・虫刺されによる刺激
夏場に子どもたちが刺されやすい虫といえば、蚊ではないでしょうか。「たかが蚊」と思われるかもしれませんが、蚊はデング熱などのウイルスを伝播する場合も。
また蚊に刺されるとかゆみが生じるため、小さなお子さんはかきむしって、とびひにつながることも。そのためまずは刺されないための対策が大切です。
詳しい蚊よけ対策については、以前にご紹介した記事もご覧ください。
>合わせて読みたい「かゆみや感染症の予防にも、夏の虫よけ対策」
<蚊に刺されないためには>
・茂みや水場など蚊が多い場所では肌の露出を控える
・虫よけスプレーや蚊取り線香で蚊を寄せ付けないようにする
・ディート不使用!天然成分でお肌をやさしくガード
月桃の精油、蒸留水に、虫のいやがるレモンユーカリなどの精油をブレンドした虫よけスプレー。ベースとなっているのは、月桃葉蒸留水と久米島海洋深層水。月桃の蒸留水は化粧水としても使用される成分で、お肌を清潔に保ち、保湿をする効果があります。
また、久米島海洋深層水は、ミネラル分が多く、pHが人間の体液に近いといわれています。お肌にしっとりとなじみ、ベタつきもありません。
・吊り下げるだけ、森の香りで虫よけ空間に
フィトンαをはじめとした植物成分のチカラで虫を寄せ付けない、吊り下げタイプの虫よけです。植物の爽やかな香りで、虫が嫌がる空間を作ります。
効果持続期間は、開封後約30から40日。またフィトンαには、虫に対する忌避作用だけではなく、室内の消臭やリラックス効果も期待できます。
赤ちゃんやペットと暮らすご家庭でも安心してお使いいただけます。私は窓際や玄関だけでなく、ベビーカーにもつけていました。
・森の香りでバリア!お部屋専用の虫よけスプレー
フィトンαをはじめとした植物成分をブレンドした、お部屋用の虫よけスプレーです。スプレーすると森林の爽やかな香りが広がり、消臭やリフレッシュ効果も。キッチンなどの消臭スプレーとしてもお使いいただけます。
また吊り下げカード付きで、吹き付けて気になる場所に吊り下げて使用できます。直接空間にスプレーしにくい、赤ちゃんやペットの過ごすお部屋でも安心です。
・天然原料100%、香りも煙もナチュラルな蚊とり線香
夏と言えばこの香り、天然原料100%のかとり線香です。一般の蚊取り線香の多くは、有効成分に農薬成分を使用していますが「かえる印のナチュラルかとり線香」は、キク科の植物「除虫菊」と樹木の粉末のみ。
植物由来成分100%で保存料や着色料は一切不使用で、製品の色も自然な茶色をしています。出てくる煙もとってもナチュラルで、お子さんやペットがいらっしゃるご家庭にも自信を持っておすすめできます。
<蚊にさされてしまった時の対処法>
・患部を刺激しないように洗い流す。
・患部を冷やしてかゆみを軽減する。
・子ども向けの虫さされ用薬を使用する。
・必要に応じて病院を受診する。
<ダニの対策はどうしたらいいの?>
夏場に繁殖シーズンを迎えるダニにも注意が必要です。とくに赤ちゃんが長時間過ごす寝具は、しっかりとダニ対策を行いたいもの。またクッションやぬいぐるみ、カーペットなどもダニが繁殖しやすい場所です。
詳しい対策方法は、こちらの「ダニ対策」記事に詳しくまとめています。
>合わせて読みたい「増殖シーズン前に!今から知っておきたい「ダニ対策」4つのポイント」
・マスクによる刺激
今年は例年にない、マスクをして過ごす夏。マスクによる肌荒れにお悩みの方も多いようです。
マスクの中は汗で蒸れ、雑菌が繁殖しやすい環境です。汗そのものも、雑菌もお肌への刺激につながるため、マスクとお肌を清潔を保つことが大切です。
<マスクをつける時のポイント>
・蒸れにくい素材のマスクを選ぶ
通気性の高い素材でできたマスクを選びましょう。マスクの大きさや形によっても蒸れ具合が異なるので、お子さんのお顔の形に合わせて選びます。
・マスクを清潔に保つ
一度使用したマスクは使い回しせず、洗濯可能なものの場合は洗いましょう。
・顔を洗う
外出先などで、お顔まわりの汗や蒸れが気になった場合は、水で顔を洗いましょう。水で濡らしたタオルで押さえ拭きでも◎水分を拭き取ってから、再度マスクを着用します。
また外出から帰ったときも、お顔全体を水で洗います。そして入浴の際には石けんなどを使って、汚れを落としましょう。
・保湿
お顔まわりを清潔にした後は、「マミーウォーターベビーローション」などで保湿をしましょう。
また、エコデパの「季節のアロマテラピー」特集では、夏のマスク生活を快適にするためのアロマをご紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。
>合わせて読みたい「季節のアロマテラピー~夏のマスク生活を快適に~」
いかがでしたでしょうか。今回は夏の刺激から、子どもたちのデリケートなお肌を守るための方法をご紹介しました。しっかりとスキンケアをして、子どもたちにはこの時季ならではの経験を思いきりさせてあげたいですね!
<参考文献>
・友利新「子どもの肌の一生を決める0歳からのスキンケア」、2017、株式会社イースト・プレス
・草川功(監修)「そんなときどうする?子どもの病気SOS」、2017、株式会社マガジンハウス
・すこやか肌を育てる会「赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ本」、2008、株式会社マガジンハウス
・福井新聞「マスク生活、肌荒れの防ぎ方 洗顔や保湿、スキンケアの方法解説」(2020年8月12日参照)
ーこのコラムの書き手ー
スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身。
夫と5歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ