こんにちは、エコデパスタッフの目代です!うららかな春、新緑の気持ちのいい季節となりました。そんな気持ちよさとは裏腹に、そろそろダニや台所害虫など不快な虫の増殖シーズンでもあります。
そこで今回は「ダニ」をテーマに、私たちの体に及ぼす影響やダニ対策の方法をお届けします!
ダニが人に及ぼす影響とは?
そもそもなぜダニがこんなに嫌われる存在なのでしょうか。ほとんど目に見えない程度の大きさで、人間に害がなければ気にも止めない存在だったかもしれません。ダニによる影響は大きく分けて2つあります。
1.刺されることによる痒み
「寝ている間に刺された!」という経験はありませんか?私は2年ほど前の夏にダニに刺されたことがあります。同時期に5歳の娘も刺されてしまい、必死にダニ退治をしました。いつまでも続くしつこい痒みがとても不快で、今ではダニ対策は欠かせません。
2.ダニの死骸やフンがアレルゲンとなり、アレルギーを引き起こす
アレルゲンの一つであるダニの死骸やフン。これらを吸い込むことで、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を引き起こします。
ダニの増殖シーズンは?
一般的にダニは湿度55%以上、気温25℃以上になると急速に増殖すると言われています。そのため湿度・気温が高くなる春〜夏にかけては要注意。また、増殖シーズン以外にも気をつけたいポイントがあります。
ダニには刺すダニと刺さないダニがいます。ここでは仮に刺すダニをA、刺さないダニをBとします。B(刺さないダニ)はA(刺すダニ)のエサになります。
<春〜夏>
B(刺さないダニ)が増殖すると、エサが増えることでA(刺すダニ)が増える。
<夏〜初秋>
A(刺すダニ)が増殖したことで、ダニに刺される被害が増える。
<秋>
春から夏の間に増殖したダニの死骸やフンによって、秋頃アレルギーを引き起こすとされています。
そのため、春〜夏にかけてB(刺さないダニ)を増殖させないことが重要です。
<冬>
「それなら冬は安心ね!」と思った方に残念なお知らせです。気温が低く乾燥する冬でも、暖房器具や加湿器が普及している現代ではダニの増殖の可能性が十分にあると言われています。
だから、年間を通した対策が必要です!
ダニが増える条件とは?
1.湿度55%以上、気温25℃以上の環境
2.潜れる場所がある
ダニは潜れるところに卵を産みます。そのためカーペットや畳、布団などの寝具はダニの棲家になりやすい場所といえます。
3.ダニのエサがあること
ダニは動物のフケや垢、髪の毛、ホコリが大好物。潜伏できるホコリの中では、さらにダニが増殖することも…。
だから、室内環境を整えましょう!
布団の天日干しと掃除機で、ダニ対策は万全?
ダニ対策といえば「布団の天日干し」という方もいらっしゃるかと思います。湿気を逃がすという点では有効です。ただダニが死滅するには「50℃で20分以上」と言われています。ですが、夏場であっても天日干しをした布団が50℃になることは難しいようです。
また、ダニ対策用の掃除機等も販売されていますが、生きているダニは掃除機で吸引されても繊維にしがみついたり、奥に逃げ込み除去しきれない場合も。あんなに小さな体で…ダニ恐るべしです。
だから、ダニを棲みつかせない、繁殖させない環境が大切です!
ダニを寄せ付けないための4つポイント
1.部屋を清潔にする
ダニのエサとなるホコリや髪の毛は落としたままにせず、こまめな掃除で清潔を保ちましょう。
2.室内の湿度を調整する
定期的な換気や、エアコンの除湿機能などを使い、室内の湿度が高くならないようにしましょう。
3.ダニの繁殖を抑制するアイテムを活用する
前述の通り、生きているダニは掃除機で吸引されても繊維にしがみついたり、奥に逃げ込み除去しきれない場合があります。そのためダニ対策用のアイテムを活用し、ダニを忌避したり繁殖を抑制した上で、天日干しや掃除機がけなどの対策を行いましょう。
・防虫剤の選び方
防虫剤や殺虫剤には「ピレスロイド系」などの農薬成分が使われているものがあります。安全性が確認された上で製品化されているようですが、人体や環境への影響に不安が残ります。
特に布団やカーペットなど、直接肌に触れる場所のダニ対策は特に成分に配慮したいところ。農薬成分を使用していない植物成分のダニ対策グッズなら、人にも環境にも優しく、赤ちゃんやペットと暮らすご家庭も安心です。
4.布団やカーペットは定期的な天日干し+掃除機がけを!
布団の場合は敷いたままにしないようにしましょう。また起床してすぐに布団を押入れにしまうと、湿気が逃げずに布団や押入れにこもってしまいます。
天日干しをするか、しばらく立てておくなどして、湿気を逃がしてからしまうようにしましょう。布団が干せない梅雨時などは布団乾燥機を使っても◎さらに掃除機をかけることで、アレルゲンとなるダニの死骸やフンを取り除くことができます。
また、洗濯可能な布団の場合は布団の丸洗いサービスを利用したり、布団用の洗濯乾燥機のあるコインランドリーで洗濯をするのもおすすめです。
農薬成分不使用!植物のチカラでダニ対策
布団やカーペットなどの布製品に、シュッとスプレーしてダニ対策
青森ひばをはじめ、植物成分を配合した「ダニィーくんバイバイ 防虫スプレー 不快害虫用」は、布製品や畳など、ダニの発生が気になる場所にスプレーするだけで、ダニが棲みつきにくい環境に。ヤケヒョウヒダニの忌避率は約95%。
農薬成分は不使用なので、お子さんが過ごすお部屋や、お肌の触れる布製品にも安心してお使いいただけます。
ボトル約1.6本分でお得な「詰替用」もご用意しております。
>「ダニィーくんバイバイ 防虫スプレー 不快害虫用」はこちら
置き型で手軽にダニ対策&消臭効果も
フィトンαとオレンジ油、ユーカリ油などの植物成分の力で、ダニが棲みつきにくい空間を作る「ダニコナイ」。コナヒョウヒダニに対する忌避率はなんと約99%!ベッドの隅、居間のソファーの下、クローゼットや押入れの中など、毎日のお掃除で手の届かないところに置いてください。
設置後1~2日で、お部屋全体に掃除機をかけるとより効果的です。爽やかな香りで消臭効果も。
好きなサイズに切って使える、爽やかな香りのダニよけシート
植物の持つフィトンチッドの効果でダニの棲みつきにくい環境を作る「フィトンαダニよけシート」。シートタイプなので使う場所を選ばず、シートは通気性の良い不織布使用。好きなサイズにカットしてお使いいただけます。
※チリダニ忌避率99.9%、消臭率平均91%(アンモニア80%・酢酸88%・イソ吉草酸97%)、チャバネゴキブリ忌避率99.9%
布団やベッド、カーペットの下、押入れなど気になる場所にお使いください。
フィトンチッドのさわやかな香りには消臭効果もあるので、押入れや衣装ケースなどのこもった臭いも消臭します。
精油成分をシリカで包むことで成分をゆっくり揮発させ、効果も長持ち。開封後は約6ヶ月効果が持続します。
フタを開けて置いておくだけで森林浴空間に「美間ジェル」
30数種類の植物抽出成分フィトンαやヒバ精油を、ジェル状に固めた空間用消臭剤「美間(ビーマ)ジェル」。フタを開けて置いておくだけで、ウッディーで爽やかな香りが広がり、森林浴空間に。
また植物が本来持っている外敵から身を守ろうとする力=フィトンチッドの働きで、不快な害虫を寄せつけにくい空間に。ダニの繁殖を防ぎ、卵の孵化を抑える効果もあります。<忌避率(コナヒョウヒダニ)99.8%/住化テクノサービス(株)調べ>
玄関やリビング、ニオイの気になるトイレ、車内など様々な場所でお使いいただけます。効果は約2〜3ヶ月持続します。(※効果はお使いの環境によって異なります。)
便利でお得な定期購入もございます。(ご注文は2個以上から承っております。)
いかがでしたでしょうか。今回は「ダニ対策」についてまとめました。エコデパではダニをはじめ、台所害虫や黒アリなどを忌避する植物成分を使った防虫剤をお取り扱いしています。ダニの活動が本格的になる前に、人にも環境にも優しいダニ対策をはじめませんか?
参考文献:一般財団法人京浜保健衛生協会(2018) 「京浜保健便り30.秋こそ注意!ダニアレルギー」<https://www.keihin.or.jp/72/>(2020年4月2日参照)
ーこのコラムの書き手ー
スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と5歳の子どもとの3人暮らし。
蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ