【日用品1つからはじめる、脱プラな暮らしvol.6】ラップの代替に、未晒し木綿&スタッシャー

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。気負わず、手軽に暮らしのプラスチック削減に貢献できる日用品をご紹介する連載コラム「日用品1つからはじめる、脱プラな暮らし」。

 

 

これまでに、海へのマイクロプラスチックの流出防止につながる「食器洗い用スポンジ」や、プラスチック製のまな板の代替となる「木のまな板」などを特集してまいりました。

 

 

>「日用品1つからはじめる、脱プラな暮らし」連載一覧はこちら

 

 

vol.6となる今回は、食品用ラップに代わるアイテムをご紹介いたします!

 

 

 

ついつい「食品用ラップ」を多用していませんか?

 

 

 

私たちの暮らしに欠かせない「ラップ」。日本では1960年に家庭用ラップの販売が開始されました。市販のラップはどれも同じように見えますが、素材が異なる場合も。主に使われているのは「ポリエチレン」や「ポリ塩化ビニリデン」などで、プラスチックを原料に作られています。

 

 

素材によって耐熱温度や耐冷温度が異なり、食品安全委員会の「食品用ラップフィルムから溶出する物質について」では、次のようなことが注意書きとして記載されています。

 

 

「市販のラップフィルムには、材質、用途や耐熱温度などの特性、取扱い上の注意事項などが表示されています。注意事項に従わない使い方をするとラップフィルムが破れたり溶けたりして食品に入るおそれがあります。注意事項に従った取扱いをすることが必要です。」

 

 

「油性の強い食品を電子レンジで加熱する場合は、ラップフィルムで直接包まず、食品を深めの耐熱容器に入れ、ラップフィルムは食品に直接触れないように容器にかぶせて使用する。」

 

 

 

 

ラップは基本的には使い捨てのため、食器洗い用スポンジなどの繰り返し使うプラスチック製品に比べて、ゴミになるまでのサイクルが短いという特徴があります。

 

 

また、スーパーでお肉やお魚を買う時についてくる食品トレーと違って、ラップは丸めてしまえば量(かさ)が小さくなります。1回に捨てる量は少なく見えても、使用頻度と捨てる頻度が高ければ、自ずと廃棄量も多くなってしまうのです。

 

 

 

今日からできる、未来を見据えたラップの使い方

 

 

プラスチックゴミを減らすために、そしてよりよい未来を作っていくために、私たちはどのようにラップを使っていけばいいのでしょうか。

 

 

 

包むものの大きさ・量に合わせて使う

勢い余ってラップを出しすぎたり、汁漏れなどを心配するあまり何重にも包んでいることはありませんか?必要最低限の量を使うように心がけるだけでも、ラップの消費量は減少します。

 

 

ラップに代わるアイテムを使う

これまで当然のように食品の保管などに使ってきたラップですが、本当にラップでなければならないのでしょうか。

 

 

例えばごはんの残りを冷蔵庫で保管する際、洗って繰り返し使用できるフタ付きの容器を使えば、ラップを使わずに済みます。フタ付きの容器がない場合も、深めのお皿に入れて、ひっくり返した平皿を乗せればフタになります。

 

 

最近ではラップ代わりに使える、シリコン製のフタや「蜜ろうラップ」も見かけるようになりました。また、古くから日本で使われていた「さらし」もラップの代替品として注目されています。

 

 

 

繰り返し使えて、炊事に家事に大活躍の「未晒し木綿」

 

 

 

オーガニックコットンで作った無漂白のさらし。精錬工程においても石油系界面活性剤不使用なので、食品に触れたり、赤ちゃんやお肌の弱い方にも安心してお使いいただけます。

 

 

ラップ代わりに包んだり、そのまま冷凍や解凍も。もちろんふきんとしても使え、アイディア次第で用途が広がります。薄くて早く乾き、洗ってくりかえし使えるエコ製品なので、使い捨てのラップやキッチンペーパーの使用量を減らすことにつながります。

 

 

用途に合わせてカットしてお使いいただけます。(はさみで切り込みを入れれば、裂くことができます。)

 

 

使い方の例

 

・おにぎりを握る時に

「オーガニックコットン 未晒し木綿」

 

 

水で濡らして絞った「未晒し木綿」でおにぎりを握れば、炊きたてごはんでも手が熱くならず、ごはんもくっつきません。

 

 

私の場合、おにぎりは手でそのまま握るか、キッチンペーパーを水で濡らしたものを使って握っていました。キッチンペーパーを使うと手が熱くならないのはいいのですが、ラップ同様使い捨てです。また水で濡らした後、慎重に絞って広げないと破れてしまうことも。

 

 

その点、丈夫な「未晒し木綿」ならギュッと絞っても安心です。また、手に水をつけて直接おにぎりを握った時と比べて、水気がごはんに均等に行き渡るためか、ビシャッとすることもありません。

 

 

 

・残ったごはんの冷凍保存に

「オーガニックコットン 未晒し木綿」

 

 

未晒し木綿を水で湿らせてから、ごはんを包んで冷凍。食べる時は未晒し木綿ごと水をかけて電子レンジで加熱すると炊きたてのようにふっくら!

 

 

 

・野菜の水気を取る時に

「オーガニックコットン 未晒し木綿」

 

 

・コーヒーのドリップに

「オーガニックコットン 未晒し木綿」

 

 

※コーヒーフィルターとしてご使用の場合は、二重でのご使用をおすすめします。

 

 

 

・せいろでの蒸し料理に

「オーガニックコットン 未晒し木綿」

 

 

台所以外でも、赤ちゃんのお口拭きや沐浴布、布おむつとして。マスクの内側のあて布や、傷の手当てなど、暮らしの様々な場面で活躍します。

 

 

「オーガニックコットン 未晒し木綿」

 

 

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食品の保存、調理に繰り返し使える!プラスチックフリーの「stasher(スタッシャー)」

 

「stasher(スタッシャー)クリア L」

 

 

「日用品1つからはじめる、脱プラな暮らしvol.4」でもご紹介した、「stasher(スタッシャー)」シリーズ。環境に配慮した、安全で繰り返し使える特許取得・純度100%のプラチナシリコーン製の密閉保存シリコーンバックです約3000回の冷凍・加熱に耐えられるから経済的。ピンチロックシステムで密閉できるので液漏れもしません。

 

 

「stasher(スタッシャー)」

 

 

残ったごはんや作り置きのおかずなどを保存することができ、「食品用ラップ」やプラスチック製の「ジッパー付きバッグ」などの使用削減につながります。

 

 

「stasher(スタッシャー)アクア M」

 

 

「stasher(スタッシャー)アクア M」

 

 

耐熱温度は250℃、耐冷温度は-18℃で加熱・冷凍OK。幅広い温度に対応しています。また、電子レンジやコンベクションオーブン(※)、湯せんでの調理、冷蔵、冷凍での保存、食洗機での洗浄が可能です。

 

 

(※)温度設定が可能で、熱を循環させて加熱するタイプのオーブンのみご使用いただけます。
(※)スタッシャーが直接熱源に触れないように注意してご使用ください。

 

 

「stasher(スタッシャー)クリア M」

 

 

マチのない「stasher(スタッシャー)」は、残ったごはんの保存など、あまりかさが張らない食材の保存や調理におすすめです。

 

 

「stasher(スタッシャー)アクア L」

 

 

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また、注ぎ口付きで液体の保存・調理に便利な「ボウル」、マチ付きでかさが張る食材の保存に適した「スタンドアップ」も!それぞれサイズも複数ご用意しており、食材やシーンに合わせた使い分けができます。

 

 

「stasher(スタッシャー) ボウル クリア」

 

 

口が大きく開くので、中身の出し入れがしやすくなっている「stasher(スタッシャー)(ボウル) クリア」。底が平らなデザインで自立が可能です。

 

 

また、口が大きいので、ものの出し入れや洗浄がよりしやすくなっています。さらにスープやドレッシング、カレー等、液体を注ぐのに便利な注ぎ口が両端についているので、他の容器に楽に注ぐことができます。

 

 

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「stasher(スタッシャー)スタンドアップ クリア」

 

 

マチ付きで自立可能な「stasher(スタッシャー)スタンドアップ クリア」。厚みや丸みがあって立体的な野菜や果物、パンの保存、かさが張るサラダやお米の保存、カレーやシチューなどの液体の調理・保存にも適しています。

 

 

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いかがでしたでしょうか。今回は「食品用ラップ」の使用削減につながる「オーガニックコットン 未晒し木綿」と「stasher(スタッシャー)」シリーズをご紹介しました。プラスチックフリーで、洗って繰り返し使えるアイテムで、キッチンから脱プラスチックをはじめてみませんか?

 

 

 

 

エコデパの「サスティナブルなアイテム」特集では、他にも暮らしのプラスチック削減に貢献するアイテムをご紹介しております。ぜひそちらもチェックしていただけたらと思います!

 

 

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ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で長野県在住。
夫と8歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

【日用品1つからはじめる、脱プラな暮らしvol.5】エコで使い心地もいい「木のまな板」

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。気負わず、手軽に暮らしのプラスチック削減に貢献できる日用品をご紹介する連載コラム「日用品1つからはじめる、脱プラな暮らし」

 

 

vol.5となる今回は、「まな板」をピックアップ。プラスチックのまな板の代替となる、木のまな板をご紹介いたします!

 

 

 

毎日使うまな板をプラスチック製から木製に

 

 

 

手軽に手に入るプラスチックのまな板ですが、包丁の刃があたることで削られ、その小さなプラスチック片は、まな板を洗う際に排水と一緒に流れていってしまうことが考えられます。また、使い古して廃棄処分をした際は、当然ながらプラスチックゴミに。

 

 

さらにプラスチックのまな板は、エコロジカルな観点からだけでなく、色移りやにおい移り、黒ずみなど、使い心地の面でもお悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか。毎日使うまな板を、プラスチック製から木製に変えることは、脱プラスチックな暮らしを一歩進めるだけでなく、使い心地の面でもメリットがあります。

 

 

 

木のまな板を使うメリット

 

・「青森ひば」は天然の抗菌性があって衛生的

「青森ひば」には、強い抗菌力がある「ヒノキチオール」という成分が含まれています。「ヒノキチオール」には防虫や消臭効果もあり、古くから私たちの暮らしの中で重宝されてきました。

 

 

温もり感のある木肌や、木の香りで心も豊かに

木製品ならではの美しい木目や、やさしい手触り。その独特の温もり感から、一つあるだけで私たちの心を穏やかに、そして豊かにしてくれます。また、深い森を思わせる青森ひばやひのきの香りには、リラックス効果や消臭効果も期待できます。

 

 

・適度な硬さが包丁の衝撃を吸収し、刃あたりが優しい

適度な硬さの木のまな板なら、包丁の衝撃を吸収してくれるため、刃当たりが優しく手が疲れにくくなっています。また、包丁の刃こぼれも起きにくいのもポイントです。トントンという優しく小気味のいい音は、毎日のお料理を楽しくしてくれます。

 

 

・森を育み、私たちの生活を守ることにもつながる

国産材を積極的に利用することは、日本の森林を活性化し、環境保全を推進することにつながります。森林の本来持つ「植える→育てる→収穫する(上手に使う)→植える→育てる」というサイクルが正常化されることで、地球温暖化防止機能、国土保全機能、水源かん養機能等が発揮され、私たちの生活を守ることにも繋がります。

 

 

次に、おすすめのまな板を木の種類ごとにご紹介します。

 

 

 

ヒノキチオールの抗菌力で選ぶなら「青森ひばのまな板」

 

 

 

・どっしりと安定感のある、一枚板のまな板

 

「青森ひば 一枚板のまな板」

 

 

青森県産のひばを使い、職人が一ひとつ丁寧に作ったどっしりと重厚な一枚板のまな板です。厳選された青森ひばの一枚板を贅沢に使っていて、適度な重みで安定感があり、特に大きい野菜(かぼちゃや大根など)を切ったり、魚を捌く際におすすめです。

 

 

「青森ひば 一枚板のまな板」

 

 

表面・裏面がわかる焼印付きで、食材ごとの使い分けに便利です。サイズは小・中・大からお選びいただけます。

 

 

「青森ひば 一枚板のまな板」

 

 

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・軽くて扱いやすい、ロングセラーの薄型まな板

 

「薄型まな板 青森ひば」

 

 

一つひとつ手づくりで、丁寧に仕上げた青森ひばの薄型のまな板です。青森ひばの天然の抗菌作用により、衛生的にお使いいただけます。水切れがいいので早く乾き、黒ずみやカビが発生しにくくなっています。また、厚さが12mmと薄くて軽いので、扱いやすいのも特徴です!

 

 

「薄型まな板 青森ひば」

 

 

魚、野菜の焼印がついているので、用途に合わせて両面使いができ衛生的です。

 

 

「薄型まな板 青森ひば」

 

 

薄くても反らないように反り止め加工を施してあります。さらに持ちやすくするため、板の断面を丸くカットしています。

 

 

 

「薄型まな板 青森ひば」

 

 

大きさはS〜LLまで、4サイズからお選びいただけます。

 

 

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他にも、立てられて衛生的な「青森ひば 立つ丸型まな板」や、お豆腐一丁サイズでちょこっと使いに便利な「青森ひば 一丁まな板」もご用意しております!

 

 

「青森ひば 立つ丸型まな板」

 

 

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「青森ひば 一丁まな板」

 

 

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水切れがよくカビにくい、間伐材を使った「ひのきのまな板」

 

「薄型まな板 日光桧」

 

 

厳選された日光桧の間伐材を使用した「薄型まな板 日光桧」。「ひのき」の油分で水切れがよく、カビや雑菌の繁殖を防ぎます。

 

 

「薄型まな板 日光桧」

 

 

弾力性があり、適度にやわらかい材質なので、毎日使っても刃こぼれの心配が軽減されるのもポイントです。厚さわずか12mmと、軽くて扱いやすいまな板をお探しの方におすすめです。

 

 

S〜LLの4サイズをご用意していますので、調理台の大きさや用途に合わせてお選びいただけます。

 

 

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・「青森ひば」と「ひのき」、どちらの薄型まな板を買うか悩んだら…

 

「薄型まな板 青森ひば」「薄型まな板 日光桧」、同じような薄型まな板なので、どちらを選んだらいいの?と迷ってしまわれる方もいらっしゃるかと思います。そこで、選ぶポイントに合わせて、おすすめのまな板をご紹介します!

 

 

《抗菌力で選ぶ》

抗菌力で選ぶなら、ヒノキチオールが含まれる「薄型まな板 青森ひば」がおすすめです。

 

 

《軽さで選ぶ》

厚さはどちらも全サイズ12mmですが、同じサイズのまな板の重さを比べてみると、「薄型まな板 青森ひば」の方が約100g軽くなっています。そのため、軽いまな板をお探しの方には「薄型まな板 青森ひば」がおすすめです。

 

 

《価格で選ぶ》

より手ごろな価格のまな板をお探しの方には「薄型まな板 日光桧」がおすすめです。

 

 

 

木のまな板とあわせて使いたい、青森ひばのまな板立て

 

「青森ひば まな板立て」

「青森ひば 一枚板のまな板」

 

 

せっかく木のまな板を使うのであれば、まな板立ても木製のものを選びたいですよね!「青森ひば まな板立て」は、2本の棒で2枚の板をつなぐシンプルな構造のまな板立てです。

 

 

「青森ひば まな板立て」

 

 

まな板に接する部分を極力少なくしており、まな板を乾燥させる際に、水切れの悪さを解消してくれます。一つひとつ手づくりで、丁寧に仕上げました。

 

 

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木のまな板を使う際のポイント

 

最後に、木製のまな板を長く清潔にご愛用いただくための、ちょっとした工夫をご紹介します。

 

 

・使う前に、よく水で濡らす

まな板の表面を水で濡らすことで、表面からの水分や、食材を切ったときに出る汁などを吸収しにくくなり、細菌の侵入を防ぎ衛生的です。色移りやにおい移りを防ぐことにもつながります。

 

 

・使用後はすぐに洗い、風通しの良い場所で乾かす

使用後はなるべく早く洗い、水気を拭き取り、風通しの良いところに立てかけて保管しましょう。また、急な乾燥や熱を加えることは、割れたり反ったりする可能性がありますので、食器洗浄機や食器乾燥機の使用はお控えください。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回はプラスチックのまな板に代わる、木のまな板をご紹介しました。天然の抗菌性や刃あたりの優しさ、温もり感など、木ならではの使い心地も嬉しい木のまな板で、脱プラスチックな暮らしを広げていきませんか?

 

 

 

 

エコデパの「サスティナブルなアイテム」特集では、他にも暮らしのプラスチック削減に貢献するアイテムをご紹介しております。ぜひそちらも合わせてチェックしていただけたらと思います!

 

 

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ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で長野県在住。
夫と8歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

【日用品1つからはじめる、脱プラな暮らしvol.1】紙製の「エシカルハンガー」

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。世界的に大きな問題として認知されるようになった、プラスチックの海洋汚染。日本でもその問題解決のため、2020年7月からレジ袋が有料化されました。

 

 

他にも、飲食店で提供される使い捨て容器やストローが、プラスチックの代替品へと切り替わっていき、身近な暮らしの中で「脱プラスチック」の取り組みを意識する機会が増えているのではないでしょうか。

 

 

 

エコデパでもプラスチック削減の取り組みとして、一部の商品包装をプラスチックから樹木のパルプ資材をつかった「森林のフィルムパック」へ替えたり、心地よく使い続けることができる「脱プラアイテム」のラインナップのさらなる充実を図っています。

 

 

 

 

さらに、2022年4月1日から「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(以下、プラ新法)」が施行されたことをご存知でしょうか?事業者・消費者・国・都道府県・市区町村それぞれが、プラスチック資源の循環等<3R(リデュース・リユース・リサイクル)+リニューアブル>を促進するために、積極的に取り組むことが求められています。

 

 

 

 

これにより、プラスチック製のストローやスプーン、歯ブラシや衣類用ハンガーなどのワンウェイプラスチック(使い捨てプラスチック)製品を扱う事業者に対して、提供の際の有料化や再利用の促進、バイオプラスチック製品の提供等が求められるようになりました。

 

 

また、私たち消費者に求められているのは次のような取り組みです。

 

 

1.必要のないプラスチック製スプーンやフォークの提供を辞退する。または繰り返し使用できる製品を活用する。

 

2.プラスチック製品を捨てる際は、市区町村や事業者等の分別ルールに従い、分別・回収・リサイクルに協力する。

 

3.減量化や包装の簡素化、バイオプラスチック等を使用した製品を使用する。

 

 

 

暮らしの中で、すでにこの3つの取り組みを意識しているという方もいらっしゃれば、「初めて知った。」「これからはじめたい。」という方もいらっしゃるかと思います。

 

 

地球の未来や、様々な生き物の豊かな暮らしを守るためにも、「早く何かしなければ!」という気持ちになりますが、あれもこれもと一度に頑張りすぎると息切れしてしまうことも。

 

 

また、使い心地に違和感があったり、暮らしにフィットしないエコグッズの使用はストレスとなり、使い続けることは難しいのではないでしょうか。環境への配慮は大切ですが、私たちの暮らしもサスティナブル (持続可能)である必要があるはずです。

 

 

そこで「いつもの、読みもの」では【日用品1つからはじめる、脱プラな暮らし】というテーマで、気負わず手軽に暮らしのプラスチック削減に貢献できる日用品を、1アイテムずつご紹介してまいります!

 

 

心地よく使い続けられるよう、使い勝手やデザインにもこだわった製品をセレクト。vol.1となる今回は、プラスチックハンガーに代わる「エシカルハンガー」です。

 

 

 

プラスチック製ハンガーについて

 

 

プラスチック製ハンガーといえばクリーニング店を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?プラ新法の施行に伴い、クリーニング店ではハンガーの回収や再利用、ポリ包装の軽量化などの取り組みが実施されています。

 

 

ハンガーの回収・リユースについては、以前から実施されており、ハンガーの回収率・リユース(再利用)率は50%を超えているということです。また、高い割合で再生原料を用いたハンガーの製造が行われているのだそうです。

 

 

私たち消費者は、ハンガーの回収を行っているクリーニング店に回収してもらうことで、リユース・リサイクルに協力することができます。また、クリーニング品の受け取りの際にハンガーを受け取らないという選択も。これはクリーニング店だけでなく、衣類を購入する際にも取り組むことができますね!

 

 

また、ご自身でハンガーを購入する際に、できるだけ環境に配慮した素材のものや、繰り返し使用が可能なものを選ぶことも取り組みの一つと言えます。

 

 

プラスチックフリーで森林保全にも貢献できる、紙製ハンガー

 

「エシカルハンガー」

 

 

環境に配慮し、森林認証紙を使用した紙製ハンガーです。洋服を掛けてその重量に耐えられるだけの厚みや硬さが必要なため、「紙の芯材+カバー材」の構造になっています。

 

 

「エシカルハンガー(上からカメ、シャチ、クジラ)」

 

 

森林認証は、木材を生産する世界の森林とその森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証するものです。森林の保全に配慮することはもちろん、地域社会の利益にかない、経済的にも持続可能な形で生産された木材に与えられます。この森林認証された木材を使った紙を使うことで、世界の森林保全を間接的に応援することができます。

 

 

「エシカルハンガー(カメ)」

 

 

ハンガーの芯材となっているグレーの紙(以後チップボール)には、森林認証紙を使用しています。私たちの身近なところでは、お菓子の箱などに使われているグレーの紙がチップボールです。エシカルハンガーに使われているチップボールは約3mmの厚さがある硬くて丈夫なものです。

 

 

 

 

また、ハンガーの縁にぎざぎざのカットが施されており、カーディガンなども滑り落ちにくい設計となっています。

 

 

「エシカルハンガー(上からシャチ、カメ、クジラ)」

 

 

カバー材には、海のいきものをデザインしました。美しい発色の紙は、ドイツの製紙メーカーGMUND(グムンド)社の紙を使っています。この紙を選んだ理由は2点。森林認証されたエシカルな紙である点と、日本製の紙にはない鮮やかで美しい色合いであるという点です。

 

 

「エシカルハンガー(シャチ)」

 

 

ドイツと言えば、環境意識の高い国としても知られていますが、グムンド社も環境のことを考えながら美しい紙を生み出している製紙メーカーです。ドイツのバイエルン地方のテーガンゼー湖畔にあり、1829年創業と歴史も長く、リサイクルや森林認証はもちろん、消費電力の75%を水力と太陽光の自家発電でまかなっています。徹底した環境保護に配慮した体制のもと、サスティナブル(持続可能)な紙を製造しています。

 

 

※「エシカルハンガー」は洗濯物などの濡れた衣類を干す際には適していないので、クローゼットやハンガーラック等での使用がおすすめです。

 

 

 

お客さまの声

 

 

 

愛用中のスタッフの声

 

わが家ではクリーニング店からやってきたプラスチック製ハンガー、滑り止め付きのワイヤーハンガー、木製ハンガーを使用しています。洗濯の際は滑り止め付きのワイヤーハンガーを、クローゼットでの保管の際はプラスチック製と木製のものを、というようにシーンによって使い分けをしています。

 

 

 

 

そして、今年新たにエシカルハンガーが仲間入りしました。使う前は「紙製で大丈夫なの!?」と耐久性が心配でしたが、手に取ってみたら紙でもこんなにしっかりしたハンガーができるなんて…と驚きました。

 

 

実際に衣類をかけてみると、縁の部分のギザギザのおかげで、ずり落ちてきてしまう事はありません。肩の部分に小さなくぼみもついているので、ノースリーブの衣類も◎また、フックの形が絶妙なデザインで、クローゼットのポールからハンガーごと落ちてしまうということもありませんでした。

 

 

 

 

他のハンガーとサイズ感を比べてみたところ、「エシカルハンガー」はやや大きめ。「かわいいから私も使いたい!」と言う、7歳の娘の普段着には大きすぎました。ですが、コートや前開きのワンピースには使用できましたし、このハンガーを通して、海で起きている問題について子どもと話すきっかけにもなりました。

 

 

また、フックの部分がワイヤーのものに比較すると高さがあるのが特徴的です。そのため次の写真のように、クローゼットの衣類かけの上にさらに収納があり、ポールと天板の位置が近い場合は少々かけにくさを感じることがありそうです。わが家はまさにこういうクローゼットなのですが、かける際に「エシカルハンガー」を少し傾ければ問題ありませんでした◎

 

 

厚みが約3mmと、木製やプラスチック製に比べて薄いので、クローゼットの中でかさばらないというのは嬉しいポイントです。

 

 

 

 

濡れた衣類に使用できないのは残念ですが、サスティナビリティに配慮した紙製であるということや、使い心地、デザイン・色合いの美しさから、これからも使い続けたいハンガーだと感じました。(エコデパスタッフ・目代)

 

 

「エシカルハンガー(クジラ)」

 

 

>「エシカルハンガー」はこちら

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は「エシカルハンガー」をご紹介しました。秋の衣替えの機会に、クローゼットのハンガーから脱プラな暮らしをはじめませんか?

 

 

 

 

エコデパの「サスティナブルなアイテム」特集では、他にも暮らしのプラスチック削減に貢献するアイテムをご紹介しております。ぜひそちらも合わせてチェックしていただけたらと思います!

 

 

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<参考文献>

・環境省「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律について(2022年9月9日参照)

 

・環境省「『プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律』の普及啓発ページ」(2022年9月9日参照)

 

・東京都クリーニング生活衛生同業組合「クリーニング店におけるリサイクルの取組みと 消費者へのお願い」(2022年9月9日参照)

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と7歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

【もう一歩先の脱プラスチックへ】エコバッグの次に私たちができること

 

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。レジ袋が有料になって1年が経ち、今では買い物の際に多くの方がエコバッグを利用するようになりました。

 

 

この「レジ袋の有料化」は、世界的に問題になっている「プラスチックによる海洋汚染」の解決策の一つとして実施されました。2050年には海洋プラスチックごみは海の魚の量を上回り、消費する原油の20%がプラスチック生産に使用されると予測されています。

 

 

 

 

経済の成長や便利なライフスタイルへの移行と共に増加の一途をたどってきた、海洋を汚染するプラスチックごみ。多くのプラスチック製品を生産、消費している日本も、無関係ではありません。

 

 

大量のプラスチックが日常的に利用される暮らしが当たり前になっている日本は、1人当たりの容器包装等プラスチックの発生量が世界で2番目に多いとされています。そして世界第3位のプラスチックの生産国として、世界の海洋プラスチックごみ問題の一因を作りだしていると言われているのです。

 

 

実は日本は一人あたりのプラスチック使用量が米国に次いで世界2位、生産量も世界3位というプラ大国なのです。また、オーストラリアの大学の研究チームによると、私たちはなんと毎週クレジットカード1枚分(5g)のマイクロプラスチック(※1)を摂取しているとか。

 

 

プラスチック自体は体外に排泄されるのだそうですが、添加されている化学物質や海の中でプラスチックに吸着する有害な化学物質が問題視されています。これらがプランクトン→小魚→大きな魚→ヒトといった食物連鎖で私たちの口に入り、体内に蓄積されていくことになるとすれば大変なことです。

 

 

欧州連合(EU)では、使い捨てのプラスチックの総量を削減しようと、2019年には企業への「拡大生産者責任」を強化しています。しかし、日本ではまだまだそのレベルには至っていません。

 

 

そこでエコデパジャパンを運営する生活アートクラブではいち早く、脱プラの問題に取り組み、まずは商品包装をプラスチックから環境負荷の少ない「森林のフィルムパック」に変更することにしました。

 

 

(※1)マイクロプラスチックとは、プラスチックが波や紫外線のエネルギーで砕け、5ミリ以下の小片になったもの。生分解性がないので、魚や二枚貝、鳥が摂取し、それをより大きな生物が摂取して生物連鎖を起こしていく

 

 

「森林のフィルムパック」

 

 

お花やお菓子のラッピングに使われているセルロースフィルム(通称セロハン)が、木などのパルプから作られていることはご存じでしたか。19世紀にフランスで発明され、大正から昭和にかけては日本でも高級食品などの包装に活用されていました。

 

 

しかし安くて便利な石油由来のプラスチックが登場すると、あっという間に取って代わられたのです。しかし、近年、プラごみ対策として、植物由来のセルロースフィルムが再びクローズアップされています。そのなかで私たちが採用したのが、イギリス製NatureFlex™(フタムラUK製)の包装用セルロースフィルム。環境保全についてきちんと考慮されていると判断したからです。

 

 

このセルロースフィルムは第一に、国際的な認証機関から生分解性を認められた資材を使っていることが挙げられます。管理された森林からの木材パルプ(再生可能な資源)を原料に作られているのです。

 

 

「森林のフィルムパック」

 

 

第二に、100%バイオマス(※2)原料のフィルムをベースに使用しているため、地球温暖化の原因とされているCO2の排出量を抑えることにつながります。第三に、土壌中で微生物の働きによって水とCO2に分解されることが証明されています。つまり家庭菜園に生ごみと一緒に埋めても大丈夫なのです。(下図参照)

 

※2 再生可能な、石油などを除いた生物由来の資源のこと

 

 

 

 

以上のことから「森林のフィルムパック」は、環境に配慮された注目すべき素材の一つだと言えますが、まだまだ完全無欠というわけではありません。たとえば、この袋は、一般社団法人日本有機資源協会(JORA)の《バイオマスマーク90》を取得していますが、バイオマス度100%ではありません。

 

 

袋状に加工する際に、石油由来の樹脂を使用せざるをえなかったからです。今後、この樹脂を植物性由来のものにステップアップしていくことも私たちは視野に入れています。

 

 

「森林のフィルムパック」

 

 

現在、「森林のフィルムパック」は自社製品(靴下や手袋などのオーガニック衣類)から順次、包装を替えていますが、状来のプラスチック包装袋に比べると、10倍ほどのコスト高。しかし、より良い製品をつくるためであれば、他社では難しいことでも果敢に取り組み、自ら小さな一歩を進めていきたいと考えています。

 

 

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また、レジ袋からエコバッグへの切り替えのような家庭単位でのエコ活動も地球環境を守り、育むために大切なことであると考えています。そのため、いつもの暮らしの中で脱プラスチックを手軽に実現できる「日用品」も取り扱っています。

 

 

例えば私たちが家庭で日常的に使っているスポンジ。スポンジの多くはポリウレタンやポリエステルなどのプラスチックを原料とした素材で作られています。このスポンジはゴミとして捨てた後だけでなく、使い続けることで劣化し、マイクロプラスチックとなって排水されると言われています。

 

 

 

 

脱プラ素材の食器洗い用スポンジを選ぶことは、キッチンで手軽にできる脱プラスチック活動の一つです。レジ袋の削減に取り組みとともに、食器洗い用スポンジも見直してみませんか?

 

 

 

これからの時代の食器洗い「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

ささ和紙糸のタオル地でできた食器洗い「SASA・WASH(ササウォッシュ)」「ささ和紙」はクマザサの葉をパウダー状にして梳きこんだ和紙から作られた繊維で、吸水力・吸油力に優れています。そのため多少油が付着したお皿などは、洗浄剤をつけなくても、水洗いで十分きれいに洗えます。

 

 

「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

また「ささ和紙」には天然の抗菌性がある為、使用後の生乾きタオルの菌の増殖を防ぐ効果も。一般的なスポンジに比べると泡立ちは劣りますが、素材の持つ洗浄力でしっかりと汚れを落とします。

 

 

「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

サイズは約18.5×11cmで、扱いやすい大きさで、食器洗い以外にも、お風呂掃除や洗面台掃除にも大活躍。プラスチック製のスポンジの代替品として、自信を持っておすすめできます。

 

 

「SASA・WASH(ササウォッシュ)」

 

 

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また、私たちの暮らしに欠かせない「ラップ」。日本では1960年に家庭用ラップの販売が開始されました。市販のラップはどれも同じように見えますが、素材が異なる場合も。主に使われているのは「ポリエチレン」や「ポリ塩化ビニリデン」などで、プラスチックを原料に作られています。

 

 

ラップは基本的には使い捨てのため、食器洗い用スポンジなどの繰り返し使うプラスチック製品に比べて、ゴミになるまでのサイクルが短いという特徴があります。

 

 

また、スーパーでお肉やお魚を買う時についてくる食品トレーと違って、ラップは丸めてしまえば量(かさ)が小さくなります。1回に捨てる量は少なく見えても、使用頻度と捨てる頻度が高ければ、自ずと廃棄量も多くなってしまうのです。

 

 

 

プラスチックゴミを減らすために、そしてよりよい未来を作っていくために、私たちはどのようにラップを使っていけばいいのでしょうか。

 

 

 

包むものの大きさ、量に合わせて使う

勢い余ってラップを出しすぎたり、汁漏れなどを心配するあまり何重にも包んでいることはありませんか?必要最低限の量を使うように心がけるだけでも、ラップの消費量は減少します。

 

 

ラップに代わるアイテムを使う

これまで当然のように食品の保管などに使ってきたラップですが、本当にラップでなければならないのでしょうか。

 

 

例えばごはんの残りを冷蔵庫で保管する際、洗って繰り返し使用できるフタ付きの容器を使えば、ラップを使わずに済みます。フタ付きの容器がない場合も、深めのお皿に入れて、ひっくり返した平皿を乗せればフタになります。

 

 

最近ではラップ代わりに使える、シリコン製のフタや「蜜ろうラップ」も見かけるようになりました。また、古くから日本で使われていた「さらし」もラップの代替品として注目されています。

 

 

 

繰り返し使えて、炊事に家事に大活躍の「未晒し木綿」

 

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

オーガニックコットンで作った無漂白のさらし。精錬工程においても石油系界面活性剤不使用なので、食品に触れたり、赤ちゃんやお肌の弱い方にも安心してお使いいただけます。

 

 

ラップ代わりに包んだり、そのまま冷凍や解凍も。もちろんふきんとしても使え、アイディア次第で用途が広がります。薄くて早く乾き、洗ってくりかえし使えるエコ製品なので、使い捨てのラップやキッチンペーパーの使用量を減らすことにつながります。

 

 

使い方の例

 

・おにぎりを握る時に

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

水で濡らして絞った「未晒し木綿」でおにぎりを握れば、炊きたてごはんでも手が熱くならず、ごはんもくっつきません。

 

 

私の場合、おにぎりは手でそのまま握るか、キッチンペーパーを水で濡らしたものを使って握っていました。キッチンペーパーを使うと手が熱くならないのはいいのですが、ラップ同様使い捨てです。また水で濡らした後、慎重に絞って広げないと破れてしまうことも。

 

 

その点、丈夫な「未晒し木綿」ならギュッと絞っても安心です。また、手に水をつけて直接おにぎりを握った時と比べて、水気がごはんに均等に行き渡るためか、ビシャッとすることもありません。6歳の娘は「さらしを使って握った方が美味しい!」と言って食べています。

 

 

・豆腐やヨーグルトなどの水切りに

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

・野菜の水気を取る時に

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

・コーヒーのドリップに

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

※二重でのご使用をおすすめします。

 

 

 

・せいろでの蒸し料理に

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

サイズは幅34cm×長さ200cm。用途に合わせてカットしてお使いいただけます。(はさみで切り込みを入れれば、裂くことができます。)

 

 

キッチン以外でも、赤ちゃんのお口拭きや沐浴布、布おむつとして。マスクの内側のあて布や、傷の手当てなど、暮らしの様々な場面で活躍します。

 

 

「オーガニックコットン未晒し木綿(2m)」

 

 

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他にも「竹のeco歯ブラシ(馬毛)2本セット」や、繰り返し使える「アルミクールストロー 2本」など、脱プラスチックな暮らしを実現する日用品をご用意しています!

 

 

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これからも素材や製法など、サスティナビリティに配慮したアイテムを通して、人々の暮らしを豊かに、そして地球環境に貢献していきたいと考えています。エコバッグの使用に加え、毎日使用している身近なプラスチック製品の見直しをはじめませんか?

 

 

 

 

<参考文献>

・小安宏幸「地球が危ない!プラスチックごみ③」、2020年2月、株式会社汐文社

・環境省 大臣官房審議官 早水 輝好「海洋ごみとマイクロプラスチックに 関する環境省の取組」、2016年

・磯辺篤彦「海洋プラスチックごみ問題の真実」、2020年7月、株式会社化学同人

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。
蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ