呂掃除や洗面台掃除にも大活躍。プラスチック製のスポンジの代替品として、自信を持っておすすめできます。

 

 

 

 

 

 

>「SASA・WASH(ササウォッシュ・食器洗い用)」はこちら

 

 

 

ー「SASA・WASH」愛用中のエコデパスタッフ山下のひとことー

 

私は、食器洗いも脱プラしたいという思いから「SASA・WASH」を使いはじめました。「コットンたわし」や「セルローススポンジ」などもある中で、私が「SASA・WASH」を選んだ理由は2つ。

 

1.素材の「ささ和紙」が持つ、天然の抗菌・防臭性。

 

2.生地に凹凸があり、シャリっとした肌触りなので、汚れが落ちそう!

 

 

実際に使用してみてまず感じたのは、汚れ落ちの良さでした。泡立ちはよくないものの、素材が油分を吸収する作用を持つ和紙なので、軽い汚れは洗剤を使わなくても簡単に落ちました。また、たわしやスポンジのザラザラ面で洗いたくないもので、汚れがこびりついている場合も「SASA・WASH」なら傷がつくことなく、汚れはスッキリ!

 

 

 

 

薄手ながら丈夫で、乾きがいいのも大きなポイントです。もう数ヶ月使用していますが、ニオイもしないので助かっています。汚れやニオイが付着した時は重曹で煮洗いをすると、ある程度きれいになります。一般的なスポンジとは違った使い心地を実感していただけると思います。

 

 

洗剤は粉石けん「美葉うぉっしゅ」をお湯で溶かして作った「プリン状石けん」使っています。生分解性が高い上、原料には食用植物油の廃油を使用した「美葉うぉっしゅ」。より環境へのやさしさに配慮した洗剤をお探しの方におすすめです。

 

 

エコデパコデパのロングセラー商品でもあり、食器洗いだけでなく、洗濯や水回りのお掃除など、暮らしの様々な汚れにお使いいただけます。

 

 

 

 

>「美葉うぉっしゅ」はこちら

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は脱プラの暮らしとして食器洗いについてご紹介しました。次回は同じく「美しい海を守るために、私ができる『脱プラアクション』」として、ラップやキッチンペーパーの代替品として注目されている「未晒し木綿」についてご紹介します。

 

 

 

<参考文献>

・環境省 大臣官房審議官 早水 輝好「海洋ごみとマイクロプラスチックに 関する環境省の取組」、2016年

・磯辺篤彦「海洋プラスチックごみ問題の真実」、2020年7月、株式会社化学同人

 

 

 

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と5歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

ぬかごと食べられて格別の美味しさ!「雪室ぬか」人気の秘密

 

 

こんにちは、エコデパジャパンの目代です。エコデパの食品の中で一番の人気を誇る「雪室ぬか」。一部を除いて、ここでしか買えないオリジナル商品で、「雪室ぬか」を買うためだけにエコデパのWebサイトにご来店される方もいらっしゃるほど。社内でもファンが多く、たくさんのエコデパスタッフがぬか漬けライフを楽しんでいます。

 

 

そこで今回は、エコデパが「雪室ぬか」をはじめとした発酵食品をお届けする理由から、「雪室ぬか」の美味しさや人気の秘密までご紹介します。

 

 

 

エコデパが「雪室ぬか」などの発酵食品をおすすめする理由

エコデパでは「雪室ぬか」だけでなく、調味料や「ごはんのおとも」など、様々な発酵食品を取り揃えています。そしてこれからさらに充実させていく予定です。

 

 

なぜそんなにも発酵食品に力を入れているのか。それは発酵食品の摂取が健康の維持・向上の為にとても重要な役割を担うと考えているためです。

 

 

自らが保有する健全な腸内の菌と共存する生活を実践する事は、多少のストレスや環境変化に負けない身体を作り上げることにつながり、ひいては病院や薬に頼ることのない生活を実践できる要因であろうと考えます。エコデパが今、敢えて発酵食をおすすめするのはこのような理由からなのです。

 

 

また、当社の代表取締役である富士村夏樹の曽祖父である正垣角太郎は、国内に於ける乳酸菌研究の第一人者でありました。1914年、当時所有していた銅山を売って資金調達をし、東ヨーロッパから乳酸菌を買い集め、京都に国内初の乳酸菌研究所「不老園」を設立、日本ではじめてヨーグルトの製造に着手致しました。

 

 

その後、祖父の正垣一義はその研究を引き継ぎ、細菌学者として昭和23、24年二度に亘り、国会にて「長寿論と有効細菌について」と題し、国民体質改善を目的とした腸内細菌の重要性について講演を実施。賞詞を受けたという乳酸菌研究の第一人者でありました。

 

 

当時の研究所には乳酸菌飲料「Y」で有名なあの「ガゼイシロタ株」を発見した代田さんも雇用していた時代があった様です。

 

 

 

腸内環境を整えることの重要性とは?

腸内細菌は、赤ちゃんが出産時に母親から受け継ぐ乳酸菌類であり、まさに免疫(いのち)の財産です。全身に纏った細菌群が幼少頃迄に腸内に集結しその後定着、生涯に亘り、免疫力と密接な関係があると言われています。

 

 

つまり人類の長い進化の歴史の中で、ヒトの腸内を住処とするように適応馴化し、宿主と共生関係をもつようになった腸内細菌が棲みついて共存しています。

 

 

これらの腸内細菌群には、乳酸菌だけではなく多種多様な菌が集まって腸内菌叢(フローラ)【フローラとは「叢」(くさむら、かたまり、群)の意】をつくっています。

 

 

細菌叢のバランスが良い状態であれば、乳酸菌等の有益菌(善玉菌)が腸の働きを活発にして消化吸収を助け、養分をからだに採り入れ、ひいてはからだの免疫力を高めることに直結します。

 

 

逆に腸内環境のバランスが悪くなっていくと(悪玉菌の増殖等)すべての養分を分解することができず、そのままからだの外に排出してしまうのです。

 

 

先に述べたように、細菌群は宿主との共生関係をもつようになった固有の腸内細菌叢です。一般的に食事など外からの摂取により腸内菌を増やす事よりも、むしろ自身の腸内菌の環境を整えていく為に発酵食などの積極的な摂取が重要であり、そこは意外と広く知られていないことでもあります。

 

 

 

「雪室ぬか」の美味しさと根強い人気のわけ

 

 

1.厳選した原材料と、こだわりの生ぬかを使用している

雪室で貯蔵した特別栽培の新潟県産コシヒカリのぬか、新潟県の景勝地である「笹川流れ」の海水で作った塩、焼津産のかつおパウダー、北海道産の真昆布と日高昆布。

 

 

すべての材料にこだわり何度も試作を重ねた結果、驚くほど美味しく、自慢の味に仕上がりました。また、一度加熱した炒りぬかを使用しているものが多い中、 本品は新鮮な生ぬかを使用することで、 ぬか本来の風味を大切にしています。

 

 

 

2.からだにやさしい大幅な減塩(塩度約2.5%)を実現!

一般的なぬか床は雑菌の繁殖を抑えるために、生ぬかを加熱殺菌した炒りぬかを使用し、さらに塩分濃度を高くするなどして雑菌を抑制しています。

 

 

雪室ぬかに使用している、低温増殖性乳酸菌ウオヌマ株は、「塩分濃度6%以下での活動が活発」「雑菌が繁殖しにくい冷蔵庫内の温度で繁殖する」という特徴があります。

 

 

このため加熱殺菌をしていない生ぬかでも、冷蔵庫内で保管することにより、低温増殖性乳酸菌ウオヌマ株が勢いよく増殖し優勢となり、雑菌の繁殖を抑制します。

 

このため、一般的なぬか床のような塩分濃度(10〜15%)にする必要がなく、新鮮な生ぬかの美味しさと、からだにやさしい大幅な減塩(2.5%)を実現することができました。

 

 

 

 

3.においが気にならない

ぬか床に使用される一般的な乳酸菌は、中温性乳酸菌(20〜30度くらいが適温)とされており、常温保管に適しています。そうすると、同じ温度帯を適温とし、においの原因になる産膜酵母・酪酸菌が増殖します。

 

 

一方でウオヌマ株の場合は低温でも増殖します。そのため冷蔵庫で保管した場合、産膜酵母と酪酸菌の増殖を低減させたまま、乳酸菌を増やすことができるため、においが気にならないぬか床になります。

 

 

 

 

4.混ぜる頻度が少なくて済む

ぬか床を混ぜなければならないのは、前述の産膜酵母・酪酸菌が増殖しすぎてしまわないようにする(好気性の酵母に酸素を与えない、酪酸菌を酸性度の高い乳酸菌の中に混ぜ込む)ことが目的です。しかし、この雪室ぬかの場合は、低温で保管するので産膜酵母・酪酸菌が増殖しづらく、結果的に混ぜる頻度が少なくて済みます。(1週間に1回程度で充分です)

 

 

 

 

5.酸っぱくなりすぎない

ウオヌマ株の「pHの低下が少ない」という特長のため、一般的なぬか漬けに比べると酸味が抑えられます。

 

 

 

ずぼらな私でも美味しく楽しい!ぬか床ライフ

 

 

冒頭でもお伝えしましたが、エコデパ社内でも「雪室ぬか」のファンが多く、たくさんのスタッフがぬか漬けライフを楽しんでいます。

 

 

そのうちの一人である私は、これまでに何度か市販のぬか床にチャレンジしたことがあります。ただ、ズボラな性格のせいで、お手入れに失敗。ぬか床をダメにしてしまったことがあります。

 

 

そんな私が、もう一度ぬか床ライフを始めるきっかけになったのが「雪室ぬか」です。冷蔵庫で保管できるという安心感と、かき混ぜの頻度の少なさから、負担なく楽しく続けられています。

 

 

そして何より他では味わったことのない、フレッシュなぬかの風味!初めて食べた時には驚きました。洗わずにぬかごと食べられるので、ぬかの減りが早いのが悩みの種です。でもそれだけぬか自体が美味しいという証拠でもあります。

 

 

「ぬか床をダメにしてしまったことがある」、「思うような味のぬか漬けにならなかった」という方にも、ぜひ一度お試しいただきたいぬか床です。

 

 

格別な美味しさの「雪室ぬか」でぬか床ライフを楽しみませんか?

 

 

>「雪室ぬか」はこちら

 

 

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ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と5歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

気温差が大きい季節を心地よく、今ほしい秋のファッション

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。この一週間でまた一つ季節が進み、秋らしさを感じるようになりました。

 

 

毎年この季節になると、毎日のコーディネートに悩みます。朝晩は半袖だけだと肌寒く、日中は長袖だと少し暑かったり。同じように、衣類の調整が難しいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

そこで今回は、気温差が大きい秋を心地よく過ごすファッションアイテムをご紹介します。

 

 

 

国産ニットのアイテム

 

・ドライタッチで秋から着られる、国産ニットカーディガン

 

 

貴重な国産ニットのカーディガン。ほどよく表情のある編地はベーシックアイテムに味わいを添えます。ボタンを全てしめても身体のラインを拾わない、リラックスした着用感。

 

 

 

 

肩線を後ろにずらすことで肩にフィットし快適に。細部までこだわった、特別な一枚です。

 

 

 

 

>「オハツキウール ウラメカーディガン」はこちら

 

 

 

・個性的で落ち着きのあるボーダーが、大人の装いのポイントに

 

 

 

ドライタッチの国産ニットでつくった、個性的なニュアンスのあるボーダー柄ストールです。両サイドの自然なカーリング、さりげないフリンジがポイント。
両端のボーダーは左右違う柄で、コーディネートのアクセントにおすすめです。

 

 

 

 

「オハツキウール ウラメカーディガン」とあわせて、アンサンブルのような使い方ができます。

 

 

>「オハツキウール ボーダーフリンジストール」はこちら

 

 

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オーガニックコットンのアイテム

 

・柔らかなダブルガーゼでつくった、年齢も体型も選ばないシャツ

 

 

 

細い糸を使ってダブルガーゼに仕立てた、着心地の良いシンプルなシャツです。とても軽くて着心地がよく、肩口・身幅はゆったり。袖口も腕が曲げやすいように広めにとってあります。

 

 

 

 

また、少し長めの丈はからだのラインを隠しつつスタイルよく見せてくれます。ウエストをインしても出しても、合わせやすい丈に仕上げました。すべては、気持ち良く長く着るためのデザインです。

 

 

>「オーガニックコットン ふんわりダブルガーゼシャツ」はこちら

 

 

・お出かけやリビングで、着心地、着回し力抜群の上品シルエット

 

 

カットソー素材の中でも特に伸縮性が高く柔らかいフライス編みの生地を使用し、しっとりとした肌触り。着心地、着回し力抜群の上品シルエットで、体を締め付けることのない快適な着心地です。

 

 

 

 

肩の後ろにはたっぷりとしたギャザーが入っており、肩から腕周りを美しく見せてくれます。体型を選ばないゆったりとした着こなしで、部屋着としても外出着としても。

 

 

 

 

チュニック丈のワンピースなので前を開ければ軽い羽織として、オーガニックコットンレギンスとバランス良くワンピースとして着用頂けます。

 

 

>「オーガニッコットン フライスワンピース」はこちら

 

 

 

・インドアでもアウトドアでも、たくさん着回したいパーカー

 

 

生地にオーガニックコットン100%を使ったパーカーです。裏生地がふんわり起毛してあり、薄着でも温かいのが魅力です。

 

 

 

 

またコンパクトですっきりとしたフォルムで、子どもっぽくならずに着こなせるのも嬉しいポイント!肌寒い時にさっと羽織れます。

 

 

>「オーガニックコットン パーカー」はこちら

 

 

 

厚手のレギンスで足もとに温もりを

 

 

肌に触れる面には快適なオーガニックコットンを使用。また表面には摩擦に強い糸を使うことで、耐久性も重視した縫製になっています。

 

 

 

 

>「オーガニックコットン レギンス」はこちら

 

 

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次のページでは「秋の衣替え」のポイントや、衣類の虫よけについてご紹介します。

 

 

 

いつものお家ごはんが楽しみになる、「ごはんのおとも」と「台所道具」

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。朝晩涼しい日が多くなり、だいぶ過ごしやすくなりました。猛暑が落ち着いたからか、隠れていた食欲も帰ってきたような気がします。

 

 

「食欲の秋」とも言われるこれからの季節。行楽シーズンということもあり、旅先での食も楽しみの一つではないでしょうか。ただ、今年は遠出は控えるという方も多くいらっしゃるかと思います。

 

 

そこで今回は、お家ごはんがさらに美味しく、楽しみになる「ごはんのおとも」と「台所道具」をご紹介します。

 

 

 

ごはんをおかわりしたくなる「ごはんのおとも」

 

乳酸菌で腸を健やかに!ぬかごと食べられる「雪室ぬか」

 

「雪室ぬか」

 

 

新鮮な生ぬかと雪国生まれの乳酸菌を使った、エコデパオリジナルのぬか床。塩分が気になる方にも嬉しい、大幅な減塩(塩度約2.5%)を実現しました。冷蔵庫内で漬けられ、かき混ぜは週1回程度でOK!

 

 

「雪室ぬか」

 

 

ぬかごと食べられて、格別の美味しさです。「雪室ぬか」で手軽に美味しく腸活を!

 

 

>「雪室ぬか」はこちら

 

 

 

大正2年創業、素材にも製法にもこだわった老舗の佃煮

 

「江戸前生のり佃煮」

 

 

「遠忠食品」は東京・日本橋に本社を構え、大正2年の創業以来、伝統の直火炊き釜で佃煮やお惣菜を製造しています。化学調味料や保存料、着色料などの添加物は一切不使用。

 

 

熟練の職人の技術と経験で、その日の天候・温度・素材の状態を見極めて、熱い釜につきっきりで火加減を微妙に調節しながら炊き上げます。それにより醤油の香ばしさを素材にのせ、ふっくら仕上げることができるのです。

 

 

 

 

直火釜は火加減の調整が難しく経験と熟練が求められますが、そのぶん素材の状態や天候によっても微調整が出来るため、繊細な味に仕上げられます。また蒸気釜と直火釜では煮炊きの際に釜内部の対流に大きな違いがあり、直火釜のほうがふっくらと炊けるため香ばしさも良くなります。

 

 

また、安全で豊かな生産物を作る里海・里山を育む環境活動にも積極的に参画しています。作り手も食べる人もみんなが幸せになる佃煮。ぜひ、温かいごはんにのせてお召し上がりください。

 

 

・江戸前生のり佃煮

 

「江戸前生のり佃煮」

 

 

江戸前(千葉県木更津産)の生のりを使用した、なめらかな舌触りの「江戸前生のり佃煮」。生のりならではの風味をお楽しみください。

 

 

「江戸前生のり佃煮」

 

 

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・梅のり佃煮

 

「梅のり佃煮」

 

 

生のり佃煮に奈良県産の練り梅をあわせました。風味豊かで少量でごはんがすすみます。

 

 

>「梅のり佃煮」はこちら

 

・青唐辛子のり佃煮

 

「青唐辛子のり佃煮」

 

 

伊勢湾産と浜名湖産のり、国産青唐辛子を合わせた、ごはんがすすむピリ辛ののり佃煮です。

 

 

>「青唐辛子のり佃煮」はこちら

 

 

 

・ごはんにもお酒にも合う「ほたるいかの姿煮」

「ほたるいかの姿煮」

 

 

富山湾をはじめ日本海の北陸沿岸で水揚げされたほたるいかを使用。ほたるいかの旨味を生かし直火釜でじっくり炊き上げました。ほたるいかの旨味と風味を堪能できる奥深い味わいの一品です。そのままごはんのおともに、お酒のおつまみにも最適です。

 

>「ほたるいかの姿煮」はこちら

 

 

・国産しょうがとおかかのふりかけ

 

「国産しょうがとおかかのふりかけ」

 

 

国産の生姜を細かく刻み、かつお節をバランス良く混ぜ合わせて煮込んだ、ウェットタイプのふりかけ。生姜のピリ辛風味とかつお節の凝縮した旨味が、後をひく美味しさです。

 

 

「国産しょうがとおかかのふりかけ」

 

 

そのままごはんにかけても、おにぎりにも。納豆や冷奴の薬味としてもおすすめです。

 

 

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・国産ちりめんオリーブ

 

「国産ちりめんオリーブ」

 

 

瀬戸内海産のちりめん(いわしの幼魚)をオリーブオイルとりんご酢で和えました。噛むほどにちりめんの旨味が感じられ、松の実の食感とバジルの風味が食欲をそそります。

 

 

「国産ちりめんオリーブ」

 

 

そのままごはんのおともとして、サラダ・冷奴のトッピング、オードブルに、またパスタに混ぜても美味しくお召し上がりいただけます。

 

 

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・国産きゃらぶき

 

「国産きゃらぶき」

 

 

岩手県産の自生のふきを収穫直後に塩蔵することで、灰汁(あく)がなく、食感の良いきゃらぶきに仕上げています。そのままごはんと一緒に食べても、お茶漬けにしても美味しくお召し上がりいただけます。

 

 

>「国産きゃらぶき」はこちら

 

 

 

やっぱり欠かせないのは、美味しいごはん

 

「宮城県登米産ひとめぼれ」

 

 

宮城県の北東部に位置する登米市で栽培された「宮城県登米産ひとめぼれ」。登米市は白鳥の飛来地として有名な「伊豆沼・内沼」(ラムサール条約に指定)や、一級河川である「北上川・迫川」の恵みのもと、豊かな耕土が形成されています。そんな恵まれた環境の中で、農薬や化学肥料をできるだけ少なくして栽培した、特別栽培米です。

 

 

「ひとめぼれ」は、「コシヒカリ」と「初星」を掛け合わせて出来たお米で、粘りの強さと飽きのこない甘みが特徴。粘り、甘み、ツヤ、うま味、香りのトータルバランスに優れていて、ひと言でいえば「オールマイティーなお米」です。

 

 

「宮城県登米産ひとめぼれ」

 

 

炊き上がりはふっくら、食感はもっちりとしていて、冷めてもモチモチ感があるためお弁当などでも美味しくお召し上がりいただけます。

 

 

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次のページでは、いつものごはんが一層美味しくなる「台所道具」をご紹介します。

 

 

そのムズムズ、秋の花粉かも?おうちでできる花粉対策のセルフケア

 

 

こんにちは、エコデパジャパンの目代です。秋の訪れを感じたかと思えば、真夏に逆戻りしたような厳しい残暑。台風の発生による気圧の変化もあり、体調がゆらぎがちです。

 

 

またこの時期、多くの人を悩ませるのが「秋の花粉」。くしゃみや鼻水などの症状にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?春の花粉に比べるとクローズアップされにくいですが、実は夏〜秋にかけて飛ぶ花粉がいくつもあります。

 

 

そこで今回は秋の花粉と、おうちでできる花粉対策のためのセルフケアについてご紹介します。

 

 

 

日本の花粉症の状況について

 

いまや日本の花粉症の患者数は2000万人もいると言われ、5〜6人に1人の割合です。また子どもの花粉症も増加傾向にあり、5〜9歳の13.7%がスギ花粉症で、この割合は10年で2倍に。

 

 

日本でスギ花粉症の患者数が急増したのは、1970年代以降とされています。その背景には、戦後の復興のために行われたスギの植林があります。

 

 

植林されたものの、外材が安く輸入されるようになったことで、スギが建材として活用される機会が減少しました。スギは樹齢30年から本格的に花粉を作るといわれ、その活用の場を失い手入れをされなかったスギが、1970年以降花粉を大量に飛ばしはじめたのです。

 

 

 

季節ごとの花粉の分類

 

花粉症の原因となる花粉には色々な種類があり、季節ごとに次のように分類されます。今の時期(8月〜9月)は特にブタクサによる花粉症が疑われることが多いようです。

 

 

春:スギ、マツ、ヒノキ、サワラ、コナラ

(スギ)

 

 

初夏〜夏:カモガヤ、オオアワガエリ、ヒメガマ、イネ

(カモガヤ)

 

 

夏〜秋:ブタクサ、ヨモギ、ススキ

(ススキ)

 

 

 

花粉症の不快な症状をやわらげるには?

花粉症の症状は吸い込む花粉の量によって強くなっていきます。そのため対策の基本は「花粉」を体に入れないこと。

 

 

また、花粉症を含めたアレルギー疾患に共通することですが、食生活の乱れや睡眠不足など、不規則な生活で自律神経が乱れやすい人は花粉症になりやすいとされています。

 

 

そのため、暮らしの中で極力花粉を体に取り入れない工夫と、生活習慣の改善が花粉対策の要と言えるようです。

 

 

 

花粉を体に取り入れないための工夫

 

・マスクを着用する

花粉症対策に欠かせないものと言えばマスク。辛い症状があると「本当に効果があるの?」と疑いたくなることもあるかもしれません。ですが、実際にマスクの着用は花粉症に効果があるとされています。

 

 

ある実験で3万個の花粉を散布して、目や鼻の粘膜に着く花粉の数を調べられました。それによると、マスクなしの場合は1,848個、普通のマスクを着用した場合537個、花粉症用のマスクを着用した場合304個という結果に。

 

 

普通のマスクでも3分の1弱に、花粉症用のマスクで6分の1まで減っており、マスク着用の効果が分かります。

 

 

 

・メガネを着用する

目からの花粉の侵入を防ぐためには、メガネの着用がすすめられています。マスクと同様の実験では、メガネなしの場合791個、普通のメガネを着用した場合460個、花粉症用のメガネを着用した場合280個という結果が出ています。

 

 

普通のメガネでも6割程度に減少、花粉症用のメガネでは3分の1強まで減っています。マスクに比べると着用のハードルが高いメガネですが、花粉症対策としては花粉症用のメガネの着用がおすすめです。

 

 

 

・帽子をかぶる

花粉症対策における帽子の着用は、マスクやメガネと同じぐらい重要とされています。髪の毛は花粉が付着しやすく、髪の毛についた花粉は目や鼻に入って、アレルギー症状を引き起こします。そのため、外出の際は帽子をかぶるようにしましょう。

 

 

また、髪が顔にかかるスタイルの場合は髪を束ねるようにします。そして帰宅後はすぐに髪の毛を洗うことも対策の一つです。

 

 

 

・衣類に付着する花粉にも気をつける

花粉が気になる季節には、綿やシルクなど花粉がつきにくく落としやすい素材の衣類がおすすめです。スウェードやファーなどの起毛素材、ウールは花粉がつきやすいので避けましょう。

 

 

衣類への花粉の付着を防ぎたい場合には、衣類用の静電気防止スプレーが効果的。

 

 

 

花粉の付着予防に!爽やかな森の香りのファブリック用スプレー

 

「フィトンα消臭ミスト」

 

 

 

植物の成分で布製品を消臭するミストタイプのスプレー。帯電防止効果があるので、衣類やカーテンへのホコリや花粉の付着も防止します。

 

 

「フィトンα消臭ミスト」

 

 

また、空間に漂う気になるニオイにスプレーして、エアフレッシュナーとして使うこともできます。お試しや携帯用にぴったりの「ミニ」や、大容量でお得な「詰替用」もございます。

 

 

>「フィトンα消臭ミスト」一覧はこちら

 

 

 

・洗濯物は室内干しにする

花粉は屋外に干した洗濯物にも付着します。そのため花粉が飛散する時期は、できるだけ室内干しを。部屋干しの洗濯物のニオイが気になる場合は「洗濯用フィトンαエコタイプ」がおすすめです。

 

 

 

花粉の季節の部屋干しに、フィトンαの力で消臭&抗菌!

 

 

 

「洗濯用フィトンα」は植物由来成分の働きで洗濯物の雑菌・バクテリアを除去し、洗剤だけでは落ちにくいニオイを大幅カット。汗のニオイや加齢臭などのニオイもスッキリします。

 

 

 

 

投入時に感じられる清々しい森の香りは、乾いた後にはほとんど残らないのも人気のポイントです。さらに着用している間にも消臭・抗菌効果が続く優れもの。お試し用におすすめの「ミニ」「詰替用」もございます。

 

 

 

※洗濯用の消臭・抗菌剤で、洗剤や柔軟剤ではありません。

 

 

「洗濯用フィトンα エコタイプ」

 

 

>「洗濯用フィトンαエコタイプ」はこちら

 

 

 

それでも鼻のムズムズが気になったら?

 

鼻のムズムズが気になる方や、「眠気や喉の乾きなどの副作用が心配で、お薬は使いたくない。」という方におすすめしたいのが「天然アミノ水 鼻ぬ〜る」です。

 

 

卵白由来の天然成分で季節のムズムズをスッキリ!

 

 

 

卵白から生まれた新しいタイプの花粉対策グッズ「天然アミノ水 鼻ぬ〜る」。鼻に塗るだけでムズムズ感がすっきり!

 

 

 

 

副作用がなく、お子さまや妊娠中の方でも安心してご使用いただけるのも大きなポイントです。ハウスダストや黄砂などによるムズムズにお悩みの方にもおすすめです。

 

 

「天然アミノ水鼻ぬーる 15ml」

 

 

>「天然アミノ水鼻ぬーる15ml」はこちら

 

 

また、アロマを使ったセルフケアもおすすめです。

 

 

 

風邪や花粉の気になる季節に!マスクにスプレーしても◎

 

「ハイパープランツ(HYPER PLANTS)ナチュラルハーブスプレー レスピレーション」

 

 

「ハイパープランツ(HYPER PLANTS)ナチュラルハーブスプレー レスピレーション」は樹木系の中にさっぱりとした刺激のある香りの、スプレー型のコロンです。

 

 

季節の変わり目や花粉のとびかう時期におすすめです。着色料、保存料、合成香料は一切使っていません。スプレーの他にも、「エッセンシャルオイル」「入浴剤」もございます。

 

 

>「ハイパープランツ(HYPER PLANTS)ナチュラルハーブスプレー レスピレーション」はこちら

 

 

>「ハイパープランツ(HYPER PLANTS)レスピレーション」シリーズはこちら

 

 

 

マスクの除菌に!消臭効果もある「フィトンα除菌スプレー」

 

「フィトンα除菌スプレー」

 

 

フィトンチッド(植物揮発成分)のチカラで、除菌効果を発揮する「フィトンα除菌スプレー」。除菌剤など化学薬剤は一切不使用で、環境にやさしいミストタイプの除菌スプレーです。布マスクをはじめ、ドアノブやトイレ周り、机や椅子の除菌にもお使いいただけます。

 

 

フィトンαの他に、ティーツリー油やユーカリ油なども配合し、さわやかな香りで花粉の時期に重だるくなりがちな気分をリフレッシュします!

 

 

「フィトンα除菌スプレー」

 

 

>「フィトンα除菌スプレー」はこちら

 

 

こめかみや鼻の周りに、スッキリした香りのスキンケアバーム

 

「メドウズ(meadows)オーガニックエレファントバーム」

 

 

オーガニックミツロウを主成分として、マカダミアナッツオイルと5種類のエッセンシャルオイルをバランス良く詰め込んだスキンケアバームです。こめかみや鼻の周りにサッとひと塗りすれば、スーッとした香りでスッキリ爽やかに。風邪や花粉対策が必要な時期におすすめです。

 

 

かばんや化粧ポーチにすっぽり入るサイズですが、一般的な使用方法で、約2ヶ月前後ご使用いただけます。また、本商品の売上の一部は象の保護団体「エレファントファミリー」に募金されます。

 

 

>「メドウズ(meadows)オーガニックエレファントバーム」はこちら

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は秋の花粉症対策のためのセルフケアをご紹介しました。暮らしの中の工夫で、花粉の季節を心地よく過ごしていきたいですね。

 

 

 

 

<参考文献>
・大久保公裕「専門医に聞く『新しい治療とクスリ』」、2018、論創社
・荻野善之「花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵」、2017、株式会社主婦の友社

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と5歳の子どもとの3人暮らし蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

第2回 世界から飢餓をなくす、を目標に。#ゼロハンガー2020

 

 

料理研究家の枝元なほみさんのご逝去のお知らせを受け、スタッフ一同、感謝とともに、謹んでお悔やみ申し上げます。ー2025.3.12

 

 

 

第2回
世界から飢餓をなくす、を目標に。
#ゼロハンガー2020

 

 ちょうど今、自分で焼いたパンを食べたところです。おいしかったんですよぉ、むふふふふ。昨日は冷凍庫で半年以上出番を待っていた煮りんごを詰めてアップル・シナモン・ロール。今日はこれまた残り物のソーセージを入れたソーセージロール。やるじゃない私、ってお腹だけでなく自信までいっぱいになりました。

 

 

 実は、小麦粉が少しだぶついておりました。以前、有機栽培の農家さんから、小麦粉を譲ってもらっていたからです。でも、実はなんだかパン焼きはめんどくさい気がして一日伸ばしにしていました。

 

 その後しばらくしてコロナ渦に突入。薬局でマスクや消毒液やトイレットペーパーが売り切れた、スーパーの棚からはホットケーキミックスや小麦粉もなくなった、というニュースが流れました。「おやまあ、小麦粉まで、、、」と、なんだかその時私、パン焼きを面倒くさがった自分を棚に上げて、空になった棚に思いを馳せました。

 

みんなそんなにパンを焼くの?お好み焼き作りまくるの?

 

 きっと今になって、小麦粉が余っているお家、結構あるんじゃないかな。友人とそんな小麦粉について話をするうちに、どうやらあれは<つられ買い>だったんじゃないか、という結論になりました。「なんか買っておかなくちゃ、ってみんな思ったのよ。」そうか、もし食べるものがなくなったら困るものね。でも、実際は私たち、たくさんの食べ物を余らせたりほったらかしたり捨てたりもしているんですよね。

 

 この9月1日から、国連の食料支援機関WFPのゼロハンガーチャレンジというキャンペーンが始まりました。食品ロスをなくして世界の飢餓をなくそう、という取り組みです。

 

 全世界で生産される食料は、毎年およそ40億トン。地球上の全人口を賄うのに十分な量があるにも関わらず、先進国ではあまりものは捨てられ、開発途上国では貧困や気候変動、紛争などの影響で食料が足りなくなる「食の不均衡」が起きているそうです。世界では9人に1人が飢えている一方で、食料生産量の1/8が廃棄されている現状。日本の食品ロスは約610万トン、これは世界全体の食料支援、約420万トンよりも多い量。

 

 

 

そこで、10月16日の世界食料デーに合わせて9月10月の2ヶ月間に<#ゼロハンガー2020>という食品ロスを減らす取り組みがなされます。

 

 具体的には、食品ロスゼロにチャレンジして,フェイスブックやツィッター、インスタグラムなどのSNS上に投稿すると、協賛企業から1投稿あたり120円が、途上国の給食などの支援に寄付されるという仕組み。このエコデパの主催、生活アートクラブも協賛企業の一つです。

 

 なんかいいなあ、明るい取り組みだなあ、と思うのです。
理想ばっかり追いかけて、とか、できないだろうに綺麗事ばかり言って、なんて非難されることも多い今の日本の状況ですけれど、いいじゃない!理想を語れなくてなんの大人だよ、って私、思うようになりました。

 

 私たち一人一人が知って気づいて、自分の暮らしを見つめ直していくことで、世界を変える小さな力になれる。

 

 それも、<もったいない>から始めることができるって、すごくわかりやすいし取り組みやすい。

 

 子供たちの未来のために、飢餓のない世界の実現に向けて、自分のキッチンから始める取り組み、よかったらご一緒しませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、10月中旬更新予定です。お楽しみに!

 

今年は特にこだわりたい、「敬老の日」の厳選ギフト特集

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。あっという間に夏が終わり、9月になりました。

 

 

9月といえばシルバーウィーク。そして21日(月)は敬老の日ですね。これまでは会いに行ったり、一緒に食事をするという形のお祝いが多かったようですが、今年はなかなか難しいのではないでしょうか。

 

 

そのため「会いに行けない分、ギフトにこだわりたい。」という方もいらっしゃるかと思います。また「毎年何を贈ったらいいか分からない。」という声も。

 

 

 

 

そこで今回は、敬老の日の贈り物におすすめのアイテムを、贈り先様の嗜好に合わせてご紹介します。

 

 

 

あらためて、敬老の日とは?

 

 

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを目的として、1948年に祝日法として制定されました。当初は9月15日が敬老の日として定められていましたが、2003年より「9月の第3月曜日」になりました。

 

 

 

敬老の日のお祝いは何歳から贈るべき?

お祝いをはじめる年齢は、特に定められていません。そのため、何歳からお祝いをすればいいのか、悩んでしまうことも。

 

 

楽天市場(楽天株式会社)が実施した『敬老の日 ホンネ調査』によると、「あなたは何歳からが敬老の日に言われる対象だと思いますか?」という質問に対する回答の平均は「70歳以上」でした。続いて「75歳以上」、3位は「65歳以上」という結果でした。

 

 

また、お祝いされる側は「まだ自分は敬老の日の対象ではない。」と思っている場合もあるので、それとなくご本人に確かめてみるのも◎

 

 

 

お祝いは誰から誰に贈るもの?

敬老の日は、誰から誰にプレゼントをあげるということが決まっているものではありません。一般的には、孫から「おじいさま」「おばあさま」にプレゼントをあげることが多いようです。

 

 

「年長の方を敬い、長寿を願う」行事ですので、お父さんやお母さんのために敬老の日をお祝いすることもあります。

 

 

 

もらって嬉しい贈り物とは?

 

 

同じく『敬老の日 ホンネ調査』によると、実際にもらう側のおじいさま、おばあさまに、もらったら嬉しいギフトについて聞いたアンケートでは、下記のような結果になっています。

 

 

<おじいさま>

1.お酒

2.スイーツ

3.グルメ

4.花ギフト

5.フルーツ

 

 

<おばあさま>

1.花ギフト

2.スイーツ

3.グルメ

4.フルーツ

5.ファッション

 

 

 

ランキングを見てみると、どちらかというと形に残るものよりも、食品が喜ばれる傾向にあるようです。

 

 

次のページでは、スタッフが厳選した「敬老の日」の贈り物にぴったりの品をご紹介します。

 

 

 

大人のゆらぎ肌に、美肌を育む暮らしとスキンケア

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。元気に鳴いていたセミたちも、そろそろ秋の虫とバトンタッチの頃。気温の変化からも、夏の終わりの気配を感じます。

 

 

連日の猛暑から解放されて体はホッとしているものの、なんとなくお肌の調子が不安定だと感じることはありませんか?紫外線や汗、冷房による乾燥。そういった夏の刺激によって、お肌もダメージを受けているかもしれません。

 

 

そこで今回は、大人のゆらぎ肌を整え、美肌を育てるための生活習慣とスキンケアについてご紹介します。

 

 

 

スキンケアの前に、まずは生活習慣の見直しを

 

 

 

お肌のためにすること、というと第一に「スキンケア」を思い浮かべるのではないでしょうか。たしかにスキンケアはその名の通り、お肌のためのケアです。

 

 

しかし「いつもと同じスキンケアをしていたのに、お肌が不調になった」ということはありませんか?私たちのお肌はからだ全体の健康と深く結びついています。そのため内臓の不調や自律神経のバランスが崩れていては、どんなにスキンケアを徹底しても、お肌の調子は整いません。

 

 

そして私たちの健康は食事や睡眠、運動など、普段の生活習慣によって作り上げられています。まずはいつものライフスタイルの見直しからはじめることをおすすめします。

 

 

 

・食事

 

 

お肌をつくる基礎になるのは、他でもない毎日の「食事」です。まずは食事の内容をチェックしてみましょう。

 

 

忙しい日々の中で、私たちの食事は炭水化物に偏りやすくなっています。例えばランチのメニューになりやすいパスタやラーメンなどの麺類や、おにぎりや丼、そしてパン。これらは意識してサラダなど、もう一品を追加しないと野菜や肉類の栄養が不足しがちです。

 

 

お肌のために意識して摂りたい成分は緑黄色野菜に含まれる「βカロテン」です。βカロテンには優れた抗酸化作用があり、お肌の老化防止に役立ちます。

 

 

βカロテンが豊富な野菜

にんじん/かぼちゃ/ブロッコリー/ほうれん草 など

 

またお肌のハリを支えるコラーゲンは、タンパク質から作られています。食事の中でしっかりとタンパク質をとることも大切です。他にもビタミンCや、便通を整えるのに役立つ食物繊維の摂取も欠かせません。

 

 

食事の基本はいろいろな食品をバランスよく食べること。毎日の食事が偏りがちになっていないか、振り返ってみましょう。

 

 

 

・睡眠

 

 

食事の次に見直したいのは睡眠習慣です。睡眠中はお肌の再生が行われている時間です。眠りにつくと、はじめの3時間で成長ホルモンが分泌され肌の細胞分裂が活発になります。その時間帯に質の高い睡眠を確保することが大切なのです。

 

 

平日の忙しさから、週末に寝だめをしたくなりますが、お肌の再生という面から見るとあまり効果的とは言えません。普段から質の高い睡眠をとれるよう生活リズムを整えたり、寝る前のリラックスタイムを作るなどしてみましょう。

 

 

睡眠については以前の記事で詳しくご紹介しています。そちらも合わせてご覧ください。

 

 

>合わせて読みたい「朝の目覚めをスッキリと、夏の眠りを心地よくする4つのポイント」

 

 

 

・運動

 

 

お肌を健やかに保つためには、角質層が新しく生まれ変わるターンオーバーを活発することが大切です。そのためには日頃から適度な運動を心がけるようにします。

 

 

運動をすることで血行が良くなり、全身の新陳代謝がアップします。なかなか時間が作れない場合には、家事や仕事の合間にストレッチをしたり、10分〜20分程度のウォーキングからはじめてみても◎屋外での運動の際は熱中症対策や紫外線対策をお忘れなく!

 

 

 

あらためて知りたい、スキンケアのこと

 

いつも何気なく行っている洗顔や、保湿。あらためてその方法を振り返るタイミングといえば、お肌の不調を感じた時ではないでしょうか。

 

 

お肌のためを思って行っている毎日のスキンケアが、逆にお肌の負担になっているかもしれません。

 

 

・クレンジング、洗顔

 

メイク落としはたっぷり使い、肌への摩擦は最小限に

メイク落としの量が少ないと、摩擦が強くなり肌への負担になります。パッケージなどに記載されている適量を使うようにしましょう。

 

 

 

ゴシゴシせず、洗いすぎない

丁寧すぎるクレンジングは肌を傷めてしまいます。アイメイクなど落ちにくいメイクを落とすためにゴシゴシこすってしまうと、シミやシワの原因に。クレンジング(メイク落とし)の段階では洗いすぎに注意し、その後必要に応じて石けんなどで洗顔を行いましょう。

 

 

またクレンジング剤はお肌につけている時間が長いほど、負担もかかるので手早く行うことが大切です。

 

 

 

水気はタオルで優しく、押さえるように拭き取る

せっかく優しくクレンジングをしたのに、タオルでゴシゴシ拭いてしまっては、お肌へのダメージになってしまいます。水気は優しく押さえるように拭き取るようにしましょう。

 

 

 

メイク落としの成分も確認する

メイク落としには油と水を馴染ませるための界面活性剤が含まれており、質と量によってお肌への刺激の強さが異なります。成分を確認してお肌の状態にあったものを選ぶようにしましょう。

 

 

 

成分は米ぬかと小麦ふすまだけ!W洗顔不要のクレンジング

 

「米ぬか酵素 洗顔クレンジング(70g)」

 

 

成分は米ぬかと小麦ふすま(ぬか)だけ。 今までの石鹸や合成界面活性剤とは全く違い、有益微生物の力で洗浄します。米ぬかに含まれる有益微生物が活性化することで、皮脂や汚れを分解し、お肌のキメを整えます。

 

 

「米ぬか酵素 洗顔クレンジング(70g)」

 

 

メイク落としと洗顔が同時にできて、ウォータープルーフのマスカラもしっかりオフ! 毛穴の汚れや角栓を落としながらも、お肌の潤いはしっかりキープします。

 

 

また、微生物は流されたあとも残って水や水道管までもキレイに。人と地球に優しい製品を考え抜いた新しい洗浄剤です。

 

 

>「米ぬか酵素 洗顔クレンジング(70g)」はこちら

 

 

 

「米ぬか酵素 洗顔クレンジング 詰替えパック」

 

 

エコでお得な詰め替え用もご用意しています。

 

 

>「米ぬか酵素 洗顔クレンジング詰替えパック」はこちら

 

 

 

うるおい成分たっぷり!のびのよいミルクタイプのクレンジング

「アルテ オーガニッククレンジング」

 

植物療法の知恵から生まれたオーガニックコスメ「ARTE(アルテ)」。「ARTE(アルテ)」の製品で使われているほとんどの植物が、日本で無農薬栽培されたハーブまたは野生の植物です。

 

 

また植物エキスの抽出は、有機栽培米を発酵させたオーガニック・エタノールを使用。そのほかレシチンの原料は、遺伝子組み換えではない大豆を使い、抽出方法も合成溶剤ではなくエタノールを使うなど、とことんこだわっています。

 

 

「アルテ オーガニッククレンジング」は伸びがよく、肌に負担が少ないミルク・拭き取りタイプのクレンジングです。肌にうるおいを与える成分と肌のくすみを防止するエキスを加えました。使うたびに、しっとり感が肌に出てきます。

 

 

乾燥肌や敏感肌でお悩みの方、肌に負担が少ないタイプをお探しの方におすすめです。

 

 

>「アルテ オーガニッククレンジング」はこちら

 

次のページでは「保湿」や「手肌のケア」「紫外線対策」についてご紹介します。

 

 

 

「夏バテかな?」と思ったら、秋に向けた夏の疲れケア

 

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。お盆を過ぎ、夏も終盤にさしかかったものの、厳しい残暑が続いています。食欲不振や体のだるさなど、「夏バテ」を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

また、今はさほど不調を感じていない場合でも、秋口になってから体調を崩すことも少なくありません。秋以降の健やかな暮らしのためにも、そろそろ夏の疲れを癒すケアをはじめたいところ。

 

 

そこで今回は秋に向けて、夏の疲れの解消法や夏バテ気味の体を癒すアイテムをご紹介します!

 

 

 

あなたは大丈夫?「夏バテ」セルフチェック

 

1.「夏バテ」の自覚症状があるかチェックしましょう。

・体がだるい

・疲れやすい

・やる気が出ない

・食欲がない

・よく眠れない

・便秘や下痢をしている

・あまり汗をかかない、またはダラダラと大汗をかく

・肩まわりが重たく感じる

・足腰の冷えを感じている

 

 

2.夏バテになりやすい生活習慣をチェックしましょう。

・気がつくと冷たいものばかり口にしている

・飲み物に氷は欠かせない

・外出は素足にサンダルのスタイルが多い

・夜更かしをすることが多い

・入浴はシャワーで済ませている

・ほとんど運動をしない

 

 

いかがでしたか?もしどちらのチェック項目も多数当てはまるということであれば、夏バテのケアが必要かもしれません。

 

 

 

ただの暑さ疲れ?実はこわい夏バテについて

 

 

夏の高温多湿の環境や、室内外の温度差に体が対応できなくなり、なんとなくだるかったり、食欲不振に。このような夏に起こる体の不調が「夏バテ」です。「夏負け」や「暑気あたり」とも呼ばれます。

 

 

また夏バテをしていると熱中症のリスクも高まると言われています。夏バテ自体は「症状」でも熱中症は命の危険もある「病気」です。熱中症の予防のためにも、早めに夏バテのケアが必要です。

 

 

 

 

夏バテの原因と症状

夏バテの原因とそれに伴う症状は様々です。いくつか代表的なものをご紹介します。

 

 

・猛暑や、室内外の温度差

 

 

日本の夏は、猛暑日や熱帯夜が増え、年々過ごしにくくなっています。炎天下の屋外とクーラーの効いた屋内ではその温度差が15℃以上になることも。こんな環境では体温を調節するだけでも体力を消耗してしまいます。

 

 

温度差の大きい環境を行ったり来たりしていると、体は汗を出したり止めたり目まぐるしく切り替えをしなくてはなりません。これにより、体温調節をしている自律神経がバランスを崩し、食欲不振やだるさ、めまいなどを引き起こしてしまうことも。

 

 

 

・冷房による、からだ全体の冷え

 

 

猛暑が続く現代の夏には欠かせない存在の冷房。夏バテ予防のために冷房の使用を控え、熱中症になっていては本末転倒です。暑い時間帯はしっかりと活用したいものの、冷房による冷えも気になるところ。

 

 

冷房の効き過ぎた部屋で長時間過ごすことは、体のだるさや頭痛、肩こりなどを引き起こす場合も。

 

 

 

・冷たい飲み物、食べ物の摂りすぎ

 

 

暑い日が続くと、冷たいものやさっぱりしたものばかりしたメニューを選びがち。冷たいものの摂りすぎは、胃腸の働きを低下させ、消化不良や食欲不振を引き起こします。

 

 

 

・運動不足

厳しい暑さの中でのハードな運動は、命の危険も伴うため控える必要があります。また日常生活の中でも外出を控えたり、いつもは徒歩や自転車で行く買い物も、この時期は車を使うこともあるのではないでしょうか。このように、夏は運動量が減少しやすい季節です。

 

 

運動量が少なくなると、代謝や筋肉量の低下が生じるため、冷えを感じやすくなったり免疫力が下がってしまうことも。

 

 

 

・寝苦しさや夜更かしによる寝不足

暑くて寝苦しい夏の夜は、寝つきが悪くなったり途中で目が覚めてしまったりと、睡眠の質が悪くなりがち。

 

 

また普段から夜更かしの習慣がある場合も注意が必要です。生活リズムの崩れや寝不足が続くと疲れがとれず、夏バテ悪化の原因に。

 

 

 

 

次のページでは今日からはじめられる、「夏バテケア」の方法やアイテムをご紹介します。