こんにちは、エコデパスタッフの目代です。立夏を過ぎ、いよいよ夏のはじまりですね。清々しい五月晴れに心地よさを感じる一方、気温が高くなってきたことで、おうちの中で発生する虫やニオイが気になりはじめる頃ではないでしょうか?
特にキッチンのごみ箱や三角コーナーは生ごみ臭が漂いがち。また、最近キッチンでコバエを見かけるようになった…という方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、夏のキッチン周りのお悩みである、コバエとニオイの対策についてご紹介いたします!
コバエの生態とその対策について
コバエと聞くと「ハエの子ども?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。コバエはショウジョウバエやチョウバエなど、小さなハエの総称です。
夏場に見かけるイメージがありますが、発生しやすい時期は3月〜11月とされ、5月もコバエが発生しやすい時期です。熟して腐った果物を好み、お酒やお酢、お漬物などにも誘引されます。生ごみで多く発生するのも特徴です。
そのため、三角コーナーやごみ箱があるキッチンは、コバエもニオイも発生しやすい場所と言えます。虫よけや消臭グッズを使用する前に、まずは発生源となりそうな場所を掃除し、清潔に保つことが大切です。
特に三角コーナーや排水口、ごみ箱などは、コバエが引き寄せられたり、卵を産みつける場所にもなるので、こまめにごみを取り除いてきれいにしておきましょう。その際、できるだけ生ごみの水気を切って捨てるようにします。
また、ワインやビールなどお酒の空き瓶・空き缶、缶詰の空き缶にもコバエが集まりやすいとされています。飲み終わったらそのままにしておかず、洗ってよく乾かしてから廃棄するようにしましょう。
防虫剤・消臭グッズを選ぶ時のポイント
市販の防虫・殺虫剤の一部には、農薬成分が使用されていることをご存知でしょうか?人に対する安全性が十分確認された上で製品化されていますし、より人体への影響が少ない薬剤に切り替わってきているのも確かです。その一方で、発がん性や環境ホルモンの疑いがある薬剤も。
また、消臭剤には合成香料が含まれているものも多く、その人工的な香りによって頭痛や吐き気などの健康被害を及ぼす「香害」も問題になっています。
特にキッチンには食品や食器、調理道具など、私たちの口に直接的に、あるいは間接的に入るものが多くあります。キッチンに限らず、私たちの暮らしの中で使う防虫剤や消臭グッズは、できるだけ健康を害する心配がなく、環境負荷の少ない成分を使ったものがおすすめです。
コバエが気になる場所にシュッ!消臭もできる「コバエよけスプレー」
植物成分がもつ天然の忌避効果で、コバエ(キイロショウジョウバエ)を寄せ付けない、コバエよけスプレーです。殺虫成分は一切不使用で、キッチンでも安心してお使いいただけます。また植物の爽やかな香りには、消臭・抗菌効果も!
トリガータイプのスプレーなので、キッチンの三角コーナーやごみ箱など、気になる場所に手軽にご使用いただけます。
コバエ対策にも!貼り付けタイプの「ごみ箱用消臭シート」
消臭効果の高い植物精油をブレンドすることにより、 ごみ箱内で混ざり合ったイヤなニオイも、効果的に中和・消臭します。 また、ごみ箱に寄り付くコバエ(キイロショウジョウバエ)をフィトンチッドの作用で忌避する効果も。
薄型のシートタイプで、両面テープで簡単にフタ裏に貼り付けられるので、邪魔になりません。 45Lのフタ付きゴミ箱に1個を目安に設置し、 月に1度交換してください。
クリーナーで排水口のニオイや、パイプのつまりをスッキリ!
排水口のイヤなニオイや詰まりが気になる時は「フィトンα パイプクリーナー」を。酸素のチカラでパイプの汚れを浮き上がらせ溶解し、排水パイプを傷めることなく洗浄。フィトンαの消臭・抗菌効果で、イヤな臭いを消臭し菌の繁殖を抑えます。 また、爽やかな森の香りが広がります。
1回分が個包装になっているので、計量の手間もなく簡単にご使用いただけます。1~2週間に1回程度を目安にお使いください。
いかがでしたでしょうか。今回はキッチン周りのコバエとニオイ対策についてご紹介しました。お掃除の工夫や植物成分の防虫・消臭グッズで、夏を心地よく過ごすための準備をはじめませんか?
参考文献
・有吉立「きらいになれない害虫図鑑」 株式会社幻冬舎(2018)
・西川勢津子/吉川翠「害虫追い出し百科」株式会社近代文芸社(1997)
ーこのコラムの書き手ー
スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で長野県在住。
夫と8歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ