こんにちは、エコデパスタッフの目代です。日に日に春の訪れを色濃く感じるようになり、お出かけ欲がむくむくと湧いている今日この頃。公園でのびのびとピクニックを楽しみたいところですが…今年は自粛の春。
とはいえ、「心地のいい陽気の中、春を楽しみたい!」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん私もその一人なのですが、わが家の6歳の娘はさらにピクニックやお出かけへの熱い想いがある様子。というもの、今年保育園を卒園する娘は、3月に卒園遠足に行く予定でした。
例年であれば電車に乗って少し遠くへ出かけるのですが、コロナウィルスの流行に伴い、目と鼻の先にある貸しホールに目的地を変更。そして先週になってそのホールも貸し出し禁止に…。最終的には保育園の中で、持参したお弁当を食べることになりました。
保育園最後の一年のイベントは中止か、縮小した形での開催を余儀なくされました。健康に過ごせるだけで、縮小開催できるだけで有難いと思う一方で、やっぱり少し切ない気持ちに。でも子どもたちはそんなことお構いなし!保育園の中でお弁当を食べる遠足であっても、今か今かと心待ちにしています◎この姿を見て、子どもは今を楽しむ天才だなぁ…と感じました。
大人もできないことに目を向けているだけではもったいないですね!「今できる形で思いっきり楽しむ。」そんな意識で過ごしたいと思い、いつものごはんをおにぎりに変えて、おうちピクニックをしてみました!
お茶碗で食べているごはんをおにぎりにするだけで、不思議と気分が変わります。娘はおにぎりになっているだけで楽しいようで、「おかずはお弁当箱に入れよう!」「ベランダの方で食べてもいい?」と、いろいろなアイディアが!
私もさらに春を楽しもうと、窓を開けて風を感じたり、春らしいランチョンマットを使ってみたり。花瓶に季節のお花を飾ってみるとさらに春を感じられます◎
皆さんも、いつものごはんをおにぎりに変えた「おうちピクニック」で、手軽に春を楽しんでみませんか?今回は「おうちピクニック」のすすめとして、おにぎりがもっと美味しくなる食材や道具をご紹介します!
おにぎりに欠かせない、基本の食材
・まずはやっぱり美味しいごはん
宮城県の北東部に位置する登米市で栽培された「宮城県登米産ひとめぼれ」。登米市は白鳥の飛来地として有名な「伊豆沼・内沼」(ラムサール条約に指定)や、一級河川である「北上川・迫川」の恵みのもと、豊かな耕土が形成されています。そんな恵まれた環境の中で、農薬や化学肥料をできるだけ少なくして栽培した、特別栽培米です。
「ひとめぼれ」は、「コシヒカリ」と「初星」を掛け合わせて出来たお米で、粘りの強さと飽きのこない甘みが特徴。粘り、甘み、ツヤ、うま味、香りのトータルバランスに優れていて、ひと言でいえば「オールマイティーなお米」です。
炊き上がりはふっくら、食感はもっちりとしていて、冷めてもモチモチ感があるため、おにぎりやお弁当などでも美味しくお召し上がりいただけます。
・おにぎりの味を決める「塩」
富士箱根伊豆国立公園内の立体塩田で、伊豆大島産海水を天日濃縮しました。粒子が均一できめ細かく、しっとりしています。おにぎりによく合う、スタンダードなお塩です。
フランス・ブルターニュ地方にあるゲランドの塩田で、9世紀から機械をほとんど使わない伝統的手法を用い、塩職人の手により今日まで作られている天日塩です。
ゲランドの塩は塩化ナトリウムだけでなく、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分を含んでいます。そのため塩味だけではない、旨みをもたらします。おにぎりなど、シンプルな料理ほど味の違いを感じられます。
・有明海産の初摘みの海苔を使った「黒箔(焼きのり)」
海苔本来の香りと味を重視した品質重視の焼き海苔です。有明海産の初摘み(一番摘み)の極上の新芽のみを使用し、一枚一枚丹念に焼き上げました。入江の多い豊かな有明の海の恵みによる、極上吟撰の新芽海苔の至高の味わいをご堪能ください。
全形(板のり/全形7枚入り)と、缶入り(個包装/20袋入)がございます。
いつものおにぎりがもっと美味しくなる道具たち
・繰り返し使えて、炊事に家事に大活躍の「未晒し木綿」
オーガニックコットンで作った無漂白のさらし。ラップ代わりに包んだり、そのまま冷凍や解凍も。もちろんふきんとしても使え、アイディア次第で用途が広がります。薄くて早く乾き、洗ってくりかえし使えるエコ製品なので、使い捨てのラップやキッチンペーパーの使用量を減らすことにつながります。
水で濡らして絞った「未晒し木綿」でおにぎりを握れば、炊きたてごはんでも手が熱くならず、ごはんもくっつきません◎
私の場合、おにぎりは手でそのまま握るか、キッチンペーパーを水で濡らしたものを使って握っていました。キッチンペーパーを使うと手が熱くならないのはいいのですが、ラップ同様使い捨てです。また水で濡らした後、慎重に絞って広げないと破れてしまうことも。
その点、丈夫な「未晒し木綿」ならギュッと絞っても安心です。また、手に水をつけて直接おにぎりを握った時と比べて、水気がごはんに均等に行き渡るためか、ビシャッとすることもありません。娘は「さらしを使って握った方が美味しい!」と言って食べています。
サイズは幅34cm×長さ200cm。用途に合わせてカットしてお使いいただけます。(はさみで切り込みを入れれば、裂くことができます。)
台所以外でも、赤ちゃんのお口拭きや沐浴布、布おむつとして。マスクの内側のあて布や、傷の手当てなど、暮らしの様々な場面で活躍します。
・吸水性、抗菌力、通気性も◎おにぎりにぴったりの「経木」
握ったおにぎりを包みたいときは、北海道産のシナの木を薄くスライスして作った「クッキングウッドシート」がおすすめです。シナには吸水性・抗菌力・通気性があり、おにぎりを包む際や、天ぷら等の揚げ物料理にも最適。漂白剤などの薬品を一切不使用なので、安心して食品にお使いいただけます。
はさみで丁度いい大きさにカットして、バランやアルミカップの代わりに。余分な油や水分もウッドシートが吸ってくれるので、お弁当にぴったりです。
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・竹のおむすび入れで、さらにピクニック気分を演出!
国産の竹で作られた、おむすび入れです。通気性が良く、蒸れにくいためおにぎりやサンドイッチに最適です。すだれをランチョンマットとして使うことができます。普段のお弁当はもちろん、ピクニックにも◎
ウレタン処理はしておらず、竹の色合いや風合いをお楽しみいただけます。
いかがでしたでしょうか。今回はいつものおうちごはんをピクニック気分にしてくれて、おにぎりがさらに美味しくなる食材や道具をご紹介しました!今年はおうちにいながら春の訪れを楽しみませんか?
現在エコデパでは「春のおそとごはん」特集も公開中です!そちらも合わせてチェックしてみてくださいね。
ーこのコラムの書き手ー
スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ