スタッシャーでむらなく、ふっくら漬けられる 2024年版「自家製 白梅干し」

 

 

スタッシャーでむらなく、ふっくら漬けられる

2024年版「自家製 白梅干し」

 

 

2024年の梅干しは完熟梅を使用し、美しい仕上がりを目指しました。スタッシャーでむらなく、ふっくら漬けられます。

 

 

・使用したスタッシャーの種類:スタッシャー・L

 

 

材料(つくりやすい量)

・完熟梅(王隠堂のものを使用)  1kg
・塩  130g(梅の重量の13%)

 

 

作り方

 

1. 梅をやさしく洗い、ざるに上げる。

 

 

 

 

 

 

2. 木綿などで水気をふきとり、へたを竹串で取る。

 

 

 

 

 

3. スタッシャーに梅、塩を交互に入れる。かるく口を閉じて軽くゆすり、まぜる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4. 空気を抜くようにして口を閉じる。

 

 

 

 

 

 

 

5. 2kgの重し(ペットボトルの水や塩など)をのせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

6. 梅酢(水分)があがってきたら、冷蔵庫におく。

 

 

 

 

 

 

 

 

\梅雨明けしたら、晴天がつづく日を待って梅漬けを干しましょう。/

 

 

 

 

 

 

7. ザルを消毒し、梅を取り出して並べる。梅酢(水分)は残して口を閉じる。

 

 

 

 

 

8. 3日間風通しの良い場所で梅を干す。夜は部屋に取り込む。梅酢も、殺菌し保存性を高めるため、口を閉じたスタッシャーごと干す。外に干せない場合は、日当たりの良い場所におく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9. 3日目、梅の水分が抜けて乾いたら完成。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10. 梅干しと梅酢はそれぞれスタッシャーで冷蔵保存しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夏の髪を健やかに、頭皮や髪質に合ったシャンプーの選び方

 

 

こんにちは、エコデパジャパンの目代です。いよいよ本格的な夏を迎え、汗による頭皮のベタつきやかゆみ、紫外線によるダメージなど、髪のお悩みを感じやすい季節になりました。

 

 

季節による変化だけではなく、年齢を重ねることで髪質が変化し、これまで使っていたシャンプーが合わなくなったと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

そこで今回は、ご自身に合ったシャンプーを探しているという方に向けて、健やかな頭皮と美しい髪を育むためのシャンプー選びのポイントと、エコデパおすすめのシャンプーをご紹介します!

 

 

 

頭皮の状態に合ったシャンプーの選び方

 

 

 

ダメージヘアやボリューム不足など、髪のお悩みを感じた時に、多くの方がはじめに行うのがシャンプーやコンディショナーの見直しではないでしょうか。そもそもシャンプーは「髪を洗う」のではなく、「頭皮を洗う」ものです。頭皮の汚れや皮脂を落として清潔にし、頭皮を健やかに保つことが大切です。

 

 

シャンプーは大きく分けて「アミノ酸系」「石けん系」「高級アルコール系」の3つのタイプに分けられますが、ポイントは頭皮にあったものを選ぶことです。

 

 

・アミノ酸系

アミノ酸から作られる洗浄剤。頭皮への負担が少ない。他の2種に比べて洗浄力がやや弱いとされ、丁寧に洗うことが大切です。頭皮が乾燥気味の方にすすめられます。

 

 

・石けん系

石けん成分で作られた洗浄剤。洗浄力は高いものの、頭皮への刺激は弱いとされています。パサつきやきしみが生じやすいので専用のリンスを併用することをおすすめします。頭皮の状態は正常〜オイリーな方に適しています。

 

 

・高級アルコール系

市販のシャンプーで最も多いのがこちら。鉱物油や動植物油脂などから作られる洗浄剤。泡立ちに優れ洗浄力が高い分、刺激が強いため、地肌に残るとトラブルにつながることも。よく洗い流すことがポイントです。頭皮がオイリーな方に向いているようです。

 

 

 

自然由来成分98%以上!髪や頭皮をいたわる「アミノ酸系シャンプー」

 

「japonmielオーガニックはちみつシャンプー/トリートメント」

 

 

髪に優しい日本ハチミツをはじめ、オーガニックのアルガンオイルやオリーブオイル、椿オイルなどの保湿成分を配合した「japonmiel オーガニック はちみつシャンプー/トリートメント」。

 

 

 

 

シャンプーには洗浄成分として、オーガニック認証「COSMOS」で唯一使用が認められているアミノ酸系の界面活性剤「ココイルグルタミン酸」を配合しました。トリートメントもセットで使うことで頭皮環境を整え、髪のぱさつきを抑え、ふんわりツヤめく美髪へ導きます。

 

 

「japonmiel オーガニック はちみつシャンプー」

 

 

髪と頭皮の健康を第一に考え、アミノ酸にこだわった「japonmiel オーガニック はちみつシャンプー」。特にココイルグルタミン酸は、オーガニック認証「COSMOS」で 唯一使用が認められているアミノ酸系の界面活性剤で、 とても低刺激。髪や頭皮をいたわりながら優しく汚れを落とします。

 

 

 

 

エコデパで人気のアイテムで、口コミ評価は「4.8」と高評価!また、エコデパスタッフにも愛用者が多く、私もその一人です。最近はショート〜ボブスタイルなので、シャンプーだけでも十分しっとりとした洗い上がりに。

 

 

ロングヘアで髪が細い9歳の娘も一緒に使っていますが、シャンプーの香りと泡立ちのよさがお気に入りのようです。また髪を洗っている時や、乾かす際に髪が絡まらないのも嬉しいポイントです。

 

 

>「japonmiel オーガニック はちみつシャンプー」はこちら

 

 

 

「japonmiel オーガニック はちみつトリートメント」

 

 

また、同シリーズのトリートメントは希少な日本はちみつを始め、オーガニックのアルガンオイルや オリーブオイルなどの保湿成分や、17種類のアミノ酸を含み美髪効果の高いホワイトバーチ(北海道産)を配合。髪に潤いとツヤをもたらし美しい髪へと導きます。

 

 

 

 

>「japonmiel オーガニック はちみつトリートメント」はこちら

 

 

シャンプーの詰替用とトリートメントは、便利でお得な定期購入もご用意しております!

 

 

>「定期購入商品」一覧はこちら

 

 

 

洗浄力があって、スッキリとした洗い上がりの「石けんシャンプー」

 

100%自然由来成分で肌にやさしい、パックスオリーのヘアケアソープ

 

「パックスオリー ヘアソープ 450ml」

 

 

パックスオリーはフレッシュなオリーブオイルを配合した100%自然由来成分で地肌、お肌にやさしいブランドです。オレイン酸リッチのフレッシュなオリーブオイルを使用し、石けん由来の濃密な泡で地肌の皮脂をすっきり落とします!

 

 

石けん原料には持続可能なパーム油(RSPO認証油)を使い、ボトルにはバイオマスプラを一部使用しています。

 

 

>「パックスオリー ヘアソープ 450ml」はこちら

 

 

 

「パックスオリー ヘアコンディショナー 450ml」

 

 

あわせて弱酸性の専用ヘアコンディショナーを使用することで、うるおいヴェールが地肌の乾燥、かゆみ、フケを抑え、健やかな地肌を育み、本来の艶やかな髪へ導きます。

 

 

シャンプー、コンディショナー、どちらもスパイシートワイライト(夕暮れ)の香りで、洗う時にはスパイシーな爽やかさが広がり、洗い上がる頃には草花の華やぐ香りが寄り添います。眠りにつくまでほのかに残る温かみのある香りが、一日の終わりのリラックスタイムを演出します。

 

 

>「パックスオリー ヘアコンディショナー 450ml」はこちら

 

 

「パックスオリーシリーズ詰替用」

 

 

パッケージに一部リサイクルPETを使用した、サスティナブルな詰替用もご用意しています。

 

 

>「パックスオリーシリーズ」の詰替用はこちら

 

 

 

ボトルレスが嬉しい!髪も体も洗える「シャンプーバー」

 

「フェアリーリング」シリーズ

 

 

エコデパでお取り扱いしている「シャンプーバー」は天然由来成分を原料とし、合成界面活性剤や防腐剤、合成香料、鉱物油などは一切不使用です。頭皮やお肌に負担をかけたくない方にもおすすめです。また、「シャンプーバー」一つで髪も体も洗えるのも嬉しいポイントです!

 

 

ボトルレスで、プラスチックの使用削減につながる

 

 

 

「シャンプーバー」は固形石けんなのでプラスチックのボトルは必要ありません。さらに、紙のパッケージに包まれているものが多く、プラスチックの使用削減につながります。また、シャンプーのボトルに比べて省スペースにもなり、バスルームや洗面所がシンプルに!

 

 

 

「シャンプーバー」の使い方のポイント

 

「シャンプーバー」を使ってシャンプーをする際のポイントは、お湯で髪全体を流しながら丁寧に予洗いをすること。その後、「シャンプーバー」を優しく髪にこすりつけて髪を洗います。洗い終わったら、たっぷりのお湯でしっかりとすすいでください。

 

 

また、「シャンプーバー」は使っているうちに、外側が柔らかくなって溶けやすくなることも。そのため、使いやすい大きさにカットしてからご使用になることをおすすめします。

 

 

「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」をカットしてみました!(4つにカットしたうちの2つ)

 

 

カットした残りは「スタッシャー」などに入れて、高温多湿の場所を避けて保管を。

 

 

「stasher(スタッシャー)/クリア Sサイズ」

 

 

>「スタッシャー」シリーズ一覧はこちら

 

 

 

シャンプーバーは、バスルーム内に置いたままにすると溶けやすくなってしまいます。ご使用後はバスルームから出して、通気性のいいソープトレーなどの上に置いておきましょう。

 

 

「SOAPTRAY&WASHBOARD」

 

 

「SOAPTRAY&WASHBOARD」は、貴重な国産の広葉樹ブナ材を使用したソープトレーです。接地面が小さいから水切れがよく、洗面台にも水が溜まりません。

 

 

「SOAPTRAY&WASHBOARD」

 

 

また、ミニ洗濯板としても使え、衿や袖の汚れ、下着や靴下など洗濯機に入れる前に洗濯板でこすっておくとガンコな汚れも落ちやすくなります。

 

 

>「SOAPTRAY&WASHBOARD」はこちら

 

 

 

肌への刺激が少ない、植物油100%ベースの「フェアリーリング」シリーズ

 

「フェアリーリング シャンプーバー モイスト【しっとりタイプ】」

 

 

「フェアリーリング」シリーズのシャンプーバーは、敏感肌や乾燥肌の地肌にやさしい100%植物油からできた無添加の固形全身用石けんです。職人が40日熟成のコールドプロセス製法(※)で手作りしています。

 

 

(※)「コールドプロセス製法」・・・鹸化を非加熱で行い、自然乾燥・熟成させることで油脂分を劣化させず、保湿成分であるグリセリンをはじめ原料の栄養成分が損なわれにくい製法です。

 

 

 

 

合成界面活性剤・防腐剤・発泡剤・化学合成色素・合成香料・パーム油・鉱物油・動物材料一切不使用。低刺激でお肌にやさしく、皮膚にうるおいを与え、頭皮・毛髪をすこやかに保ちます。

 

 

「フェアリーリング シャンプーバー リフレッシング【さっぱりタイプ】」

 

 

さらに、保湿効果を高めるためにホホバオイルとヨモギ葉エキスを加え、しっとりとした洗い上がりを目指しました。しっとりタイプとさっぱりタイプをご用意しております。

 

 

>「フェアリーリング シャンプー&コンディショニングバー シリーズ」はこちら

 

 

 

また、「フェアリーリング シャンプーバー」とあわせて使用したいのが「フェアリーリング コンディショニングバー」です。

 

 

「フェアリーリング コンディショニングバー」

 

 

髪を保護する機能成分と髪に栄養を与える植物油、ミツロウを配合したコンディショニングバーです。合成界面活性剤・防腐剤・発泡剤・化学合成色素・合成香料・パーム油・鉱物油・動物材料一切不使用。

 

 

「フェアリーリング コンディショニングバー」

 

 

水を一切使わず石鹸での洗髪後のきしみ感を緩和し、ツヤ、コシ、ハリを与えます。

 

 

>「フェアリーリング コンディショニングバー」はこちら

 

 

 

アボカドオイル配合、最上級の洗い上がりを実現した「オラン・ク・オラン オレンジ」

 

「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」

 

 

熱を加えないコールドプロセス製法で、熟成に1ヶ月以上の時間と手間をかけて作られている「オラン・ク・オラン」シリーズの石けん。2024年4月8日放送のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」で紹介され話題に!

 

 

自然に出来上がったグリセリン(お肌をしっとりさせる成分)がたっぷり含まれており、加熱による油脂の劣化もありません。

 

 

さらに、「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」には、別名ミラクルツリーと呼ばれる薬木の「ニーム」が配合されています。皮膚の再生や、はりを保つ効果があり、シャンプーに使用した場合は、フケの予防効果が報告されています。オレンジにニームオイルの持つナッツのような香りがプラスされ、独特の甘くさわやかな香りです。

 

 

また、保湿効果が高くお肌をやわらかくする効果がある「アボカドオイル」と、同じく保湿効果がある「ココナッツクリーム」を贅沢に使用することで、最上級の洗い上がりを実現しました。

 

 

 

 

身体に優しいものだけを厳選し、保存料や着色料、香料などの添加物は一切使用していません。赤ちゃんから大人まで、家族みんなでお使いいただけます。

 

 

「オラン・ク・オラン」の石けんには「カユプティ」「ジャワティー」もございますが、シャンプーとしてお使いになる場合には「オレンジ」がおすすめです。

 

 

>「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」はこちら

 

 

 

天然成分100%!伝承ハーブそのもので洗う、粉末タイプのシャンプーも

 

「アユール ネイチャーウォッシュ ハーブシャンプー」

 

 

素材そのままで洗う天然100%の粉末タイプのシャンプー。髪にハリやコシ、ツヤを与える、トリートメント効果のあるハーブを配合しました。石油化学成分は一切不使用で、アミノ酸系や石けん系シャンプーとも異なる新しいヘアケアアイテムです。

 

 

 

 

天然洗浄成分「サポニン」 が肌に刺激を与えず、汚れをしっかり落とします。髪質に合わせて、「さっぱりタイプ」「ノーマルタイプ」「しっとりタイプ」の3種類からお選びいただけます。

 

 

「さっぱりタイプ」・・・洗い上がり軽やかサラサラに

「ノーマルタイプ」・・・あらゆる髪質にしっとりサラサラ

「しっとりタイプ」・・・ダメージ、くせ毛に潤い艶やか

 

 

 

 

<ご使用方法>

1.ハーブシャンプーを容器に適量入れ、お湯を加えて溶かします。

2.頭皮をマッサージするように洗い、髪になじませます。

3.最後にお湯をかけて、しっかり洗い流します。

 

 

一般のシャンプーのように泡だてて洗うタイプではありませんが、しっかりした洗浄力があります。洗面器にためて、髪や頭皮をつけ洗いをすると、より効果的です。

 

 

>「アユール ネイチャーウォッシュ ハーブシャンプー」はこちら

 

 

 

「アユール ネイチャーウォッシュ ハーブシャンプー 専用ボトルセット」

 

 

専用のボトルがセットになった「アユール ネイチャーウォッシュ ハーブシャンプー 専用ボトルセット」もございます。

 

 

>「アユール ネイチャーウォッシュ ハーブシャンプー 専用ボトルセット」はこちら

 

 

 

また、この「アユール ネイチャーウォッシュ ハーブシャンプー」と合わせてお使いいただきたいのが「頭皮用美髪オイル アユール ヘアリペアオイル」です。

 

 

「頭皮用美髪オイル アユール ヘアリペアオイル」

 

 

五千年もの時を越え語り継がれたハーブの智恵を1本のヘアオイルに凝縮。古代インドから続くレシピを忠実に守り、惜しみなく手間をかけて作られました。

 

 

 

 

頭皮に塗ることで、髪に潤いとハリ・コシ・ツヤを与え、しなやかに輝く髪に導きます。ベタつかずサラッとお使いいただけます。

 

 

 

 

<ご使用方法>

1.指先にオイルをつけます。

2.頭皮の分け目に添って塗ります。

3.指の腹ですりこむように頭皮マッサージを行います。シャンプーの30分前や、おやすみ前に行うと効果的です。

 

 

ダメージレベルに応じて頭皮に多めに塗布してください。(伝統ハーブを高濃度に含有しているため独特な香りがします。)

 

 

「頭皮用美髪オイル アユール ヘアリペアオイル」

 

 

容量はお試しにぴったりの10ml、100mlからお選びいただけます。

 

 

>「頭皮用美髪オイル アユール ヘアリペアオイル」はこちら

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回はシャンプー選びのポイントと、お肌や髪へのやさしさにこだわった、エコデパおすすめのシャンプーをご紹介しました!この機会に毎日使うシャンプーを見直してみませんか?

 

 

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<参考文献>

(※)浜中聡子『「女性の薄毛・抜け毛」お悩み解消BOOK』、2011年、株式会社主婦と生活社

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で長野県在住。
夫と9歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

今年は大発生!?知っておきたい「カメムシ」の生態&対策方法

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。初夏から秋に発生し、いやなニオイを放つ「カメムシ」。害虫の中でも特に不快に感じる方が多いのではないでしょうか?また、果樹やお米など、農作物への被害も問題となっています。

 

 

そんな衛生害虫・農業害虫に分類されるカメムシですが、今年は大量発生が予測されており、農林水産省が発表する「病害虫発生予察情報」では、30都府県に果樹カメムシ類の注意報が出されています。(2024年6月21日時点)

 

 

そこで今回は日々の暮らしの中で役立つカメムシの生態と、上手に付き合っていくための対策方法について特集します!

 

 

 

カメムシの生態と大発生のメカニズム

 

 

 

悪臭を放つことから、嫌いな虫として名が上がりがちなカメムシ。洗濯物を取り込む際に、衣類に付着していたカメムシを招き入れてしまい、部屋中にあのニオイが漂ってしまった…という経験がある方も多いのではないでしょうか?

 

 

また、気温が低くなってくると、暖かい室内へ侵入しようと、窓枠のサッシの隙間などから入り込み越冬することも。

 

 

 

 

そんな私たちの暮らしに身近なカメムシですが、その多くは植物に依存して生活しているとされています。植物は栄養を吸収するだけでなく、植物に集まる昆虫などを捕食したり、産卵を行うために重要な環境です。

 

 

そのため、多くのカメムシの生活の場である植物の生育状態や、それに影響を及ぼす天候によってカメムシの発生量が変化すると言われています。

 

 

たとえば「スギ花粉が多く飛散するときにはカメムシが大発生する」と言われ、それは果樹害虫としてのカメムシが、スギやヒノキの球果(実)から養分を吸収、繁殖するためとされています。

 

 

 

 

また、高温で日照時間の長い夏は、スギの球果の成長を早めるだけでなく、カメムシの発育を早め、増殖率を高めることにもつながります。その結果、翌年に新成虫が大発生するということです。

 

 

一方で、カメムシの中には環境にやさしい、生物農薬として期待される種もいます。生態系や生物多様性の面からも、やみくもに駆除するのではなく、カメムシの生態を理解して、上手に付き合っていくことが大切ではないでしょうか。

 

 

 

カメムシ対策のポイント

 

・窓や玄関を開け放ったままにしない

 

 

 

カメムシは窓や玄関を介して室内に侵入します。長時間開け放ったままにしないように注意しましょう。

 

 

・洗濯物や干した布団は振り払うようにしてから取り込む

 

 

 

カメムシは色の明るいものや、温度の高いところを好むため、外に干された明るい色の洗濯物に取り付きやすいという性質があります。洗濯物や干した布団を取り込む際は、ほこりを払うような形で振り払ってから室内に入れるようにしましょう。

 

 

・室内に入ってしまった場合は刺激をしたり、つぶしたりしない

 

 

 

カメムシは刺激を与えない限り悪臭を放つことはありません。もし室内に侵入されてしまった場合に、ほうきで掃いたり、掃除機で吸ったり、つぶしてしまうとニオイが放たれてしまいます。紙コップなどを使ってそっと捕獲し、外に逃すなど対処しましょう。

 

 

・カメムシを寄せ付けないアイテムで対策をする

 

「フィトンαカメムシよけスプレー」

 

 

「フィトンαカメムシよけスプレー」は、植物の持つフィトンチッド効果を利用した、カメムシの忌避対策スプレーです。カメムシの苦手な香りであるミントや、防虫効果の高いニームなどの植物成分を配合し、カメムシを寄せ付けません。クサギカメムシに対する忌避効果試験では、忌避率88%という結果が出ています。

 

 

あらためて、「フィトンチッド」「フィトンα」とは?

 

農薬成分などの化学薬剤を使用していない「植物成分の防虫剤」。なぜ防虫効果を得られるのでしょうか?その秘密は「フィトンチッド」にあります。

 

 

 

 

「フィトンチッド」は森林の植物、主に樹木が自分で作り出して発散する揮発性物質で、植物や微生物、昆虫、動物、人にいろいろな形で働きかけます。植物に対しては、根から地中に「フィトンチッド」を出して、他の植物が自分の根の回りにはびこってくるのを防ぎ、自分のテリトリーを守る働きをします。

 

 

害虫などに対しては、葉や幹をかじられないように、害虫の嫌いな「フィトンチッド」を作って身を守ります。木を腐らせて、ぼろぼろにしてしまう木材不朽菌でも、歯の立たない木もあります。それは、このような木が木材不朽菌に対して抵抗力のある「フィトンチッド」を含んでいるからです。

 

 

「フィトンチッド」には防虫効果に加えて、抗菌や消臭、リフレッシュ作用もあり、上手に利用することで私たちの暮らしを健康的で豊かなものにしてくれます。

 

 

そして、屋久島原生林の空気に含まれている「フィトンチッド」を科学的に分析し、開発されたものがエコデパでおなじみの「フィトンα」です。

 

 

 

 

30数種類の植物の精油をブレンドすることで、1種類の樹木では得られなかったリラックス効果・消臭・抗菌・防虫の効果が得られます。「フィトンα」は、多くの植物がお互いにおぎなって、共生している、森林そのものなのです。

 

 

>「フィトンα」製品一覧はこちら

 

 

「フィトンαカメムシよけスプレー」

 

 

そんなフィトンαの力でカメムシを忌避する「フィトンαカメムシよけスプレー」。殺虫成分は一切不使用なので、網戸やサッシ、ベランダの手すりや外壁など、気になる場所に手軽にスプレーしてご使用いただけます。

 

 

「フィトンαカメムシよけスプレー」

 

 

>「フィトンαカメムシよけスプレー」はこちら

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は、今年大発生が予測されているカメムシの生態と対策方法についてご紹介しました!その姿、ニオイに悩まされる前に対策をはじめませんか

 

 

 

<参考文献>

・農林水産省「病害虫発生予察情報(令和6年の果樹カメムシ類の注意報の発表状況)」(2024年6月21日時点)

・野澤雅美「カメムシおもしろ生態と上手なつきあい方」一般社団法人農山漁村文化協会、2016年

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で長野県在住。
夫と9歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ