美しい海を守るために、私たちができる「脱プラアクション」ー食器洗い編ー

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。日本でレジ袋が有料になって、3ヶ月が経過しました。今ではレジ袋よりも、エコバッグを利用される方が圧倒的に増えたように感じます。

 

 

そもそもこの「レジ袋の有料化」は、世界的に問題になっている「プラスチックによる海洋汚染」の解決策の一つとして実施されました。エコデパではそういった家庭単位でのエコ活動が、地球環境を守り、育むための一歩だと考えています。

 

 

レジ袋の削減以外にも、家庭で簡単にできる「脱プラアクション」がいくつもあります。例えばペットボトル飲料を買わないようにしたり、買った場合はリサイクルをすること。食器や掃除用のスポンジ、ラップの素材を見直すこと。また、プラスチック製のお弁当箱やお箸を木製に替えてみることも、そのアクションの一つです。

 

 

ただあまりに過激に「脱プラ」を推進すると、暮らしに支障が出ることもあるかもしれません。また、「脱プラ」への気持ちが強くなり、本当にプラスチックが必要な誰かのことまで非難したくなることもあるのではないでしょうか。

 

 

海洋プラスチックごみ研究の第一人者である磯辺篤彦氏も著書「海洋プラスチックごみ問題の真実」の中で、「極端な予防原則は、考え方として危うさを伴うことを知っておくべきだ」と述べられています。

 

 

プラスチックは様々な面で私たちの暮らしを便利にしました。ペットボトルを例にすれば、衛生面や輸送の面です。水道の蛇口をひねれば飲用水が出てくる日本では忘れがちですが、世界には水道水が飲めない地域が数多くあります。

 

 

 

 

このペットボトルがあったからこそ、きれいな水を衛生的な状態で、さらに低コストで輸送することができたのです。私たちはそういったプラスチックの社会への大きな貢献も忘れずに、これからは未来を見越した使い方、捨て方を考え、実行していかなければならないのはないでしょうか。

 

 

また、「脱プラアクション」をはじめとしたエコ活動は、個人単位だと環境への貢献度が頼りなく見えるかもしれません。しかしレジ袋の削減のように広く普及し、何億人、何十億人の人が日常的に行ったとしたら。そのインパクトは大きく、確実なものになる可能性があります。

 

 

そこで「いつもの、読みもの」では「美しい海を守るために、私ができる『脱プラアクション』」と題して、お家で簡単にできる「脱プラアクション」をご提案してまいります。第一回目の今回は、改めてプラスチックの海洋汚染問題について触れながら、これからの時代の「食器洗い」についてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

あらためてプラスチックの海洋汚染問題とは?

 

 

海に大量に流入するプラスチックが、世界的な問題となっています。経済の成長や便利なライフスタイルへの移行と共に増加の一途をたどってきた、海洋を汚染するプラスチックごみ。

 

 

多くのプラスチック製品を生産、消費している日本も、無関係ではありません。国際的にも大きな責任を持つ国の一つとして、この「海洋プラスチック問題」の解決に向けて早急に対応していく必要があります。

 

 

2050年には海洋プラスチックごみは海の魚の量を上回り、消費する原油の20%がプラスチック生産に使用されると予測されています。

 

 

大量のプラスチックが日常的に利用される暮らしが当たり前になっている日本は、1人当たりの容器包装等プラスチックの発生量が世界で2番目に多いとされています。そして世界第3位のプラスチックの生産国として、世界の海洋プラスチックごみ問題の一因を作りだしていると言われているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

回収が困難なマイクロプラスチックの問題も

大きさが5mm以下の「マイクロプラスチック」による海洋汚染も問題になっています。マイクロプラスチックは二つに分類され、一つは洗顔料や歯磨き粉に含まれるスクラブ剤のマイクロビーズなどの「一次マイクロプラスチック」です。日本では2016年から化粧品メーカーによる自主規制が始まりました。

 

 

そしてもう一つは海に放出されたプラスチック製品が粉砕、細分化された「二次マイクロプラスチック」です。マイクロプラスチックはその小ささゆえに回収が困難とされ、海の生き物の体内に堆積し、ゆくゆくはその海産物を食べる人間に戻ってくるのです。マイクロプラスチックの発生抑制対策として、日本では普及啓発や廃棄物管理、リサイクルの推進等が図られています。

 

 

また私たちが家庭で日常的に使っているスポンジ。スポンジの多くはポリウレタンやポリエステルなどのプラスチックを原料とした素材で作られています。このスポンジはゴミとして捨てた後だけでなく、使い続けることで劣化し、マイクロプラスチックとなって排水されると言われています。

 

 

 

 

脱プラ素材の食器洗い用スポンジを選ぶことは、キッチンで手軽にできる脱プラスチック活動の一つです。レジ袋の削減に取り組みとともに、食器洗い用スポンジも見直してみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

これからの時代の食器洗い「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

ささ和紙糸のタオル地でできた食器洗い「SASA・WASH(ササウォッシュ)」。「ささ和紙」はクマザサの葉をパウダー状にして梳きこんだ和紙から作られた繊維で、吸水力・吸油力に優れています。そのため多少油が付着したお皿などは、洗浄剤をつけなくても、水洗いで十分きれいに洗えます。

 

 

 

 

また「ささ和紙」には天然の抗菌性がある為、使用後の生乾きタオルの菌の増殖を防ぐ効果も。一般的なスポンジに比べると泡立ちは劣りますが、素材の持つ洗浄力でしっかりと汚れを落とします。

 

 

サイズは約18.5×11cmで、扱いやすい大きさで、食器洗い以外にも、お風呂掃除や洗面台掃除にも大活躍。プラスチック製のスポンジの代替品として、自信を持っておすすめできます。

 

 

 

 

 

 

>「SASA・WASH(ササウォッシュ・食器洗い用)」はこちら

 

 

 

 

 

 

 

ー「SASA・WASH」愛用中のエコデパスタッフ山下のひとことー

 

私は、食器洗いも脱プラしたいという思いから「SASA・WASH」を使いはじめました。「コットンたわし」や「セルローススポンジ」などもある中で、私が「SASA・WASH」を選んだ理由は2つ。

 

1.素材の「ささ和紙」が持つ、天然の抗菌・防臭性。

 

2.生地に凹凸があり、シャリっとした肌触りなので、汚れが落ちそう!

 

 

実際に使用してみてまず感じたのは、汚れ落ちの良さでした。泡立ちはよくないものの、素材が油分を吸収する作用を持つ和紙なので、軽い汚れは洗剤を使わなくても簡単に落ちました。また、たわしやスポンジのザラザラ面で洗いたくないもので、汚れがこびりついている場合も「SASA・WASH」なら傷がつくことなく、汚れはスッキリ!

 

 

 

 

薄手ながら丈夫で、乾きがいいのも大きなポイントです。もう数ヶ月使用していますが、ニオイもしないので助かっています。汚れやニオイが付着した時は重曹で煮洗いをすると、ある程度きれいになります。一般的なスポンジとは違った使い心地を実感していただけると思います。

 

 

洗剤は粉石けん「美葉うぉっしゅ」をお湯で溶かして作った「プリン状石けん」使っています。生分解性が高い上、原料には食用植物油の廃油を使用した「美葉うぉっしゅ」。より環境へのやさしさに配慮した洗剤をお探しの方におすすめです。

 

 

エコデパコデパのロングセラー商品でもあり、食器洗いだけでなく、洗濯や水回りのお掃除など、暮らしの様々な汚れにお使いいただけます。

 

 

 

 

>「美葉うぉっしゅ」はこちら

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は脱プラの暮らしとして食器洗いについてご紹介しました。次回は同じく「美しい海を守るために、私ができる『脱プラアクション』」として、ラップやキッチンペーパーの代替品として注目されている「未晒し木綿」についてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

<参考文献>

・環境省 大臣官房審議官 早水 輝好「海洋ごみとマイクロプラスチックに 関する環境省の取組」、2016年

・磯辺篤彦「海洋プラスチックごみ問題の真実」、2020年7月、株式会社化学同人

 

 

 

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と5歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ