寝苦しい夜も快適に、さらっとして乾きやすい「リネンの寝具」

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。梅雨明けから厳しい暑さが続いていますね。夜になっても気温も湿度も下がりにくい熱帯夜には、寝苦しさを感じることも。そこで今回は夏の眠りを快適にしてくれる、リネンの寝具についてご紹介します。

 

 

 

速乾性があり、さらっと涼やかな肌触りのリネン

 

 

 

リネンはフラックスという植物を原料に作られた天然繊維。今では寝具やタオルだけでなく、衣類としても人気です。リネンの起源は、紀元前5000~6000年ごろのエジプトと言われ、人類が作ったもっとも古い繊維であると言われています。

 

 

涼しくて、夏の日の長い地方で育つのに適していたため、その後ヨーロッパ中に広まり、暮らしになくてはならない布になりました。そんなリネンにはいくつか大きな特徴があります。

 

 

・一年を通して快適に使える

リネンの繊維は中が空洞で空気を含むことがきでるため、通気性と保温性に優れています。そのため、夏はさらりとした肌触りで心地よく、冬は暖かく、一年を通して使うことができます。

 

 

・吸水性がよく乾きが早い

リネン素材はさらりとして、爽やかな涼感があるのが大きな特性です。それはコットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散させるからです。

 

 

・丈夫で毛羽立ちが少ない

リネンは簡単な洗濯で汚れが落ち、しぼらずに干しておけばパリッとアイロンをかけたようになります。リネンは天然素材の中でも汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。世界の一流ホテルではテーブルクロスやシーツ、タオルにリネンを採用しています。さらにリネンはグラスや食器類を拭く場合に毛羽がつかないので、とても衛生的です。

 

 

・使うほど風合いがよく肌になじむ

繊維が細いためソフトな風合いになり、ドレープや、やわらかいシルエットが得られます。また、糸にリネン特有の自然な糸節(スラブ)があり、これが製品に独特な外観と風合いを与え、 その風合い、柔らかさは洗濯するほどに、また、使い込むほどにその柔らかさを増していきます。

 

・地球に優しい

リネンの原料となるフラックスは強い植物で、農薬をほとんど必要としません。地球に優しい、そして地球で暮らす生き物にも優しい、サスティナブルな素材です。

 

 

・収納の場所をとらない

薄くて軽いので、収納場所にも困りません。またかさばらないので旅行やフィットネスの際などの持ち運びにも適しています。

 

 

 

リネンの寝具なら、汗をかく季節の眠りも快適に

 

まずは定番のシーツや枕カバーから

 

 

 

汗で汚れやすい上に乾きにくい寝具は、速乾性にすぐれたリネンがぴったりです。さらりとした肌触りで夏は涼しく、また繊維に空気を含むため冬は暖かく、一年を通じて使うことができます。

 

 

洗うほどに肌になじむような柔らかさが出てきますが、毛羽立ちは少なく、ホコリがたちにくいのもリネンならでは。洗濯に強く乾きが早いので洗い替えが少なくても大丈夫。洗濯回数の多い夏にも、乾きの遅い梅雨時や冬にも重宝します。

 

 

 

・気候に合わせて使い分けられる、麻わたリバーシブルパッド

 

「麻わたリバーシブルパッド シングルナチュラル(リネン側)」

 

 

暑い季節に最適な麻わたのリバーシブルパッド。片面には「リネン」、もう片面には「ちぢみ麻」を使いました。気候にあわせて両面使い分けて利用できます。

 

 

「麻わたリバーシブルパッド シングルナチュラル(ちぢみ麻側)」

 

 

まるごと麻でできたパッドは熱がこもらず、汗や湿気をしっかり吸収し、すばやく放出します。敷布団にもマットレスにもお使いいただけます。(マットレスの厚み目安は約20cm)

 

 

「麻わたリバーシブルパッド シングルナチュラル」

 


“リネン”は使いこむほどに柔らかく肌に馴染み一年中心地よい素材。“ちぢみ麻”は触るとひんやりするラミー繊維で織っています。「しぼ」といわれる独特の凹凸は肌との密着を防ぐ効果があり、暑く湿気の多い日におすすめです。中わたも天然繊維にこだわり“麻わた”を使用しています。

 

 

“麻わた”は洗ってもへたらないように加工されているので洗濯機で丸洗いできます。ネットに入れて洗濯をすることでキルティングの糸切れや生地のすれを防げます。

 

 

>「麻わたリバーシブルパッド シングルナチュラル」はこちら

 

 

 

・優しいぬくもりの三重ガーゼケット

 

「リネン三重ガーゼケット オートミール」

 

 

リネンのしなやかさ、柔らかさを活かした肌掛けです。優しいぬくもりもあるので、夏の冷房対策にもおすすめです。寒い冬にはシーツと掛け布団の間にかけるなど、1年を通してお使いいただけます。

 

 

「リネン三重ガーゼケット オートミール」

 

 

洗うたびに柔らかくなり、風合いが増していくのもリネンならでは。サイズはシングルとハーフからお選びいただけます。

 

 

>「リネン三重ガーゼケット オートミール」はこちら

 

 

 

お子さんの肌がけにも◎エコデパ人気No.1の「リネンバスタオル」

 

 

 

「どんどん水分を吸収してくれて、すぐ乾く」というリネンの本領を発揮できるバスタオルです。寝ている間にたくさんの汗をかく夏は、湿気を帯びたシーツが不快に感じることも。そんな時は、リネンのバスタオルをシーツの上の背中の辺りに敷いておくことで、シーツの汚れ防止に。また、汗をかきやすいお子さんの肌がけとしてもおすすめです。

 

 

「リネンバスタオル(上からナチュラル、ラベンダー、白)」

 

 

カラーは自然な風合いのナチュラルと、やさしい色合いのラベンダー、清潔感のある白からお選びいただけます。

 

 

>「リネンバスタオル」はこちら

 

 

 

リネンのお手入れについて

 

 

 

おろしたてのリネン製品は比較的固いものや、シャリ感の強いもの、やわらかく加工済みのものなど様々。何度も使って洗濯をしているうち、最初のシャリ感はなくなり、やわらかでなめらかな肌触りになります。洗濯や実際に使う頻度にもよりますが、丈夫なリネンは長くお使いいただけます。

 

 

お洗濯の際は、縮みや傷みの原因となりますので、乾燥機・漂白剤・蛍光増白剤入りの洗剤のご使用はお控えください。また柔軟剤のご使用により、リネン本来の吸水性が弱まる場合があるので注意が必要です。

 

 

お洗濯後のシワが気になる場合は「半乾き」の状態で伸ばしながらアイロンを当ててください。ピシっとまっすぐになります。アイロンをかけずそのまま乾かした場合は、リネン独特のやわらかな質感をお楽しみいただけます。

 

 

 

 

>「リネン」製品一覧はこちら

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は寝苦しい夏の眠りを快適にする、リネンの寝具についてご紹介しました。吸水性抜群で乾きやすいリネンは寝具だけでなく、暮らしの様々な場面で大活躍です!この夏はリネンで心地よく過ごしませんか?

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

【エコデパ人気No.1!】「リネンバスタオル」が愛され続ける理由とは?

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です!エコデパで常に人気商品ランキングにランクインし続けるアイテム「リネンバスタオル」。エコデパ社内でも愛用者が多く、私もその一人です。

 

 

わが家ではこのリネンバスタオルに出会うまでは、一般的なパイルのバスタオルを使用していました。新商品としてリネンバスタオルの販売を開始した際、まずは1枚これまでのバスタオルと交換して使い始めることに。薄手で拭きやすく、何よりその吸水性・速乾性に驚きました!今では全てのバスタオルをリネンに替えたくなるほど…。

 

 

ただ、これまでふわふわのバスタオルをお使いの方からすると「バスタオルとしては頼りないんじゃない?」「気になるけど、買って失敗したくない…」と、躊躇される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

そこで今回は素材としてのリネンの魅力やお手入れ方法、そしてリネンバスタオルの人気の理由をご紹介します!

 

 

そもそも「リネン」ってどんな素材なの?

 

 

 

リネンはフラックスという植物を原料に作られた天然繊維。今では寝具やタオルだけでなく、衣類としても人気です。リネンの起源は、紀元前5000~6000年ごろのエジプトと言われ、人類が作ったもっとも古い繊維であると言われています。

 

 

涼しくて、夏の日の長い地方で育つのに適していたため、その後ヨーロッパ中に広まり、暮らしになくてはならない布になりました。

 

 

 

 

エコデパのリネン製品は、ベラルーシ産の高品質なリネンを使っています。ベラルーシ、そしてお隣の旧ソ連リトアニア近辺の地方は、リネンの一大産地です。

 

 

そこで作られるリネンの量は、フランスとベルギーで作られる量に匹敵する東欧のリネン中心地といえます。リネンの原料となるフラックスの栽培から、紡績・製織・最終製品まで一貫して生産を行い、世界中にリネンを供給しています。

 

 

衣類はもちろん、クロスやシーツなどインテリアファブリックとしても最適な素材です。そんなリネンにはいくつか大きな特徴があります。

 

 

・一年を通して快適に使える

リネンの繊維は中が空洞で空気を含むことがきでるため、通気性と保温性に優れています。そのため、夏はさらりとした肌触りで心地よく、冬は暖かく、一年を通して使うことができます。

 

 

・吸水性がよく乾きが早い

リネン素材はさらりとして、爽やかな涼感があるのが大きな特性です。それはコットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散させるからです。

 

 

・丈夫で毛羽立ちが少ない

リネンは簡単な洗濯で汚れが落ち、しぼらずに干しておけばパリッとアイロンをかけたようになります。リネンは天然素材の中でも汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。世界の一流ホテルではテーブルクロスやシーツ、タオルにリネンを採用しています。さらにリネンはグラスや食器類を拭く場合に毛羽がつかないので、とても衛生的です。

 

 

・使うほど風合いがよく肌になじむ

繊維が細いためソフトな風合いになり、ドレープや、やわらかいシルエットが得られます。また、糸にリネン特有の自然な太細むらがあり、これが製品に独特な外観と風合いを与え、 その風合い、柔らかさは洗濯するほどに、また、使い込むほどにその柔らかさを増していきます。

 

・地球に優しい

リネンの原料となるフラックスは強い植物で、農薬をほとんど必要としません。地球に優しい、そして地球で暮らす生き物にも優しい、サスティナブルな素材です。

 

 

・収納の場所をとらない

薄くて軽いので、収納場所にも困りません。またかさばらないので旅行やフィットネスの際などの持ち運びにも適しています。

 

 

 

リネンのお手入れについて

 

 

 

おろしたてのリネン製品は比較的固いものや、シャリ感の強いもの、やわらかく加工済みのものなど様々。何度も使って洗濯をしているうち、最初のシャリ感はなくなり、やわらかでなめらかな肌触りになります。洗濯や実際に使う頻度にもよりますが、丈夫なリネンは長くお使いいただけます。

 

 

お洗濯の際は、縮みや傷みの原因となりますので、乾燥機・漂白剤・蛍光増白剤入りの洗剤のご使用はお控えください。また柔軟剤のご使用により、リネン本来の吸水性が弱まる場合があるので注意が必要です。

 

 

お洗濯後のシワが気になる場合は「半乾き」の状態で伸ばしながらアイロンを当ててください。ピシっとまっすぐになります。アイロンをかけずそのまま乾かした場合は、リネン独特のやわらかな質感をお楽しみいただけます。

 

 

 

一度使ったら手放せない「リネンバスタオル」

 

 

 

「どんどん水分を吸収してくれて、すぐ乾く」というリネンの本領を発揮できるバスタオルです。薄手でかさばらないので、ご自宅だけでなくアウトドアで遊ぶ時や、スポーツクラブへのお供に最適です。

 

 

乾きやすいので部屋干しなどでもニオイにくいのもポイント。はじめはパリッとしていますが、使い込むほどに肌に馴染みます。

 

 

「リネンバスタオル(上からナチュラル、ラベンダー、白)」

 

 

カラーは自然な風合いのナチュラルと、やさしい色合いのラベンダー、清潔感のある白からお選びいただけます。

 

 

「リネンバスタオル(ラベンダー)」

 

 

ラベンダーは、その上品でやさしい色合いから、大変ご好評いただいています。

 

 

>「リネンバスタオル」はこちら

 

 

「リネンバスタオル」愛用者の方の声

 

人気のリネンバスタオルは、お客さまからのレビューも多数いただいています。おすすめ度は「4.8(※)」と高評価!いただいたレビューの一部と、エコデパスタッフの声をご紹介します。

(※)2022年4月現在

 

 

 

・お客さまの声

 

 

 

 

すみれ様 おすすめ度:★★★★★

『2回目の購入です。子どもが使っている、ピローケースに収まらない枕に使っています。たくさん汗をかいてもさらりとした感触で快適そうです。肌あたりが思っていたよりも柔らかく、旅行にも便利そうなので、枚数を増やすことにしました。』

 

 

 

みな様 おすすめ度:★★★★★

『梅雨時期に早く乾くバスタオルが欲しくて購入しました。期待通り乾きは早い!ホワイトよりナチュラルの方が草の香りがします。洗濯すると香りは減ります。好き嫌いもあると思いますが私も子供もこの香りを気に入っています。お風呂上がりに使用していますが、大人でもしっかり拭き取れます(ショートヘアです)。色んな使い方をしていますが一度も生乾き臭はありません。最近は寝る時にお腹にかけて寝ています。子供にかけたら朝までちゃんとお腹にかかっていたので軽くて涼しかったと思われます。旅行にも持って行きたいので、追加購入予定です!』

 

 

 

まりっち様 おすすめ度:★★★★★

『使用するまで半信半疑でした。生地が薄いのでお風呂上がりの水気を完全に拭き取れる訳がないと思い込んで使ってみましたが、そんな思いがいっぺんに吹き飛びました。洗濯もネットに入れず洗えるし扱いやすい製品です。周りにおススメしています。』

 

 

 

>全ての「リネンバスタオル」のレビューはこちら

 

 

 

・愛用中のエコデパスタッフの声

 

『パイルのバスタオルを使っていましたが、拭いてもジメっとするのが不快でこちらを購入しました。薄いですが、吸水もよくさらっとした使用感で心地よいです。薄いのでかさばらず、梅雨時期でも乾きが早いのが嬉しいです。』

 

 

 

『通常のバスタオルよりコンパクトですぐ乾くところが気に入っています。
・海や山等、砂地のレジャーに持っていきお尻の下にひいてもパイルタオルより簡単に砂が落ち、汚れも目立たず重宝しました。
・夏場の子供のブランケットにも丁度良いです。
・ウエストに巻いてエプロンの代わりにして料理や皿洗いをしています。終わったら巨大なふきんとして使用。最後はシンクの水もすべてふき取り洗濯機にポンしています。』

 

 

 

『梅雨時期など洗濯物が乾きづらいときも、とても助かるので家ではふかふかのタオルと、うまく使い分けております。アメニティがない場所に数日滞在した際も、使用してザブッと洗って干したら翌日には乾いて使用できました。ヨガマットの上に敷いたりと、バスタイム以外にも使えるので、旅行や外出時に1枚バッグに入れておくと便利だと思いました。友人へのプレゼントにもとても喜ばれました。』

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は新生活におすすめのリネンバスタオルについてご紹介しました!お天気が崩れやすい今の時期にもぴったりのリネンバスタオル。この機会にその使い心地を感じてみませんか?

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ

 

 

 

美しさもサスティナブルな暮らしも叶う、大人のリネンスタイル

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。全国的に梅雨入りし、夏もすぐそこまで近づいて来ました。気温も湿度も高い日本の夏には、できるだけ涼やかな衣類を選びたくなるもの。

 

 

最近ではそういったニーズに応えるべく、速乾性や涼感のある衣類が次々に登場しています。その多くはポリエステルやポリウレタンなどの化学繊維です。

 

 

実際にそういった素材のインナーを着用してみると、ひんやりとして、汗をかいても乾きやすいので一時的には快適です。その反面で洗濯に弱く、洗濯を繰り返していくうちに伸びてしまうことも。

 

 

また安価で手に取りやすいこともあり「ワンシーズン着られれば元が取れる。」というファストファッション的な考えに陥りがち。例えば一枚の涼感インナーを2年、3年と長く着続けることは、品質的にも意識的にもなかなか難しいのではないでしょうか。

 

 

そして近年大きな問題になっている、マイクロプラスチックによる海洋汚染。これにはレジ袋などのプラスチック包装だけでなく、化学繊維も影響しています。化学繊維の衣類を洗濯する際に抜け落ちた繊維が、海や海岸、川、湖などに放出されてしまうことがあるのです。

 

 

 

 

大手のアウトドアブランドでは、取り扱っているフリースアイテムの海洋汚染への影響を認めています。その上で、その影響を調査することに資金を投入したり、再生可能なリサイクル素材の導入を進めています。また消費者に向けて「必要なもの以外は買わないこと」や「フリースの洗濯回数を減らすこと」といった行動指針を示すことで、消費者とともにマイクロプラスチックの削減を目指しています。

 

 

このように私たちがどのようなファッションを選択するかによって、地球への負荷の大きさも変わってくるのです。私たちにとってファッションは文化でありアイデンティティでもあり、その喜びや楽しみは欠かせないものです。

 

 

そこで今回はファッションの楽しみとサスティナビリティ、どちらも叶える素材、リネンについてご紹介します。

 

 

 

さらっとして乾きやすい、素材としてのリネン

 

 

 

リネンはフラックスという植物を原料に作られた天然繊維。今では寝具やタオルだけでなく、衣類としても人気です。

 

 

リネンの起源は、紀元前5000~6000年ごろのエジプトと言われ、人類が作ったもっとも古い繊維であると言われています。涼しくて、夏の日の長い地方で育つのに適していたため、その後ヨーロッパ中に広まり、暮らしになくてはならない布になりました。そんなリネンにはいくつか大きな特徴があります。

 

 

・一年を通して快適に使える

リネンの繊維は中が空洞で空気を含むことがきでるため、通気性と保温性に優れています。そのため、夏はさらりとした肌触りで心地よく、冬は暖かく、一年を通して使うことができます。

 

 

・吸水性がよく乾きが早い

リネン素材はさらりとして、爽やかな涼感があるのが大きな特性です。それはコットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散させるからです。

 

 

・丈夫で毛羽立ちが少ない

リネンは簡単な洗濯で汚れが落ち、しぼらずに干しておけばパリッとアイロンをかけたようになります。リネンは天然素材の中でも汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。世界の一流ホテルではテーブルクロスやシーツ、タオルにリネンを採用しています。さらにリネンはグラスや食器類を拭く場合に毛羽がつかないので、とても衛生的です。

 

 

・使うほど風合いがよく肌になじむ

繊維が細いためソフトな風合いになり、ドレープや、やわらかいシルエットが得られます。また、糸にリネン特有の自然な太細むらがあり、これが製品に独特な外観と風合いを与え、 その風合い、柔らかさは洗濯するほどに、また、使い込むほどにその柔らかさを増していきます。

 

・地球に優しい

リネンの原料となるフラックスは強い植物で、農薬をほとんど必要としません。地球に優しい、そして地球で暮らす生き物にも優しい、サスティナブルな素材です。

 

 

・収納の場所をとらない

薄くて軽いので、収納場所にも困りません。またかさばらないので旅行やフィットネスの際などの持ち運びにも適しています。

 

 

 

エコデパのリネンについて

 

 

 

エコデパのリネン製品は、ベラルーシ産の高品質なリネンを使っています。ベラルーシ、そしてお隣の旧ソ連リトアニア近辺の地方は、リネンの一大産地です。

 

 

そこで作られるリネンの量は、フランスとベルギーで作られる量に匹敵する東欧のリネン中心地といえます。リネンの原料となるフラックスの栽培から、紡績・製織・最終製品まで一貫して生産を行い、世界中にリネンを供給しています。衣類はもちろん、クロスやシーツなどインテリアファブリックとしても最適な素材です。

 

 

 

リネンのお手入れについて

 

 

 

おろしたてのリネン製品は比較的固いものや、シャリ感の強いもの、やわらかく加工済みのものなど様々。何度も使って洗濯をしているうち、最初のシャリ感はなくなり、やわらかでなめらかな肌触りになります。洗濯や実際に使う頻度にもよりますが、丈夫なリネンは長くお使いいただけます。

 

 

お洗濯の際は、縮みや傷みの原因となりますので、乾燥機・漂白剤・蛍光増白剤入りの洗剤のご使用はお控えください。また柔軟剤のご使用により、リネン本来の吸水性が弱まる場合があるので注意が必要です。

 

 

お洗濯後のシワが気になる場合は「半乾き」の状態で伸ばしながらアイロンを当ててください。ピシっとまっすぐになります。アイロンをかけずそのまま乾かした場合は、リネン独特のやわらかな質感をお楽しみいただけます。

 

 

次のページではこれからの季節に合った、リネンのファッションアイテムをご紹介します。