毎日のヘアケアをシンプルに、新しいシャンプーの形「シャンプーバー」

 

 

こんにちは、エコデパジャパンの目代です。皆さんは「石けん」というと、どのようなイメージをお持ちですか?「手や体を洗う、昔ながらの固形石けん」を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。

 

 

サスティナブルな暮らしに対する関心が高まっている今、洗髪用の固形石けん「シャンプーバー」が注目されています。一方で、「石けんでシャンプーはハードルが高くて…。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

そこで今回は、頭皮の状態に合わせたシャンプーの選び方、そして「シャンプーバー」の特徴や使い方のポイントについてご紹介します!

 

 

 

頭皮の状態に合ったシャンプーの選び方

 

 

 

ダメージヘアやボリューム不足など、髪のお悩みを感じた時に、多くの方がはじめに行うのがシャンプーやコンディショナーの見直しではないでしょうか。そもそもシャンプーは「髪を洗う」のではなく、「頭皮を洗う」ものです。頭皮の汚れや皮脂を落として清潔にし、頭皮を健やかに保つことが大切です。

 

 

シャンプー剤は大きく分けて「石けん系」「アミノ酸系」「高級アルコール系」の3つのタイプに分けられますが、ポイントは頭皮にあったものを選ぶことです。

 

 

・石けん系

石けん成分で作られた洗浄剤。洗浄力は高いものの、頭皮への刺激は弱いとされています。パサつきやきしみが生じやすいので専用のリンスを併用することをおすすめします。頭皮の状態は正常〜オイリーな方に適しています。

 

 

・アミノ酸系

アミノ酸から作られる洗浄剤。頭皮への負担が少ない。他の2種に比べて洗浄力がやや弱いとされ、丁寧に洗うことが大切です。頭皮が乾燥気味の方にすすめられます。

 

 

・高級アルコール系

市販のシャンプーで最も多いのがこちら。鉱物油や動植物油脂などから作られる洗浄剤。泡立ちに優れ洗浄力が高い分、刺激が強いため、地肌に残るとトラブルにつながることも。よく洗い流すことがポイントです。頭皮がオイリーな方に向いているようです。

 

 

 

シャンプーバーの特徴やメリット

 

・お肌に負担をかけにくく、髪も体も洗える

 

「フェアリーリング シャンプー&コンディショニングバー シリーズ」

 

 

エコデパでお取り扱いしている「シャンプーバー」は天然由来成分を原料とし、合成界面活性剤や防腐剤、合成香料、鉱物油などは一切不使用です。頭皮やお肌に負担をかけたくない方にもおすすめです。また、「シャンプーバー」一つで髪も体も洗えるのも嬉しいポイントです!

 

 

ボトルレスで、プラスチックの使用削減につながる

 

 

 

「シャンプーバー」は固形石けんなのでプラスチックのボトルは必要ありません。さらに、紙のパッケージに包まれているものが多く、プラスチックの使用削減につながります。また、シャンプーのボトルに比べて省スペースにもなり、バスルームや洗面所がシンプルに!

 

 

 

髪もお肌もやさしく洗い上げる「シャンプーバー」

 

・肌への刺激が少ない植物油100%ベースの「フェアリーリング」シリーズ

 

「フェアリーリング シャンプーバー モイスト【しっとりタイプ】」

 

 

「フェアリーリング」シリーズのシャンプーバーは、敏感肌や乾燥肌の地肌にやさしい100%植物油からできた無添加の固形全身用石けんです。職人が40日熟成のコールドプロセス製法(※)で手作りしています。

 

 

(※)「コールドプロセス製法」・・・鹸化を非加熱で行い、自然乾燥・熟成させることで油脂分を劣化させず、保湿成分であるグリセリンをはじめ原料の栄養成分が損なわれにくい製法です。

 

 

 

 

合成界面活性剤・防腐剤・発泡剤・化学合成色素・合成香料・パーム油・鉱物油・動物材料一切不使用。低刺激でお肌にやさしく、皮膚にうるおいを与え、頭皮・毛髪をすこやかに保ちます。

 

 

「フェアリーリング シャンプーバー リフレッシング【さっぱりタイプ】」

 

 

さらに、保湿効果を高めるためにホホバオイルとヨモギ葉エキスを加え、しっとりとした洗い上がりを目指しました。しっとりタイプとさっぱりタイプをご用意しております。

 

 

>「フェアリーリング シャンプー&コンディショニングバー シリーズ」はこちら

 

 

 

また、「フェアリーリング シャンプーバー」とあわせて使用したいのが「フェアリーリング コンディショニングバー」です。

 

 

「フェアリーリング コンディショニングバー」

 

 

髪を保護する機能成分と髪に栄養を与える植物油、ミツロウを配合したコンディショニングバーです。合成界面活性剤・防腐剤・発泡剤・化学合成色素・合成香料・パーム油・鉱物油・動物材料一切不使用。

 

 

水を一切使わず石鹸での洗髪後のきしみ感を緩和し、艶、コシ、ハリを与えます。

 

 

>「フェアリーリング コンディショニングバー」はこちら

 

 

 

・アボカドオイル配合、最上級の洗い上がりを実現した「オラン・ク・オラン オレンジ」

 

「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」

 

 

熱を加えないコールドプロセス製法で、熟成に1ヶ月以上の時間と手間をかけて作られている「オラン・ク・オラン」シリーズの石けん。自然に出来上がったグリセリン(お肌をしっとりさせる成分)がたっぷり含まれます。また加熱による油脂の劣化もありません。

 

 

また、「オラン・ク・オラン」の石けんの主原料は、生産者指定のココナッツオイルです。ココナッツの生産者でもあるアナ・アグンさん一家が、手絞りで製造しています。

 

 

「ココナッツ生産者のアナ・アグンさん(左)と、開発者の橋本健一さん(右)」

 

 


木になっているココナッツを収穫し、割って、白い果肉部分を粉砕して、ココナッツミルクを絞ります。次に、ココナッツミルクを火にかけてオイル部分が上澄みとして分離するまで待ちます。オイル部分だけを取り出したものが「オラン・ク・オラン」の石けんの主原料となるオイルです。

 

 

「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」には、オレンジにニームオイルの持つナッツのような香りがプラスされ、独特の甘く爽やかな香りです。ニームとは別名ミラクルツリーと呼ばれる薬木です。皮膚の再生や、はりを保つ効果があり、シャンプーに使用した場合は、フケの予防効果が報告されています。

 

 

さらに、保湿効果が高くお肌をやわらかくする効果がある「アボカドオイル」と、同じく保湿効果がある「ココナッツクリーム」を贅沢に使用することで、最上級の洗い上がりを実現しました。

 

 

またオレンジ精油は、気分を明るくする爽やかな香りとともに、余分な皮脂や汚れをスッキリ落とします。

 

 

 

 

「オラン・ク・オラン」の石けんの原料には、身体に優しいものだけを厳選し、保存料や着色料、香料などの添加物は一切使用していません。赤ちゃんから大人まで、家族みんなでお使いいただけます。

 

 

「オラン・ク・オラン」の石けんには「カユプティ」「ジャワティー」もございますが、シャンプーとしてお使いになる場合には「オレンジ」がおすすめです。

 

 

>「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」はこちら

 

 

 

「シャンプーバー」の使い方のポイント

 

「シャンプーバー」を使ってシャンプーをする際のポイントは、お湯で髪全体を流しながら丁寧に予洗いをすること。その後、「シャンプーバー」を優しく髪にこすりつけて髪を洗います。洗い終わったら、たっぷりのお湯でしっかりとすすいでください。

 

 

また、「シャンプーバー」は使っているうちに、外側が柔らかくなって溶けやすくなることも。そのため、使いやすい大きさにカットしてからご使用になることをおすすめします。

 

 

「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」をカットしてみました!(4つにカットしたうちの2つ)

 

 

カットした残りは「スタッシャー」などに入れて、高温多湿の場所を避けて保管を。

 

 

「stasher(スタッシャー)/クリア Sサイズ」

 

 

>「スタッシャー」シリーズ一覧はこちら

 

 

 

シャンプーバーは、バスルーム内に置いたままにすると溶けやすくなってしまいます。ご使用後はバスルームから出して、通気性のいいソープトレーなどの上に置いておきましょう。

 

 

「SOAPTRAY&WASHBOARD」

 

 

「SOAPTRAY&WASHBOARD」は、貴重な国産の広葉樹ブナ材を使用したソープトレーです。接地面が小さいから水切れがよく、洗面台にも水が溜まりません。

 

 

「SOAPTRAY&WASHBOARD」

 

 

また、ミニ洗濯板としても使え、衿や袖の汚れ、下着や靴下など洗濯機に入れる前に洗濯板でこすっておくとガンコな汚れも落ちやすくなります。

 

 

>「SOAPTRAY&WASHBOARD」はこちら

 

 

 

スタッフが使い比べてみました!

 

エコデパスタッフの私、目代が「フェアリーリング シャンプーバー リフレッシング」と「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」を使い比べてみました!まずは簡単に私の髪質などを自己紹介させていただきます。

 

 

ヘアスタイルは短めのボブで、カラーやパーマは長らくしていません。髪質は普通〜ややしっかりめで、はねやすい。髪の量が多いので、湿度の高い時期は広がりやすいのが悩みです。

 

 

※ご紹介する商品の使用感はスタッフ個人の感想です。髪質等によって使用感が異なる場合がございます。

 

 

 

ェアリーリング シャンプー&コンディショニングバー シリーズ

 

「フェアリーリング シャンプーバー リフレッシング【さっぱりタイプ】」

 

 

「リフレッシング【さっぱりタイプ】」「モイスト【しっとりタイプ】」どちらも使ってみました!お湯でよく髪を濡らしてから、髪になでつけるようにシャンプーバーをつけ、軽く洗ってみたら、泡立ちのよさに驚きました。また、ハーバルなやさしい香りで、強い香りが苦手な方にもおすすめです!

 

 

洗い流すとややきしみ感が気になったので、「コンディショニングバー」も使ってみました。髪に馴染ませてみるとさっきまでのきしみ感はなくなり、するすると指通りがよくなりました!

 

 

「フェアリーリング コンディショニングバー」

 

 

お湯で洗い流して、ドライヤーで乾かした後も引っかかることはなく、サラサラとした仕上がりに。

 

 

「フェアリーリング シャンプーバー モイスト【しっとりタイプ】」

 

 

そして、気になるのが「リフレッシング【さっぱりタイプ】」「モイスト【しっとりタイプ】」の違いではないでしょうか?あくまで私の髪の場合ですが、洗っている最中の泡立ちなどには大きな差はありませんでした。ただ「モイスト【しっとりタイプ】」の方が、洗い流した後やドライヤーで乾かした後にまとまりやすいように感じました!

 

 

夏の皮脂が多くなる時期は「リフレッシング【さっぱりタイプ】」、乾燥が気になる秋〜冬は「モイスト【しっとりタイプ】」など、季節に合わせた使い分けもおすすめです◎

 

 

>「ェアリーリング シャンプー&コンディショニングバー シリーズ」はこちら

 

 

 

「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」

 

「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」

 

 

「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」も使ってみました!使い方は「フェアリーリング シャンプーバー リフレッシング」と同様です。こちらも泡立ちがよく、たっぷりの泡で頭皮や髪を洗うことができるので、とても心地がいいです。また、やさしいオレンジの香りで、わが家の子どもも気に入って、体を洗う際に使っています。

 

 

洗い流すと多少のきしみ感がありましたが、「無添加せっけん オラン・ク・オラン」シリーズにはトリートメントのご用意がないため、そのまま乾かしてみました。しっかり乾かした後はきしみ感はほとんどなくなりましたが、私の場合は髪が広がりやすいので、アウトバストリートメント(※)で少し保湿とボリュームダウンが必要でした。

 

 

(※)お風呂を出てタオルドライ後に使用する、洗い流さないトリートメント

 

 

同シリーズではありませんが、「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」でシャンプーをした後に、「フェアリーリング コンディショニングバー」を使ってみましたが、十分にコンディショニング効果を感じられました。

 

 

 

使い比べのまとめ

 

「フェアリーリング シャンプーバー リフレッシング」「無添加せっけん オラン・ク・オラン オレンジ」、どちらも泡立ちが豊かで、とても洗い心地がよかったです。また、髪も体も洗えることや、バスルームがシンプルになったことも嬉しいポイントでした!ぜひ一度「シャンプーバー」ならではの心地よさをお試しいただけたらと思います。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は新しいシャンプーの形「シャンプーバー」についてご紹介しました。シンプルでサスティナブルなヘアケアをはじめませんか?

 

 

 

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<参考文献>

(※)浜中聡子『「女性の薄毛・抜け毛」お悩み解消BOOK』、2011年、株式会社主婦と生活社

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で長野県在住。
夫と8歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ