寝苦しい夜も快適に、さらっとして乾きやすい「リネンの寝具」

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。梅雨明けから厳しい暑さが続いていますね。夜になっても気温も湿度も下がりにくい熱帯夜には、寝苦しさを感じることも。そこで今回は夏の眠りを快適にしてくれる、リネンの寝具についてご紹介します。

 

 

 

速乾性があり、さらっと涼やかな肌触りのリネン

 

 

 

リネンはフラックスという植物を原料に作られた天然繊維。今では寝具やタオルだけでなく、衣類としても人気です。リネンの起源は、紀元前5000~6000年ごろのエジプトと言われ、人類が作ったもっとも古い繊維であると言われています。

 

 

涼しくて、夏の日の長い地方で育つのに適していたため、その後ヨーロッパ中に広まり、暮らしになくてはならない布になりました。そんなリネンにはいくつか大きな特徴があります。

 

 

・一年を通して快適に使える

リネンの繊維は中が空洞で空気を含むことがきでるため、通気性と保温性に優れています。そのため、夏はさらりとした肌触りで心地よく、冬は暖かく、一年を通して使うことができます。

 

 

・吸水性がよく乾きが早い

リネン素材はさらりとして、爽やかな涼感があるのが大きな特性です。それはコットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散させるからです。

 

 

・丈夫で毛羽立ちが少ない

リネンは簡単な洗濯で汚れが落ち、しぼらずに干しておけばパリッとアイロンをかけたようになります。リネンは天然素材の中でも汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。世界の一流ホテルではテーブルクロスやシーツ、タオルにリネンを採用しています。さらにリネンはグラスや食器類を拭く場合に毛羽がつかないので、とても衛生的です。

 

 

・使うほど風合いがよく肌になじむ

繊維が細いためソフトな風合いになり、ドレープや、やわらかいシルエットが得られます。また、糸にリネン特有の自然な糸節(スラブ)があり、これが製品に独特な外観と風合いを与え、 その風合い、柔らかさは洗濯するほどに、また、使い込むほどにその柔らかさを増していきます。

 

・地球に優しい

リネンの原料となるフラックスは強い植物で、農薬をほとんど必要としません。地球に優しい、そして地球で暮らす生き物にも優しい、サスティナブルな素材です。

 

 

・収納の場所をとらない

薄くて軽いので、収納場所にも困りません。またかさばらないので旅行やフィットネスの際などの持ち運びにも適しています。

 

 

 

リネンの寝具なら、汗をかく季節の眠りも快適に

 

まずは定番のシーツや枕カバーから

 

 

 

汗で汚れやすい上に乾きにくい寝具は、速乾性にすぐれたリネンがぴったりです。さらりとした肌触りで夏は涼しく、また繊維に空気を含むため冬は暖かく、一年を通じて使うことができます。

 

 

洗うほどに肌になじむような柔らかさが出てきますが、毛羽立ちは少なく、ホコリがたちにくいのもリネンならでは。洗濯に強く乾きが早いので洗い替えが少なくても大丈夫。洗濯回数の多い夏にも、乾きの遅い梅雨時や冬にも重宝します。

 

 

 

・気候に合わせて使い分けられる、麻わたリバーシブルパッド

 

「麻わたリバーシブルパッド シングルナチュラル(リネン側)」

 

 

暑い季節に最適な麻わたのリバーシブルパッド。片面には「リネン」、もう片面には「ちぢみ麻」を使いました。気候にあわせて両面使い分けて利用できます。

 

 

「麻わたリバーシブルパッド シングルナチュラル(ちぢみ麻側)」

 

 

まるごと麻でできたパッドは熱がこもらず、汗や湿気をしっかり吸収し、すばやく放出します。敷布団にもマットレスにもお使いいただけます。(マットレスの厚み目安は約20cm)

 

 

「麻わたリバーシブルパッド シングルナチュラル」

 


“リネン”は使いこむほどに柔らかく肌に馴染み一年中心地よい素材。“ちぢみ麻”は触るとひんやりするラミー繊維で織っています。「しぼ」といわれる独特の凹凸は肌との密着を防ぐ効果があり、暑く湿気の多い日におすすめです。中わたも天然繊維にこだわり“麻わた”を使用しています。

 

 

“麻わた”は洗ってもへたらないように加工されているので洗濯機で丸洗いできます。ネットに入れて洗濯をすることでキルティングの糸切れや生地のすれを防げます。

 

 

>「麻わたリバーシブルパッド シングルナチュラル」はこちら

 

 

 

・優しいぬくもりの三重ガーゼケット

 

「リネン三重ガーゼケット オートミール」

 

 

リネンのしなやかさ、柔らかさを活かした肌掛けです。優しいぬくもりもあるので、夏の冷房対策にもおすすめです。寒い冬にはシーツと掛け布団の間にかけるなど、1年を通してお使いいただけます。

 

 

「リネン三重ガーゼケット オートミール」

 

 

洗うたびに柔らかくなり、風合いが増していくのもリネンならでは。サイズはシングルとハーフからお選びいただけます。

 

 

>「リネン三重ガーゼケット オートミール」はこちら

 

 

 

お子さんの肌がけにも◎エコデパ人気No.1の「リネンバスタオル」

 

 

 

「どんどん水分を吸収してくれて、すぐ乾く」というリネンの本領を発揮できるバスタオルです。寝ている間にたくさんの汗をかく夏は、湿気を帯びたシーツが不快に感じることも。そんな時は、リネンのバスタオルをシーツの上の背中の辺りに敷いておくことで、シーツの汚れ防止に。また、汗をかきやすいお子さんの肌がけとしてもおすすめです。

 

 

「リネンバスタオル(上からナチュラル、ラベンダー、白)」

 

 

カラーは自然な風合いのナチュラルと、やさしい色合いのラベンダー、清潔感のある白からお選びいただけます。

 

 

>「リネンバスタオル」はこちら

 

 

 

リネンのお手入れについて

 

 

 

おろしたてのリネン製品は比較的固いものや、シャリ感の強いもの、やわらかく加工済みのものなど様々。何度も使って洗濯をしているうち、最初のシャリ感はなくなり、やわらかでなめらかな肌触りになります。洗濯や実際に使う頻度にもよりますが、丈夫なリネンは長くお使いいただけます。

 

 

お洗濯の際は、縮みや傷みの原因となりますので、乾燥機・漂白剤・蛍光増白剤入りの洗剤のご使用はお控えください。また柔軟剤のご使用により、リネン本来の吸水性が弱まる場合があるので注意が必要です。

 

 

お洗濯後のシワが気になる場合は「半乾き」の状態で伸ばしながらアイロンを当ててください。ピシっとまっすぐになります。アイロンをかけずそのまま乾かした場合は、リネン独特のやわらかな質感をお楽しみいただけます。

 

 

 

 

>「リネン」製品一覧はこちら

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は寝苦しい夏の眠りを快適にする、リネンの寝具についてご紹介しました。吸水性抜群で乾きやすいリネンは寝具だけでなく、暮らしの様々な場面で大活躍です!この夏はリネンで心地よく過ごしませんか?

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

第12回 指輪

 

 

料理研究家の枝元なほみさんのご逝去のお知らせを受け、スタッフ一同、感謝とともに、謹んでお悔やみ申し上げます。ー2025.3.12

 

 

 

第12回 指輪

 

 

 私、指輪を一つも持っていないんです。
料理をするときに邪魔だから、という理由もありますけど、でも私、一時期ジャラジャラしたインドのブレスレットを外さない時期もあったりして、思い出して冷や汗出しました💦。
コロナの手洗い励行下の今考えたら、ありえんっ!という感じですよね、ビビります。ジャラジャラしたアクセサリーがあったら手洗いはかなりめんどうくさいし、衛生的に考えて、許せんっ!ともなりますよね、マジ冷や汗💦。指輪しないどころじゃありませんでした

 

 料理に向いている手だね、と言われることもありますが、太い指と力強い掌の私。どう考えても指輪は似合わないです。子供の頃は一年中霜焼けみたいな指だね、と言われていました。思い切りぷくぷくしていたんだろうなあ。そういえば当時流行りのオーバーオールを着た高校生の頃には、20代のお姉さんお兄さんから、「かわいいねー、トマトみたいだねー」と言われたのも覚えています。トマトがどう可愛いのか、つまりは真っ赤なほっぺたのまんまる顔だね、ということだったんです。服は、ロックスターに憧れたヒッピー系でした。

 

 <若いお嬢さん>がするであろうおしゃれには全く縁がありませんでした。女っぽい服やくるんと跳ねた巻き髪、華奢なアクセサリーなんて絶対するもんか、問題外や!だったわけでして。
<まあ、お金も全くなかったので、モテ系お姉さん風になりようもなかったわけですが>

 

 脱線し続けております。話したかったのは、指輪のことでした。
大人になった今、例えばなんでもいいから何か買いたいなんて思う時がたまにあって、デパートに行ってみたりするわけです。ああ、あれも欲しいこれも欲しい、これはどうかしら似合うんじゃないかしらなんてショッピング欲に目を爛々と輝かせるときに、あるジャンルは全く考慮しなくていいんです、それが指輪。まるで関心がないから。
そういえば女子的なブランドバッグにも宝石にも関心がない、これは楽だなあ、とあるときわかったんです。
はてしない物欲に翻弄されるときに、「あ、全然いりません、欲しくない。」とするりと削ぎ落としたように思えるってちょっと、悟っちゃった高僧のような気分。
なんて、申し訳ない。わかっております、揺るぎない俗な視点からの発言であります。

 

 でもね、このアウト・オブ・眼中、結構いいんです。
たくさんありすぎる選択肢から解放される。選ぶことの負担がなくなる。
例えば私、若い頃からイケメンにもアイドルにも興味がなく、また最近はテレビも片付けちゃいました。テレビ、よく映らなかったり、設定がすごく大変だったことが発端でしたが、そのうち観ないことに慣れてしまいました。ネットでテレビのニュースもドラマも見れる時代だし、YouTubeやNetflixもあるので、グータラ時間の配分が大きく変わったわけではありませんが、それでも、いつも同じ視点から報じられるニュースやコマーシャルを押し付けられることなく過ごせるようになりました。あるときネットで、コマーシャル付きのテレビ番組をみて、ああ私、CMやオーバーに盛っていく話の構成が嫌いだったんだ、とわかったのでした。

 

 お金をもっともっとと使わせようとする消費物質文明の、ごくごく小さな部分で自分の選択をしていると思え、溢れる情報に翻弄されないですむようになりました。
なくても困らないものが増えていく、生活がシンプルになっていく。年を取るっていうのも悪くないなあ、と指輪なしのシワの手を見ながら思っているのです。

 

 

 

 

次回は、2021年8月下旬更新予定です。お楽しみに!

 

【もう一歩先の脱プラスチックへ】エコバッグの次に私たちができること

 

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。レジ袋が有料になって1年が経ち、今では買い物の際に多くの方がエコバッグを利用するようになりました。

 

 

この「レジ袋の有料化」は、世界的に問題になっている「プラスチックによる海洋汚染」の解決策の一つとして実施されました。2050年には海洋プラスチックごみは海の魚の量を上回り、消費する原油の20%がプラスチック生産に使用されると予測されています。

 

 

 

 

経済の成長や便利なライフスタイルへの移行と共に増加の一途をたどってきた、海洋を汚染するプラスチックごみ。多くのプラスチック製品を生産、消費している日本も、無関係ではありません。

 

 

大量のプラスチックが日常的に利用される暮らしが当たり前になっている日本は、1人当たりの容器包装等プラスチックの発生量が世界で2番目に多いとされています。そして世界第3位のプラスチックの生産国として、世界の海洋プラスチックごみ問題の一因を作りだしていると言われているのです。

 

 

実は日本は一人あたりのプラスチック使用量が米国に次いで世界2位、生産量も世界3位というプラ大国なのです。また、オーストラリアの大学の研究チームによると、私たちはなんと毎週クレジットカード1枚分(5g)のマイクロプラスチック(※1)を摂取しているとか。

 

 

プラスチック自体は体外に排泄されるのだそうですが、添加されている化学物質や海の中でプラスチックに吸着する有害な化学物質が問題視されています。これらがプランクトン→小魚→大きな魚→ヒトといった食物連鎖で私たちの口に入り、体内に蓄積されていくことになるとすれば大変なことです。

 

 

欧州連合(EU)では、使い捨てのプラスチックの総量を削減しようと、2019年には企業への「拡大生産者責任」を強化しています。しかし、日本ではまだまだそのレベルには至っていません。

 

 

そこでエコデパジャパンを運営する生活アートクラブではいち早く、脱プラの問題に取り組み、まずは商品包装をプラスチックから環境負荷の少ない「森林のフィルムパック」に変更することにしました。

 

 

(※1)マイクロプラスチックとは、プラスチックが波や紫外線のエネルギーで砕け、5ミリ以下の小片になったもの。生分解性がないので、魚や二枚貝、鳥が摂取し、それをより大きな生物が摂取して生物連鎖を起こしていく

 

 

「森林のフィルムパック」

 

 

お花やお菓子のラッピングに使われているセルロースフィルム(通称セロハン)が、木などのパルプから作られていることはご存じでしたか。19世紀にフランスで発明され、大正から昭和にかけては日本でも高級食品などの包装に活用されていました。

 

 

しかし安くて便利な石油由来のプラスチックが登場すると、あっという間に取って代わられたのです。しかし、近年、プラごみ対策として、植物由来のセルロースフィルムが再びクローズアップされています。そのなかで私たちが採用したのが、イギリス製NatureFlex™(フタムラUK製)の包装用セルロースフィルム。環境保全についてきちんと考慮されていると判断したからです。

 

 

このセルロースフィルムは第一に、国際的な認証機関から生分解性を認められた資材を使っていることが挙げられます。管理された森林からの木材パルプ(再生可能な資源)を原料に作られているのです。

 

 

「森林のフィルムパック」

 

 

第二に、100%バイオマス(※2)原料のフィルムをベースに使用しているため、地球温暖化の原因とされているCO2の排出量を抑えることにつながります。第三に、土壌中で微生物の働きによって水とCO2に分解されることが証明されています。つまり家庭菜園に生ごみと一緒に埋めても大丈夫なのです。(下図参照)

 

※2 再生可能な、石油などを除いた生物由来の資源のこと

 

 

 

 

以上のことから「森林のフィルムパック」は、環境に配慮された注目すべき素材の一つだと言えますが、まだまだ完全無欠というわけではありません。たとえば、この袋は、一般社団法人日本有機資源協会(JORA)の《バイオマスマーク90》を取得していますが、バイオマス度100%ではありません。

 

 

袋状に加工する際に、石油由来の樹脂を使用せざるをえなかったからです。今後、この樹脂を植物性由来のものにステップアップしていくことも私たちは視野に入れています。

 

 

「森林のフィルムパック」

 

 

現在、「森林のフィルムパック」は自社製品(靴下や手袋などのオーガニック衣類)から順次、包装を替えていますが、状来のプラスチック包装袋に比べると、10倍ほどのコスト高。しかし、より良い製品をつくるためであれば、他社では難しいことでも果敢に取り組み、自ら小さな一歩を進めていきたいと考えています。

 

 

>「森林のフィルムパック」はこちら

 

 

 

また、レジ袋からエコバッグへの切り替えのような家庭単位でのエコ活動も地球環境を守り、育むために大切なことであると考えています。そのため、いつもの暮らしの中で脱プラスチックを手軽に実現できる「日用品」も取り扱っています。

 

 

例えば私たちが家庭で日常的に使っているスポンジ。スポンジの多くはポリウレタンやポリエステルなどのプラスチックを原料とした素材で作られています。このスポンジはゴミとして捨てた後だけでなく、使い続けることで劣化し、マイクロプラスチックとなって排水されると言われています。

 

 

 

 

脱プラ素材の食器洗い用スポンジを選ぶことは、キッチンで手軽にできる脱プラスチック活動の一つです。レジ袋の削減に取り組みとともに、食器洗い用スポンジも見直してみませんか?

 

 

 

これからの時代の食器洗い「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

ささ和紙糸のタオル地でできた食器洗い「SASA・WASH(ササウォッシュ)」「ささ和紙」はクマザサの葉をパウダー状にして梳きこんだ和紙から作られた繊維で、吸水力・吸油力に優れています。そのため多少油が付着したお皿などは、洗浄剤をつけなくても、水洗いで十分きれいに洗えます。

 

 

「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

また「ささ和紙」には天然の抗菌性がある為、使用後の生乾きタオルの菌の増殖を防ぐ効果も。一般的なスポンジに比べると泡立ちは劣りますが、素材の持つ洗浄力でしっかりと汚れを落とします。

 

 

「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

サイズは約18.5×11cmで、扱いやすい大きさで、食器洗い以外にも、お風呂掃除や洗面台掃除にも大活躍。プラスチック製のスポンジの代替品として、自信を持っておすすめできます。

 

 

「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

>「SASA・WASH(ササウォッシュ・食器洗い用)」はこちら

 

 

 

 

また、私たちの暮らしに欠かせない「ラップ」。日本では1960年に家庭用ラップの販売が開始されました。市販のラップはどれも同じように見えますが、素材が異なる場合も。主に使われているのは「ポリエチレン」や「ポリ塩化ビニリデン」などで、プラスチックを原料に作られています。

 

 

ラップは基本的には使い捨てのため、食器洗い用スポンジなどの繰り返し使うプラスチック製品に比べて、ゴミになるまでのサイクルが短いという特徴があります。

 

 

また、スーパーでお肉やお魚を買う時についてくる食品トレーと違って、ラップは丸めてしまえば量(かさ)が小さくなります。1回に捨てる量は少なく見えても、使用頻度と捨てる頻度が高ければ、自ずと廃棄量も多くなってしまうのです。

 

 

 

プラスチックゴミを減らすために、そしてよりよい未来を作っていくために、私たちはどのようにラップを使っていけばいいのでしょうか。

 

 

 

包むものの大きさ、量に合わせて使う

勢い余ってラップを出しすぎたり、汁漏れなどを心配するあまり何重にも包んでいることはありませんか?必要最低限の量を使うように心がけるだけでも、ラップの消費量は減少します。

 

 

ラップに代わるアイテムを使う

これまで当然のように食品の保管などに使ってきたラップですが、本当にラップでなければならないのでしょうか。

 

 

例えばごはんの残りを冷蔵庫で保管する際、洗って繰り返し使用できるフタ付きの容器を使えば、ラップを使わずに済みます。フタ付きの容器がない場合も、深めのお皿に入れて、ひっくり返した平皿を乗せればフタになります。

 

 

最近ではラップ代わりに使える、シリコン製のフタや「蜜ろうラップ」も見かけるようになりました。また、古くから日本で使われていた「さらし」もラップの代替品として注目されています。

 

 

 

繰り返し使えて、炊事に家事に大活躍の「未晒し木綿」

 

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

オーガニックコットンで作った無漂白のさらし。精錬工程においても石油系界面活性剤不使用なので、食品に触れたり、赤ちゃんやお肌の弱い方にも安心してお使いいただけます。

 

 

ラップ代わりに包んだり、そのまま冷凍や解凍も。もちろんふきんとしても使え、アイディア次第で用途が広がります。薄くて早く乾き、洗ってくりかえし使えるエコ製品なので、使い捨てのラップやキッチンペーパーの使用量を減らすことにつながります。

 

 

使い方の例

 

・おにぎりを握る時に

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

水で濡らして絞った「未晒し木綿」でおにぎりを握れば、炊きたてごはんでも手が熱くならず、ごはんもくっつきません。

 

 

私の場合、おにぎりは手でそのまま握るか、キッチンペーパーを水で濡らしたものを使って握っていました。キッチンペーパーを使うと手が熱くならないのはいいのですが、ラップ同様使い捨てです。また水で濡らした後、慎重に絞って広げないと破れてしまうことも。

 

 

その点、丈夫な「未晒し木綿」ならギュッと絞っても安心です。また、手に水をつけて直接おにぎりを握った時と比べて、水気がごはんに均等に行き渡るためか、ビシャッとすることもありません。6歳の娘は「さらしを使って握った方が美味しい!」と言って食べています。

 

 

・豆腐やヨーグルトなどの水切りに

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

・野菜の水気を取る時に

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

・コーヒーのドリップに

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

※二重でのご使用をおすすめします。

 

 

 

・せいろでの蒸し料理に

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

サイズは幅34cm×長さ200cm。用途に合わせてカットしてお使いいただけます。(はさみで切り込みを入れれば、裂くことができます。)

 

 

キッチン以外でも、赤ちゃんのお口拭きや沐浴布、布おむつとして。マスクの内側のあて布や、傷の手当てなど、暮らしの様々な場面で活躍します。

 

 

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

>「オーガニックコットン 未晒し木綿(2m)」はこちら

 

 

 

他にも「竹のeco歯ブラシ(馬毛)2本セット」や、繰り返し使える「アルミクールストロー 2本」など、脱プラスチックな暮らしを実現する日用品をご用意しています!

 

 

>「脱プラスチックアイテム」はこちら

 

 

 

これからも素材や製法など、サスティナビリティに配慮したアイテムを通して、人々の暮らしを豊かに、そして地球環境に貢献していきたいと考えています。エコバッグの使用に加え、毎日使用している身近なプラスチック製品の見直しをはじめませんか?

 

 

 

 

<参考文献>

・小安宏幸「地球が危ない!プラスチックごみ③」、2020年2月、株式会社汐文社

・環境省 大臣官房審議官 早水 輝好「海洋ごみとマイクロプラスチックに 関する環境省の取組」、2016年

・磯辺篤彦「海洋プラスチックごみ問題の真実」、2020年7月、株式会社化学同人

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。
蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

湿気の多い季節も快適に、ナチュラルな暮らしの「カビ対策」

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。湿気が多く、すっきりしないお天気が続いていますね。この時期の暮らしのお悩みといえば、「カビ」ではないでしょうか。

 

 

一度生えてしまうと、なかなか落とすことが難しい上、落としてもまた生えてしまうことも。そこで今回は、そんな厄介なカビを発生させないためのカビ対策についてご紹介します。

 

 

カビが生える3つの条件

 

 

 

特にカビが発生しやすいのが浴室の床やタイルの目地。また、排水口のヌルつきも、実はカビや雑菌のかたまりです。また、浴室だけでなく家の中にはカビの胞子や雑菌が浮遊しています。

 

 

カビは「水分」「栄養(油汚れや流しきれなかった洗剤やシャンプーなど)」「温度(適温)」の3つの条件が揃うと繁殖します。そのため、日々のお掃除で水分や汚れを残さないようにしたり、室内の湿度や温度が上がりすぎないよう調整することで、カビの繁殖を予防することができます。

 

 

 

化学合成成分不使用!植物の力でカビ対策

 

植物成分フィトンαの力でカビの繁殖を抑制!

 

「カビコナイ」

 

 

お風呂や窓際、キッチン、靴箱など、湿気の多いところに置くだけ。フィトンαをはじめとした植物成分が空気中に発散することで、カビが嫌がる空間(環境)を作ります。

 

 

「カビコナイ」

 

 

 

爽やかな植物の香りで消臭効果もあるので、カビ臭さなどのにおいもスッキリ。

 

 

「カビコナイ 2個入り」

 

 

>「カビコナイ」はこちら

 

 

 

ガンコな黒ずみもスッキリ!「フィトンα風呂床クリーナー」

 

「フィトンα風呂床クリーナー」

 

 

石けん成分と酸素系洗浄剤を使用した、人にも環境にも優しい風呂床用の洗浄剤です。塩素系洗浄剤のツンとしたイヤなにおいもありません。また、フィトンαとヒバ油を配合しているので、さわやかな森の香り。

 

 

「フィトンα風呂床クリーナー」

 

 

浴室内にこもった匂いもしっかり消臭し、フィトンチッドによる除菌効果もあるので、雑菌の繁殖が気になる浴室内もスッキリきれいに洗い上げます。

 

 

>「フィトンα風呂床クリーナー」はこちら

 

 

 

天然ヒノキの香りで、押入れの中を消臭&カビ対策

 

「ひのきの香り 押入れ消臭バッグ(2個セット)」

 

 

ヒノキの自然な香りがさわやかな押入れ用消臭剤です。ヒノキの精油と間伐材チップを使用し、汗などのイヤな臭いを消臭します。ヒノキの精油にはカビの抑制効果もあるので、お布団を清潔に保つことができます。

 

 

「ひのきの香り 押入れ消臭バッグ(2個セット)」

 

 

化学薬剤は一切使用していないので、換気の必要もなく、お肌に直接触れるお布団の近くに安心して設置ができます。「詰め替え用」もございます。

 

 

>「ひのきの香り 押入れ消臭バッグ(2個セット)」はこちら

 

 

 

靴のニオイ&カビ対策に!収納保管にも

 

「フィトンα靴用消臭ウッドパック」

 

 

国産スギの間伐材に消臭・抗菌効果の高い植物精油を染み込ませた、靴用の消臭剤「フィトンα靴用消臭ウッドパック」脱いだ靴の中に入れるだけで、植物精油のもつ消臭・抗菌効果で、臭いの元を中和消臭し、 雑菌の繁殖を抑えます。

 

 

また、湿気を吸収する効果もあるので、汗や梅雨時で湿気がこもってしまった靴をしっかり吸湿。カビ対策としてもおすすめです。脱いだ靴のニオイが気になっていた玄関もスッキリします。

 

 

「フィトンα靴用消臭ウッドパック」

 

 

化学薬剤は一切使用せず、主成分は100%天然成分。お子さまのシューズケアにも安心してご使用いただけます。片足に1個を目安に使用し、約2〜3ヶ月に1回交換しましょう。(効果期間は、気温や湿度などの使用状況によって異なります)

 

 

>「フィトンα 靴用消臭ウッドパック」はこちら

 

 

 

青森ひばの力で、カビ対策・防虫・消臭

 

「青森ひば精油&チップセット」

 

 

天然の青森ひばの香りが楽しめる、チップと精油をセットにしました。青森ひばには虫よけ効果の他に、カビ予防や消臭、リフレッシュ効果があります。靴箱や押入れなど、カビの発生が気になる場所におすすめです。

 

 

チップの香りがとんでしまったら、青森ひば精油を垂らすことで再び香りを楽しむことができます。

 

 

>「青森ひば精油&チップセット」はこちら

 

 

 

カビが生えてしまった時は?

 

中性の汚れであるカビは、酸素系漂白剤で落としてから、除菌効果の高い洗浄剤で再発生を予防しましょう。

 

 

こびりついた汚れや除菌に「酸素系漂白剤」

 

「酸素系漂白剤」

 

 

その名前から衣類の漂白のイメージがありますが、油汚れに強く、除菌力もある優れもの。カビ落とし、排水口や洗濯槽の汚れ落しとしても活躍します。

 

 

<酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いの方法>

60℃のお湯2Lを入れたバケツに、小さじ1の酸素系漂白剤を溶かし、バスグッズなどのカビが気になるアイテムをつける。

※バケツやつけ置きをするものの耐熱温度に注意しましょう。

※アルカリ度が高いので、丁寧にすすぎましょう。

 

 

>「新漂白剤 酸素系漂白剤 1kg」はこちら

 

 

 

汚れ落としや、カビ予防に「アルカリウォッシュ」

 

「アルカリウォッシュ(1kg) 」

 

 

重曹と炭酸塩の中間の物質であるアルカリウォッシュ (セスキ炭酸ソーダ)は、重曹より洗浄力があり、炭酸塩より肌への刺激が少ない物質です。食品に触れる場所や、直接肌に触れる場所の洗浄に、安心してお使いいただくことができます。

 

 

また、水に溶けやすい成分なので、水道水に溶かすだけで簡単にアルカリウォッシュスプレーができます。スプレーはカビだけでなく、油汚れを落とす際にもおすすめです。

 

 

 

<アルカリウォッシュスプレーの作り方>

準備するもの
・水500ml
・市販のスプレー容器
・アルカリウォッシュ小さじ1杯(5g)

 

市販のスプレー容器で、簡単に作れます。割合としては、500mlに小さじ1(5g)です。容器の大きさによって、10:1の割合で作ってください。スプレー容器にアルカリウォッシュを入れ、水道水で溶かすだけ。2週間~1ヶ月くらいで使い切れる量を作りましょう。

 

 

 

・バスタブや風呂桶、風呂椅子などの汚れに

汚れが気になる箇所には、スプレーをしてキッチンペーパーを貼り付け、更にキッチンペーパーに滴るほどスプレーをします。1時間程度置いてからキッチンペーパーを外し、スポンジで擦ってください。

まだ汚れが気になる場合は、もう一度キッチンペーパーを貼り付け、スプレーをして置いてください。アルカリウォッシュスプレーでこまめにお掃除しておくと、汚れが付着しにくくなります。

 

 

 

・お風呂のフタなどのカビ汚れ

お風呂のフタにスプレーを振りかけると、汚れが浮き出てきます。その後、スポンジや古い歯ブラシなどで擦ると、黒い汚れが取れます。全体的にスプレーをして、スポンジで一通り擦れば、キレイに落ちます。また、こまめにアルカリウォッシュスプレーでお掃除しておくと、カビが生えにくくなります。

 

 

 

>「アルカリウォッシュ(1kg) 」はこちら

 

 

また、お試し用にぴったりの「ミニ」もご用意しております。

 

 

「アルカリウォッシュ ミニ(50g)」

 

 

>「アルカリウォッシュ(50g) 」はこちら

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回はこの時期気になるカビ対策についてご紹介しました。カビが生えてしまう前に、対策をはじめましょう!

 

 

>「梅雨の暮らしを心地よく」特集はこちら

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

第11回 花

 

 

料理研究家の枝元なほみさんのご逝去のお知らせを受け、スタッフ一同、感謝とともに、謹んでお悔やみ申し上げます。ー2025.3.12

 

 

 

第11回 花

 

 

 子供の頃、6月の花といったら紫陽花でした。子供たちには今でもやっぱりそうなのかな。
折り紙を小さく切って貼り付けたり、花びらひとひらづつをいろいろな淡い紫や水色で描いたりしたものです。学校の行き帰りに、紫陽花をじっくり眺めました。
梅雨空の色、雨の色、傘の色に映える紫陽花の色のグラデーションを考えました。
花の色、それも季節の色を考えると、紫や水色って特徴的だったのかもしれないです。
チューリップの赤や黄色、黄色いまん丸のひまわり、やっぱりまん丸に開いたピンクやオレンジのガーベラ、大きなダリアやマリーゴールド。子供心を沸き立たせる元気色の花々、名前を知らなくても、頭の中にある花たちはそんな色で咲き誇っていたんです。

 

 そうして少し大人びてからは、白い花、ひっそり咲く花なんていうのに自分を重ねて見るようになったりして。春の雪柳やこでまりが大好きです。いいなあ。大好きだなあ。
あっそうだ、もちろん桜を無視するわけにはいきません。大好きです、桜。もう気が気じゃなくなる。桜が咲く、いつまでもつ、いつ観にいく、桜の頃は胸騒ぎの季節です。
でもね、枝垂れた枝に連なって咲く小さな白い花々も、いいですよねえ。
いけないいけない、そんなふうに思い出していたら、コブシや木蓮やハナミズキや、ああ、木にさく花たちが、はいはいはい!って一斉に手を上げ始めました。いやいやあの、地面に張り付いた、たんぽぽやヒメジョンや忘れな草やすみれもクフクフと笑いながら手をあげたりしてきて、急に頭が春の花に飛んでいきました。

 

 幸せになるなあ、これいいですね!
悩み事に捕まったり気持ちが落ち込みそうになったら、季節の花を順に思い出すんですよ、ひっそりと幸せを運んできてくれる。精神科、花の治療部。いいこと思いついちゃったなあ、思い浮かべただけでも幸せになれる、花の実力ですね。

 

 あ、でも花の話がしたかったのは、別の理由です。
大人になった今は花屋の花に季節を教えてもらうようになりました、ましてドライブも旅行もままならないコロナ禍です。そんな今の6月の花として急浮上した芍薬のことが話したくなったからでした。だって芍薬、断然綺麗なんですもん。なんていうか、大女優、みたいな風格、豪華な大輪。なのにけばけばしくないのは、桜のように季節限定だからかしら。
開くだろうか、どうだろう、と思いながら蕾の芍薬を買って生けてしばらくすると、開いてくる、幾重にも幾重にも折りたたんだ美しい色が開いてくる。
通学路に咲いた紫陽花から、大輪の芍薬のある部屋で、刻々の時を見つめ続けて花と暮らすようになった、大人になるのも悪くないです。ああいいなあ、ああ綺麗だなあ、と。花ってすごい、改めて思っているのです。

 

 もうひとつ、伝えたかった花は伊豆諸島の一つ新島のお墓に咲く花です。
新島は白砂の美しい海岸があって、若い人たちを引き寄せる島という印象がありました。
私の年代で言えば、ちょっと申し訳ない、ナンパをしたりされたりの軽薄な夏を過ごす島の印象。でも農業問題の話で島に伺って、地元の食べ物を教えてもらったり、畑に行ったり島の歴史を教えていただくと、断然違う顔が見えてきたのでした。
その中で忘れられないのが、お墓。木に囲まれてひんやりした墓地は、整備されすぎていないところがとても落ち着く場所でした。島の歴史が静かに眠っているような場所。でもどのお墓の前にも溢れるような色の大きな花束が競うように供えられているのでした。

 

 

 年金が支給される日になると、島のおばあちゃんたちはこぞって花をお墓に備えるのだそうです。年金の多くは、花に変わるらしい。その美しい墓地をよく思い出して、その話が大好きで大好きで、よく考えるのです。花道楽。なんてかっこいいお金の使い方なんだろう。

 

 花たちに癒される時間。

 

 

 

次回は、2021年7月中旬更新予定です。お楽しみに!

 

布ナプキン初心者さんも使いやすい◎やさしい肌触りの「オーガニックコットンライナー」

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。月経痛や体のだるさ、デリケートゾーンの不快感などから、ブルーになりがちな月経期間。「まだ自分のお肌やライフスタイルに合った生理用品に出会えていない…。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

私自身も生理用品ジプシーの時期があり、いわゆるケミカルナプキンから布ナプキンに切り替えたことも。ただ、仕事中の漏れへの不安や体調が優れない月経中の手洗いが負担となり、体や環境にいいとは分かりつつも挫折。いろいろ試した末、オーガニックコットン製の使い捨てナプキンに落ち着いていました。

 

 

エコデパではそんな生理用品選びにお悩みの女性に、手軽に布ナプキンの良さを感じて欲しいという想いから、「オーガニックコットン ライナー」を作りました。今回は2021年6月2日に新発売となった「オーガニックコットン ライナー」の魅力や使い方と合わせて、月経期間を心地よく過ごすポイントをご紹介します。

 

 

心地よさと手軽さ、どちらも大切にしたオーガニックコットン100%のライナー

 

エコデパスタッフがモニターとなり、肌触りや使いやすさなどの使用感に加え、使い続けられる価格かどうかということも検討しました。そして試作を重ねた上で誕生したのが「オーガニックコットン ライナー」です。

 

 

「オーガニックコットン ライナー」

 

 

生地にはNOCコットン認定を受けた、オーガニックコットンを100%使用。素材のシンプルさと使い続けやすい価格を大切にするため、接着用のテープ等はついていません。

 

 

市販のケミカルナプキンや、コットン100%の使い捨てナプキンに比べ、よりやさしい肌触りと温かみを感じていただけます。月経時の不快感の改善・冷えの緩和・かぶれの防止等が期待できます。

 

 

また、本製品には起毛有りと無しの面があります。 お好みに合わせてどちらでもご使用いただけます。 それぞれの違いは、起毛有りはやわらかい肌触りがお好きな方におすすめで、コットンの温もりをより感じていただけます。

 

 

起毛無しの面は、さらりとした肌触りがお好きな方におすすめです。また、ナプキンやショーツへの摩擦がうまれやすく、わずかにズレにくく感じていただけるかもしれません。  

 

 

 

 

オーガニックコットンは、3年以上農薬や化学肥料を使わずに培われた有機農場で育てられた無農薬の綿花です。また、糸や生地に加工する工程でもできるだけ化学薬品を使わずに仕上げています。

 

 

NOC(日本オーガニックコットン流通機構)は、オーガニックコットン普及を目指すNPOです。糸や布地の生産および最終製品の加工の段階まで、NOCエコ加工規準の規定を守り自然環境を傷めず、安全なもの作りに努めること、また、原産地とのフェアトレードを進め、貧困救済支援に貢献するオーガニックコットン製品を広く普及する活動を続けています。NOCマークは、認定された有機栽培綿を100%原料として使った製品につけられています。

 

 

洗濯の手間いらずで、布ナプキンが手軽に

 

布ナプキンのネックとも言えるのが、お洗濯の手間。外出などで時間がたった経血は、なかなかスッキリ落とすのは難しいですよね。また、月経時で体調が優れない時に、手洗いでのお洗濯は思った以上に負担になることも。そんなお悩みも解消してくれる「オーガニックコットン ライナー」。使い捨てタイプなのでお洗濯の手間がかかりません◎

 

 

「オーガニックコットン ライナー」

 

 

布ナプキンやケミカルナプキンに重ねて使うことで、ナプキンの汚れを軽減します。月経期間だけでなく、パンティーライナーとしてもお使いいただけます。

 

 

厚さ1mmでムレにくく、ポーチに入れてもかさばらない

 

「オーガニックコットン ライナー」

 

 

厚さ1mmとスリムなライナーなので、ムレにくいのも嬉しいポイントです。また、外出時にポーチなどに入れる際もかさばりません。

 

 

「オーガニックコットン ライナー」

 

 

実際にライナーを使ってみたスタッフの声

 

月経期間を含め、「オーガニックコットン ライナー」を使ってみたエコデパスタッフに、その感想を聞いてみました。

 

 

 

「ライナーを使うことで肌触りもよく快適に過ごせました。布ナプキンを試してみたい方は、まずこちらをおすすめしたいです。」

 

 

「布ナプキンと併用することで、布ナプキンの汚れが軽減されます。また、このライナーは汚れたら捨てられるので、心地よいままでいられます。」

 

 

「私の場合は量の少ない終盤は、このライナー1枚でも十分でした。ケミカルナプキンも布ナプキンも使用しないで済むので、ムレがなく快適です」

 

 

「ケミカルナプキンだけを使用している時よりもムレが気にならない印象。擦れによるかゆみも少なく感じました。」

 

 

※掲載している使用感はスタッフ個人の感想です。

 

 

 

「オーガニックコットン ライナー」

 

 

>「オーガニックコットン ライナー」」はこちら

 

 

 

合わせて使いたい、肌触りがなめらかな「竹布」の布ナプキン

 

「TAKEFU 竹布 布ナプキン ホルダー」

 

 

生理中の不快なお悩みに、肌に優しく通気性の良い竹布の布ナプキン。竹布の最大の特長は、ほっとするやわらかさ。洗いたての肌着をつけたような心地よさです。また吸水性が高い上、天然の消臭性も。

 

 

おりもの用として単独でも使用でき、ホルダーを紙ナプキンの上に重ねて使って、お肌の荒れや蒸れを防ぐこともできます。

 

 

>「TAKEFU 竹布 布ナプキン ホルダー」はこちら

 

 

>「竹布の布ナプキン」一覧はこちら

 

 

 

月経期間を心地よく過ごすポイント

 

最後に、月経痛や眠気・イライラなどの不快な症状で、ブルーになりがちな月経期間を心地よく過ごすポイントをご紹介します!

 

・予定を詰めすぎず、ゆったり過ごす

 

 

 

月経中は月経痛だけでなく、体のだるさや頭痛などの症状を感じたことがあるという方も多いのではないでしょうか。また、月経前にはPMS(月経前症候群)により気分が落ち込んだり、イライラしてしまうことも。

 

 

そんな期間はできるだけ予定を詰め込みすぎないようにし、意識的にゆとりを持って過ごすようにしましょう。スケジュールの余裕は心の余裕や、体への負担の軽減にもつながります。

 

 

・体を冷やさないようにする

 

 

 

月経中の骨盤・子宮内はうっ血し、血流が滞りがちに。そんな時期に体を冷やしてしまうと、さらに血流が悪くなり、月経痛が強くなってしまうことも。そのため、月経期間中は体を冷やさないように気をつけましょう。お気に入りのアロマの入浴剤を使ったり、シャワーなどで体を温めるとリラックスにもつながります。

 

 

ミネラル豊富な死海の塩とアロマでリラックス「メドウズ(meadows)デッドシーソルト」

 

「メドウズ(meadows)デッドシーソルト ローズ&ゼラニウム」

 

 

イスラエルとヨルダンの国境付近の死海で採れる塩化マグネシウムを多く含んだ塩と、100%ピュア&ナチュラルのエッセンシャルオイルだけを使用。合成添加物など一切使用せずに作ったバスソルトです。

 

 

「メドウズ(meadows)デッドシーソルト ローズ&ゼラニウム」

 

 

「メドウズ(meadows)デッドシーソルト ローズ&ゼラニウム」は、女性のための香り。内面に働きかけ透明感のあるお肌をもたらします。年齢を重ねた女性特有のお悩みに最適なこの香りは、気持ちを明るく楽しくしてくれます。

 

 

>「メドウズ(meadows)デッドシーソルト ローズ&ゼラニウム」はこちら

 

 

>「入浴剤」一覧はこちら

 

 

 

・女性の不調におすすめのアロマ

 

月経前のPMSや月経期間中の不調など、女性特有のお悩みの緩和をサポートするアロマをご紹介します。

 

 

・イライラやストレスに

ゼラニウム、クラリセージ、ベルガモット、ローズオットー、青森ひばなど

 

・冷えやむくみの改善に

レモングラス、ヒノキ、スイートマジョラムなど

 

・痛みの緩和に

イランイラン、ローズオットー、レモンユーカリなど

 

 

また、お悩みに合わせてブレンドされた精油やマッサージオイルもおすすめです。

 

 

女性特有のお悩みに、贅沢なローズ系の香りのブレンド精油

 

「メドウズ(meadows)シナジーブレンド ローズ&ゼラニウム」

 

 

目的に応じてブレンドされた、100%ピュア&ナチュラルなエッセンシャルオイル「メドウズ(meadows)シナジーブレンド」。個々の厳選された精油をブレンドすることによって、より優れた相乗効果が期待できます。

 

 

「メドウズ(meadows)シナジーブレンド ローズ&ゼラニウム」は、ローズを中心とした草花のブーケのような華やかな香りで女性に好まれる香りです。至福の時間を過ごしたい時や、PMS(月経前緊張症)や更年期障害などで女性特有の悩みに最適な香りです。

 

 

>「メドウズ(meadows)シナジーブレンド ローズ&ゼラニウム」はこちら

 

 

 

女性の憂鬱な日に、マッサージオイルでリラックス

 

「ハイパープランツ(HYPER PLANTS)ナチュラル アロマケア マッサージオイル マンスリーバランス」

 

 

ボディーケアのための天然エッセンシャルオイルをブレンドした、手軽に使えるマッサージオイルです。「ハイパープランツ(HYPER PLANTS)ナチュラル アロマケア マッサージオイル マンスリーバランス」は、女性の憂鬱な日にリラックスする女性向けのマッサージオイル。

 

 

心身の重たさを感じる時に、天然ハーブの香りが優しく包み込んでくれるようなブレンドです。合成香料、着色料、保存料など一切不使用です。

 

 

>ハイパープランツ(HYPER PLANTS)ナチュラル アロマケア マッサージオイル マンスリーバランス」はこちら

 

 

※ご紹介しているアロマには妊娠中や授乳中、高血圧などの持病をお持ちの方には適さない香りもございます。製品の注意書きをお読みになるか、医師にご相談の上でお使いください。

 

 

>「アロマ」一覧はこちら

 

 

 

 

また、無理のない範囲で軽い運動をすることで、血行の促進だけでなく、気分のリフレッシュにもなります。手軽で、家事や仕事の合間にも行いやすい「腰回し」がおすすめです。

 

 

 

 

右回し、左回し各10回〜15回程度行います。月経期間だけでなく、デスクワークなどで座っている時間が長く、骨盤内の血流が滞りやすい方にもおすすめです。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は新登場の「オーガニックコットン ライナー」と、月経期間を心地よく過ごすポイントについてご紹介しました。手軽なライナーで布ナプキンライフを始めてみませんか?

 

 

 

<参考文献>

・石川嘉一「HAPPY BODY 辞典」、2010年、株式会社じゃこめてい出版

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

一枚のシャツを長く、美しく着こなす。「後染め」というサスティナブルな選択

 

 

一部地域では早々に梅雨入りとなり、気温や湿度の高さを感じる日が増えてまいりました。それに伴い、衣替えや新たに夏物の衣類の購入を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

流行のファッションがシーズンごとに手ごろな価格で販売されるようになった今、昔に比べて衣類の購入から破棄までのサイクルが短くなっているように感じることはありませんか?

 

 

近年、衣料品の大量廃棄が世界的な問題になっています。それは「服が環境を破壊している」といわれるほど深刻な状況です。服を大切に着るという価値観が置き去りにされているのかもしれません。未来の環境を守るために、私たちの身近な服選びからサスティナブルを考えてみませんか?

 

 

ワンシーズンで捨てている服はありませんか?

 

 

 

安価な服がふんだんに手に入るのは便利なことですが、一方でそれらが大量に製造されることが、さまざまな社会問題につながっています。最近の報告(※1)によると、国内での衣料品の廃棄量は年間100万トン余り。

 

 

これは33億点分の服に相当するそう。世界を見れば年間9,200万トンが廃棄され、生産量の6割にも上る(※2)といわれています。 90年代にファストファッション(※3)が台頭した頃から流行のサイクルが短くなり、服の生産量が倍増。過剰に生産された商品は当然売れ残り、大量に廃棄されるようになりました。

 

 

私たち消費者にとっても、品質よりコスト重視の服は寿命が短いので、家庭からの廃棄も増えています。それではいま、私たちにできることは何でしょうか。

 

 

ファッションは本来暮らしを楽しく彩るもの。自分らしさの表現でもあります。「環境に配慮した生活を!」と気負いすぎるのは息が詰まってしまいます。無理なく気軽にサスティナブルファッションを楽しんで欲しい、そんな願いを込めてエコデパを運営する生活アートクラブでは、新たな取り組みをはじめました。

 

 

 

愛着を持って長く着る「後染め」のすすめ

 

そこで私たちが試みたのは「後染め」のアフターサービス。対象となるのは「シアーリネン スキッパーシャツ ホワイト」「シアーリネン フレアブラウス ホワイト」の2つのアイテムです。

 

 

美しいVゾーン効果で、首周りがすっきり見える「スキッパーシャツ」

 

「シアーリネン スキッパーシャツ ホワイト」

 

 

さっとかぶるだけできちんとした印象のスタイルがきまる、ベラルーシ産リネン100%のシャツです。襟元の空きのYラインは、首が長く見え、中に重ね着をしても野暮ったくならないようなデザインです。

 

 

「シアーリネン スキッパーシャツ ホワイト」

 

 

製品洗い加工が施されているため、ご購入後すぐに柔らかく肌当たりのやさしい風合いをお楽しみいただけます。

 

 

 

>「シアーリネン スキッパーシャツ ホワイト」はこちら

 

 

 

・裾のフレアーが大人の女性を魅力的に演出する「フレアブラウス」

 

「シアーリネン フレアブラウス ホワイト」

 

 

ベラルーシ産リネン100%の、透け感のある平織り生地を使用したブラウスです。リネンのフレアワンピースから発想したチュニック丈のブラウスは肩先をカバーしノースリーブに抵抗ある大人の女性にもおすすめ。

 

 

「シアーリネン フレアブラウス ホワイト」

 

 

身頃から裾に向けてたっぷりと空気をはらむ裾のフレアーは、清涼感を感じやすくあらゆる体型の方を魅力的に演出します。製品洗い加工が施されているため、ご購入後すぐに柔らかく肌当たりのやさしい風合いをお楽しみいただけます。

 

 

>「シアーリネン フレアブラウス ホワイト」はこちら

 

 

どちらもまずは白で爽やかに着こなしたら、次は好みの色に後染めして一枚で二度楽しむことができるよう工夫されています。「汚れが目立ってきたけど捨てるのはもったいない。」という方にもおすすめです。

 

 

後染めを施した「シアーリネン スキッパーシャツホワイト」「シアーリネン フレアブラウスホワイト」

 

 

アップサイクル(※4)の観点を取り入れた価値ある一枚です。実はこの「染め直し」という手法は、着物文化を持つ私たちにとっては馴染みの知恵。リネンが体に馴染んできた頃に色を変えて着こなせば、服の新たな表情を楽しめるのです。

 

 

この製品は後染めがきれいに仕上がるよう、服の縫製糸や芯地伸び止めにも綿を使用するなどディテールにもこだわっています。素材や縫製が良いものを選んできちんとお手入れすれば、きっとあなたの愛着の一枚となるはず。そんな服との付き合い方が、私たちの環境をより良く変えていくことにつながるのではないでしょうか。

 

 

>「シアーリネン用後染め加工」についてはこちら

 

 

 

今回はこれからの時代のファッションと、エコデパのシアーリネン用の後染めサービスについてご紹介しました。まずはシャツ一枚、ブラウス一枚から、手軽にサスティナブルなファッションを取り入れてみませんか?

 

 

 

(※1) 独立行政法人 中小企業基盤整備機構調べ (2015年)

(※2)「GLOBAL FASHION AGENDA」より(2015年)

(※3) 流行の商品を大量に低コストで 製造販売するビジネス業態

(※4) もともとあるモノに手を加え、 新たな魅力を付加すること。 サスティナブルな考え方の一つ。

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

第10回 のびのびゆったり

 

 

料理研究家の枝元なほみさんのご逝去のお知らせを受け、スタッフ一同、感謝とともに、謹んでお悔やみ申し上げます。ー2025.3.12

 

 

 

第10回 のびのびゆったり

 

 

 「おととい、転んじゃったのよ。体がショックを受けたせいなのか、よくわかんないんだけど、なんだか今日はものすごく気持ちが落ちて、鬱みたいになっちゃってんの。」友人が電話で言った。
「それすごくわかるっ。」そうなのだ、すごくわかったのだ。

 

 私自身少し前に間質性肺炎という病気がわかって、一体どうなるのか心配が募って、ある朝倒れたからだ。息が苦しくなって、自分が思っているよりも病気がずっと悪いのかと不安の塊になって人生初の救急車のお世話になった。体が、特に胸のあたりがきゅうっとすぼまって、実際すごく苦しかった。
でも病院でいろいろな検査をした結果は、肺炎の急な悪化ではなくて過呼吸という診断だった。要するに、気持ちだった。病気ではなくて、気持ちが体を縮めてしまったのだ。

 


だとしたら、体に受けたショックが気持ちを縮めてしまうことだってあるはずだ。友人の場合も、転んだせいで体じゅうの筋がきゅうっと引きつって、きっと、心が縮んでしまったんじゃないのかしら。
<病は気から>じゃないけれど、体と心はくっついている。それどころか、おんなじもの、おんなじ根っこ、と言えるのかもしれない。

 

 ちょっと話が飛びます。

 

 ゴンアジ、という魚の鯵の取材をさせてもらったことがある。長崎県でのこと。鯵は本来回遊魚だけれど、その辺り、五島灘に住み着く鯵がいるのだそうだ。体色が少し黄色っぽい鯵の大ぶりなものをとり、海の中に作った生簀にしばらく泳がす。
かなり前のことなので記憶は曖昧だけれど、港からそれほど遠くないところまで船でその生簀まで連れて行ってもらった。円形の囲いは網のようなものでできているので、泳ぎ去れるわけではないけれど、素通しなので、確かに海の中にいるのと同じ環境なのだ。
旅をする鯵ではなく、その辺りに住み着いている鯵。釣られた後、住んでいたのと大差ない環境の生簀の中にしばし置かれるわけだから、釣られたショックから立ち直る。
そののち、港の施設の生簀に移される。今度は囲いの中、素通しの海の中とは違って餌のない環境で再びしばし泳がされるのだそうだ。
そうしていよいよ出荷の時がくると、網でヒョイと掬い、活締めの名人が細長い針金を眉間にシュッとさして締める。眉のない魚の頭の部分を果たして眉間というかは別にして、その技と言ったらすごい物だった。池波正太郎の小説の、江戸時代の暗殺者、藤枝梅安の技もこのようであったかと思うばかり。活締め、血抜き、神経抜き、という技が使われるらしい。
素早い活締めの仕方もそう、お刺身になってもゴン鯵、自分が締められてしまったことに気がついていないのではないかと思うくらい。ストレスフリー、ってすごいことなのだ。

 

 なんと言っても、ゴン鯵、すごくうまいのだ。これまで思っていた鯵の味とは全然違う。

 

 締めてもらったのを刺身用に捌いても、びっくりした。内臓がほぼないほどまでに小さいのだ。1週間ほど餌のない状態で泳ぐので、内臓の脂が体全体に周って霜降りのような状況になるそうだ。そりゃうまい。それにこの<活かし込み>で、漁獲時のストレスで筋肉中に溜まった乳酸も減少して、健康で良い肉質にもなっているんだそうだ。

 

 ようやく、ストレスと筋肉の話につながった。

 

 いくつも、ああそうなのか、そういうことか、と思い出したり勉強になる。
人間の病気も、ストレスや暮らし方と関係する。
アニマル・ウェルフェアと言われる、動物の環境に配慮してストレスをなくした育て方。鶏でも豚でも牛でも、健康的に育てることが大事だと言われるようになってきたこと。
作物だってそう、農薬にじゃなく、陽や風や自然に守られてのびのび育ったものが食べたい。

 

 私たちが健康でいるには、病院に自分を委ねるよりも、健康に育ったものを食べて健康な環境で暮らすことが大切なんだね。無理がないこと、ストレスがないこと、気持ちいいと思って暮らしていけるようにすること。きっとそんなに難しいことじゃない、素直に気づく。

 

 

 

 

次回は、2021年6月中旬更新予定です。お楽しみに!

 

【2021.6.20(日)】感謝の気持ちを込めて贈る「父の日」ギフト特集

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。「母の日」が過ぎ、次のイベントといえば「父の日」。直前になって慌てることなく、早めに準備をしておきたいですよね!ただ、「お父さんへのギフト選びが難しい…」と感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

そこで今回は、「父の日」の贈りものにおすすめのエコデパアイテムを厳選してご紹介します!

 

 

 

父の日の定番「食品」ギフトで、食の愉しみを贈る

 

最近では「母の日」同様、「父の日」ギフトもちょっと贅沢な「食品」が人気です。今年は、体のことを考えて原材料にも製法にもこだわって作った、エコデパの食品を贈ってみませんか?ごはんがすすむ一品や、お酒のおつまみにぴったりの品などをピックアップしました。

 

 

 

乳酸菌で腸を健やかに!ぬかごと食べられる「雪室ぬか」

 

 

 

新鮮な生ぬかと雪国生まれの乳酸菌を使った、エコデパオリジナルのぬか床。塩分が気になる方にも嬉しい、大幅な減塩(塩度約2.5%)を実現しました。冷蔵庫内で漬けられ、かき混ぜは週1回程度でOK!

 

 

「雪室ぬか」

 

 

ぬかごと食べられて、格別の美味しさです。「雪室ぬか」で手軽に美味しく腸活を!

 

 

※こちらの商品はギフトラッピング対象外商品です。

 

 

>「雪室ぬか」はこちら

 

 

 

ごはんにもお酒にも合う、牡蠣をつかった逸品

 

気兼ねのない外出が難しい今、自宅で安心して食べられて外食気分も楽しめる一品は、楽しみや喜びにつながるのではないでしょうか。とくに外食や旅行が好きな方におすすめです。

 

 

・オードブルにぴったりな「牡蠣のピクルス」

 

「牡蠣のピクルス」

 

 

瀬戸内市虫明海域で水揚げした鮮度のいい牡蠣を選別。ボイル後に瀬戸内市産のミニトマト、玉葱、レモンなどと共にハーブのきいたリンゴ酢、白ワインを調合し漬け込みました。

 

 

そのまま、お酒に合うオードブルとして、レタスやスライスした玉葱と合わせてサラダにしても美味しくお召し上がりいただけます。また、瓶に残った調味液もドレッシングとしても◎

 

 

「牡蠣のピクルス」

 

 

>「牡蠣のピクルス」はこちら

 

 

 

・甘辛い味付けで山椒の風味がきいた「牡蠣の佃煮」

 

「牡蠣の佃煮(山椒)」

 

 

岡山県の豊かな海で育った「曙牡蠣」を甘辛く炊き、香り豊かな山椒味に仕上げました。そのままごはんのおともとしても、お酒のおつまみにもよく合います

 

 

また鰹と昆布の出汁でお茶漬けにすると、牡蠣の美味しさがいっそう引き立ちます。

 

 

「牡蠣の佃煮(山椒)」

 

 

>「牡蠣の佃煮(山椒)」はこちら

 

 

 

・おうちで手軽にバル気分!「牡蠣のアヒージョ」

 

「牡蠣のアヒージョ」

 

 

旨味たっぷりの岡山県産「曙牡蠣」を国産にんにくで香りづけし、エキストラバージンオリーブオイルで煮込んだスペイン料理です。着色料や保存料は一切使用していません。

 


これがあれば、手軽におうちでバル気分が味わえます。また、スキレット鍋で少し温めてから、パスタやピラフ、フランスパンに乗せても◎

 

 

「牡蠣のアヒージョ」

 

 

>「牡蠣のアヒージョ」はこちら

 

 

 

ごはんのおともに、こだわりの「江戸前佃煮」

 

「遠忠食品」は東京・日本橋に本社を構え、大正2年の創業以来、伝統の直火炊き釜で佃煮やお惣菜を製造しています。化学調味料や保存料、着色料などの添加物は一切不使用。

 

 

熟練の職人の技術と経験で、その日の天候・温度・素材の状態を見極めて、熱い釜につきっきりで火加減を微妙に調節しながら炊き上げます。それにより醤油の香ばしさを素材にのせ、ふっくら仕上げることができるのです。

 

 

 

 

直火釜は火加減の調整が難しく経験と熟練が求められますが、そのぶん素材の状態や天候によっても微調整が出来るため、繊細な味に仕上げられます。また蒸気釜と直火釜では煮炊きの際に釜内部の対流に大きな違いがあり、直火釜のほうがふっくらと炊けるため香ばしさも良くなります。

 

 

また、これからも「子どもから大人まで、どなたにも安心して、おいしく食べていただきたい」。そんな想いから全国の漁場や生産地に足を運び、作り手との対話を常に心がけている遠忠食品の宮島さん。

 

 

安全で豊かな生産物を作る里海・里山を育む環境活動にも積極的に参画しています。作り手も食べる人もみんなが幸せになる佃煮。ぜひ、温かいごはんにのせてお召し上がりください。

 

 

 

・高知県産のうなぎの白焼きをつかった「うなぎの佃煮」

 

「国産うなぎ佃煮」

 

 

高知県産うなぎの白焼きを使用し、旨味をしっかり楽しめるシンプルな醤油炊き。ごはんがすすむ逸品です。お茶漬けにしても◎

 

 

「国産うなぎ佃煮」

 

 

>「国産うなぎ佃煮」はこちら

 

 

 

・ごはんにお酒にも合う「ほたるいかの姿煮」

 

「ほたるいかの姿煮」

 

 

富山湾をはじめ日本海の北陸沿岸で水揚げされたほたるいかを使用。ほたるいかの旨味を生かし直火釜でじっくり炊き上げました。ほたるいかの旨味と風味を堪能できる奥深い味わいの一品です。そのままごはんのおともに、お酒のおつまみにも最適です。

 

>「ほたるいかの姿煮」はこちら

 

 

 

・のり本来の風味が楽しめる「のりの佃煮」

 

「江戸前生のり佃煮」

 

 

江戸前(千葉県木更津産)の生のりを使用した、なめらかな舌触りの「江戸前生のり佃煮」。生のりならではの風味をお楽しみください。

 

 

「江戸前生のり佃煮」

 

 

エコデパでは定番の「江戸前生のり佃煮」をはじめ、梅の風味が食欲をそそる「梅のり佃煮」、ピリリとした青唐辛子の爽やかな辛味が効いた「青唐辛子のり佃煮」をご用意しております。

 

 

>「江戸前生のり佃煮」はこちら

 

 

 

米どころ宮城県登米市の豊かな環境で育った「特別栽培米」

 

「宮城県登米産ひとめぼれ」

 

 

宮城県の北東部に位置する登米市で栽培された「宮城県登米産ひとめぼれ」。登米市は白鳥の飛来地として有名な「伊豆沼・内沼」(ラムサール条約に指定)や、一級河川である「北上川・迫川」の恵みのもと、豊かな耕土が形成されています。そんな恵まれた環境の中で、農薬や化学肥料をできるだけ少なくして栽培した、特別栽培米です。

 

 

「ひとめぼれ」は、「コシヒカリ」と「初星」を掛け合わせて出来たお米で、粘りの強さと飽きのこない甘みが特徴。粘り、甘み、ツヤ、うま味、香りのトータルバランスに優れていて、ひと言でいえば「オールマイティーなお米」です。

 

 

 

 

炊き上がりはふっくら、食感はもっちりとしていて、冷めてもモチモチ感があるため、おにぎりやお弁当などでも美味しくお召し上がりいただけます。

 

 

私自身、何度か母の日や敬老の日のギフトとしてお米を贈ったことがありますが、とても喜ばれ「またお願いね!」と言われたことも◎お花を飾る習慣のない方や、先方の趣味がわからない場合などにも、毎日食べるお米はおすすめです!

 

 

※こちらの商品はギフトラッピング対象外商品です。

 

 

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次のページではこれからの季節にぴったりのリネン製品や、日頃の疲れを癒すバスグッズをご紹介します。

 

 

 

【防虫や消臭、カビ対策も】森のチカラ「フィトンα」のある暮らし

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。ここ数日でさらに季節が進み、わが家の周りでは、たくさんのツバメが巣作りをする姿が見られます。また、虫の活動も盛んになってきました。

 

 

この春、東京から長野へと引越しをしたのですが、早くも虫の多さに驚いています。一方で、虫が苦手な私でも、毎日目にしていると慣れてきたり、じっくり見ないようにするなど、やり過ごす術も身に付けました◎都会の中では違和感や嫌悪感を感じやすかった虫の存在も、自然の多い環境の中では、ごく普通に感じられます。

 

 

そんなたくさんの虫に出会いやすいわが家ですが、体のことや環境のことを考えて、農薬成分を使った殺虫剤や防虫剤の使用を控えています。あわせて、合成香料が入った洗剤や消臭剤等も使っていません。その代わりに、植物成分で防虫や消臭、カビ対策ができる「フィトンα」製品を長らく愛用しています。

 

 

 

 

そんな「フィトンα」ユーザーの私が、今回はあらためて「フィトンα」とはどんなものなのか、そしてどんな場面で活躍するのか、などをご紹介します!

 

 

 

あらためて、植物成分「フィトンα」とは?

 

 

 

緑の樹木が生い茂る森に足を踏み入れたときに、さわやかな空気、静かな雰囲気にホッとしたことはありませんか?森林浴効果で体をリフレッシュし、活力を養ってくれる。その活力の源が「フィトンチッド」です。

 

 

「フィトンチッド」は森林の植物、主に樹木が自分で作り出して発散する揮発性物質で、その主要な成分はテルペン類と呼ばれる有機化合物です。そして、この揮発している状態のテルペン類を私たちが浴びることが森林浴なのです。

 

 

この「フィトンチッド」は心身をリフレッシュさせるだけではありません。抗菌、防虫、消臭などのさまざまな働きがあり、上手に利用することによって、私たちの暮らしを健康的で豊かなものにしてくれます。

 

 

そして屋久島原生林の空気に含まれている「フィトンチッド」を科学的に分析し、開発されたものが「フィトンα」です。30数種類の植物の精油をブレンドしています。ブレンドすることで1種類の樹木では得られなかったリラックス効果・消臭・抗菌・防虫の効果が得られます。「フィトンα」は、多くの植物がお互いにおぎなって、共生している、森林そのものなのです。

 

 

 

「フィトンα」製品のメリット・デメリット

 

私にとって「フィトンα」製品を使う一番のメリットは「環境にも体にも負担をかけずに、暮らしの悩みにアプローチができること」です。サスティナブルな暮らしをしたいと思う一方で、やっぱり虫やニオイなどの悩みも解消したいと思いますよね。そんな二つの思いにこたえてくれるのが「フィトンα」製品です。他にもいくつかメリットをあげてみました。

 

 

・植物成分ながら、効果を実感している

 

 

 

わが家では「洗濯用フィトンα」「植物成分防虫剤」「ゴキシートすき間ブロック」「カビコナイ」ど、様々なアイテムを使っています。あくまで私個人の感想にはなりますが、どれも期待している「防虫」や「消臭」などの効果を実感することができています。そのため、衣類の虫食いにあったことも、台所害虫を見かけたこともほとんどありません。

 

 

ただ2年ほど前、春から夏にかけてのダニ対策を忘れていたら、ダニに刺されてしまったことがあります…。急いで「ダニコナイ」「ダニィーくんバイバイ」を使用しましたが、ダニが増えてしまった後だったのか、解決までに時間がかかりました。

 

 

そのため、防虫やカビ対策の場合は、できるだけお悩みが発生する前の「予防」として活用することをおすすめします◎

 

 

 

・お子さんやペットと暮らす家庭でも安心して使える

 

 

 

とくに小さなお子さんと暮らすご家庭では、殺虫成分や抗菌剤などの強い薬剤は使いたくないと思われるのではないでしょうか

 

 

一般的な殺虫剤は、人に対する安全性が十分確認された上で製品化されていますし、より人体への影響が少ない薬剤に切り替わってきているのも確かです。しかし、中には発がん性や環境ホルモンの疑いがある薬剤もあります。

 


床や壁に噴霧するタイプの殺虫剤は、より薬剤の影響を強く受ける子どもやペットが触れやすい製品です。また、人間や犬・猫には大きな影響がなくても、残留性が高く環境を汚染する薬剤も。

 

 

エコデパのお買い物サイト内には、主な殺虫剤に使われている農薬のリストをまとめて掲載しています。やむをえず強い殺虫剤を手にする場合には、体や環境への影響を知った上で、使うかどうかや、どのように使うかなどをご検討いただけたらと思います。

 

 

>「殺虫剤の農薬成分について」詳しくはこちら

※リンク先ページに移動後、「もっとくわしく」ボタンをクリックすると表示されます。

 

 

 

一方で化学薬剤不使用の「フィトンα」なら、お子さんが過ごすお部屋や、食べ物を扱うキッチンなどでもお使いいただけます◎(※置き型の防虫剤などは、できるだけお子さまの手の届かないところに置いておくと安心です。)

 

 

 

・お部屋の空気を汚す心配がない

 

 

 

衣装ケースなどで長期間にわたって使用する衣類の防虫剤は、こまめな換気が必要なものが多くあります。「植物成分防虫剤」の場合は、空気が汚染される心配がないので、換気の手間も省けます。

 

 

 

・防虫剤とは思えない、さわやかな香り

 

 

 

一般的な虫よけは、なるべく吸い込まないように注意をしながら使用するものですよね。誤って香りを嗅いでしまった際は、大人でもむせこんでしまうことも。また、あわせて合成香料が配合されているものも多く、以前から問題になっている「香害」も気になります。でも、「フィトンα」製品なら植物精油のさわやかな香りで、リフレッシュ効果も期待できます。

 

 

一方で、「フィトンα」製品のデメリットは、農薬成分などの化学合成成分は一切不使用なので、一般的な殺虫剤などと比べると効果が穏やかであるということです。

 

 

また、防虫剤の場合はあくまで「忌避剤」で、香りで虫を寄せ付けにくい環境を作るというものです。そのため使用環境によっては、強い風で香りが流されてしまったりすると、効果を感じにくい場合も。そのため、「フィトンα」製品をご使用になる際には、しっかりと香りが感じられるかをご確認ください。

 

 

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した以外にも、多数の「フィトンα」製品をご用意しております。虫やニオイ、カビなどのお悩みに合わせて、いつもの暮らしに取り入れてみませんか?

 

 

 

 

>「フィトンα」製品一覧はこちら

 

 

 

 

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ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ