枝元なほみさんの新連載、公開間近!

 

 

 

自由な発想で生み出されるおいしい料理と、気さくな人柄が人気、「エダモン」の愛称でテレビに雑誌に大活躍の料理研究家・枝元なほみさん。

 

 

料理研究家としての仕事の傍ら、社団法人チームむかごを設立して農業生産者をサポートする活動や生産者支援、被災地支援、脱原発、食品ロス×飢餓ゼロ~の呼びかけ等、様々な活動に積極的に取り組んでいます。

 

 

なにより役者時代のからだ全体から伝わってくる豊かな表現力のせいか、お話ししているとこちらまで元気になってきます。

 

 

そんな枝元なほみさんの「よもやま話し」の連載が、スタートいたします!

 

 

今回は枝元なほみさんとエコデパの出会いについて、代表よりお送りいたします。

 

 

 

 

枝元さんとの出会いは昨年7月、私が理事を担うオイシックス・ラ・大地(旧らでぃっしゅぼーやRADIXの会)のサスティナブルエコデザイン部会において、ご講演を依頼した事がきっかけです。

 

料理研究家が本職でもある枝元さんは食の専門家という立場ではありますが、台所からの目線で一人ひとりが行動できるアクションについて、お話くださいました。お仕事を通して農家さんやいろいろな方とお話をしていく中で、さまざまな食の課題に気づかれたと言います。食品の大量廃棄や農家の減少、世界の飢餓問題、そして遺伝子組換え問題のことを知り、このままいったら日本はもちろん、世界の食べ物はどうなってしまうんだろう……と心配になられたそうです。

 

私たちは日に3度、社会を変えるチャンスと向き合っているんですよ、枝元さんはこう話します。

 

「台所は社会と繋がっています。日に3食、台所で食事の用意をする都度、何を選び、何を食べて、どういう暮らしをするか、私たちは無意識に選択しています。
この時、何を選択するかが重要であり、一人ひとりがどういう未来を望むのか、を考えられれば、もしかしたら社会が変わっていくかもしれません。私たちにはそういう力があるんです。日本人は、しょうがないよね、誰かがどうにかしてくれる、という人任せな感があるように思います。わからない事や疑問があれば、少し興味を持ってその背景を知りたいし、納得の行くものでなければ自分たちの考え方から変えていく必要があります。」

 

いのちに直結する食と環境問題について、私たちには知らない事、知らされていない事が山積しています。食と環境問題は密接な関係があります。その為に、川や海、大地に環境負荷をかけない日用品も必要であり、弊社では、そういう仕事を通じた社会貢献を使命と捉えています。

 

現状に疑問を呈しつつ、変えていくエネルギーが必要で、枝元さんの様な社会活動は弊社にとっても、とても勇気付けられるアクションだと思い、すっかり意気投合、私自身、枝元ファンの一人と化した次第です。

 

この度、弊社運営のエコデパサイトにて、「エダモンコーナー」を新設し、月に一度、連載コラムを書いて頂く様お願いし、快諾を頂きましたので、ご報告も兼ねご紹介させて頂きます。

 

未来よりいまを優先する社会、メディアから日々発信される情報をなんとなく聞き流している中で、遠くの問題から目を背ける「無関心さ」に一刻も早く気付き、ちょっとした「優しさ」と「勇気」をもって、そこからの脱却を図らなければ世の中は変わらないと思います。

 

それを変えていく原動力は未来に対する責任でもあると思います。

 

SDG’sの考え方が徐々に浸透してきていますが、これは企業経営のあり方だけでなく、消費者一人ひとりの意識や価値観も連動してくるはずです。

 

そういう情報発信活動を共有する意味で枝元さんのコラムにご注目ください。

 

 

2020年8月5日

有限会社生活アートクラブ

代表取締役 富士村夏樹