秋以降も対策をお忘れなく!アレルギーの原因にもなるダニ
そもそもなぜダニがこんなに嫌われる存在なのでしょうか。ほとんど目に見えない程度の大きさで、人間に害がなければ気にも止めない存在だったかもしれません。ダニによる影響は大きく分けて2つあります。
・刺されることによる痒み
「寝ている間にダニに刺されてしまった!」という経験はありませんか?私は数年前の夏にダニに刺されたことがあります。当時5歳だった娘も刺されてしまい、必死にダニ退治をしました。いつまでも続くしつこい痒みがとても不快で、今ではダニ対策は欠かせません。
・ダニの死骸やフンがアレルゲンとなり、アレルギーを引き起こす
アレルゲンの一つであるダニの死骸やフン。これらを吸い込むことで、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を引き起こします。
ダニの増殖シーズンや条件は?
・湿度55%以上、気温25℃以上の環境
一般的にダニは湿度55%以上、気温25℃以上になると急速に増殖すると言われています。そのため湿度・気温が高くなる春〜夏にかけては要注意。また、秋以降も春から夏の間に増殖したダニの死骸やフンによって、アレルギーを引き起こす可能性があります。
また、気温が低く乾燥する冬でも、暖房器具や加湿器が普及している現代ではダニの増殖の可能性が十分にあります。そのため年間を通したダニ対策をおすすめします。
・潜れる場所がある
ダニは潜れるところに卵を産みます。そのためカーペットや畳、ふとんなどの寝具はダニの棲家になりやすい場所といえます。
・ダニのエサがあること
ダニは動物のフケや垢、髪の毛、ホコリが大好物。潜伏できるホコリの中では、さらにダニが増殖することも…。そのため、室内環境を整えることが大切です。
布団の天日干しをしているから大丈夫?
ダニ対策といえば「布団の天日干し」という方もいらっしゃるかと思います。湿気を逃がすという点では有効です。ただダニが死滅するには「50℃で20分以上」と言われています。ですが、夏場であっても天日干しをした布団が50℃になることは難しいようです。
また、ダニ対策用の掃除機等も販売されていますが、生きているダニは掃除機で吸引されても繊維にしがみついたり、奥に逃げ込み除去しきれない場合も。そのため、ダニを棲みつかせない、繁殖させない環境づくりが大切です!
ダニを寄せ付けないためにおすすめしたい、4つのこと
1.部屋を清潔にする
ダニのエサとなるホコリや髪の毛は落としたままにせず、こまめな掃除で清潔を保ちましょう。
2.室内の湿度を調整する
定期的な換気や、エアコンの除湿機能などを使い、室内の湿度が高くならないようにしましょう。
3.ダニの繁殖を抑制するアイテムを活用する
前述の通り、生きているダニは掃除機で吸引されても繊維にしがみついたり、奥に逃げ込み除去しきれない場合があります。
そのためダニ対策用のアイテムを活用し、ダニを忌避したり繁殖を抑制した上で、天日干しや掃除機がけなどの対策を行いましょう。
・防虫剤を選ぶ時のポイント
防虫剤や殺虫剤には「ピレスロイド系」などの農薬成分が使われているものがあります。安全性が確認された上で製品化されているようですが、人体や環境への影響に不安が残ります。
特に布団やカーペットなど、直接肌に触れる場所のダニ対策は特に成分に配慮したいところ。農薬成分を使用していない植物成分のダニ対策グッズなら、人にも環境にも優しく、赤ちゃんやペットと暮らすご家庭でも安心です。
4.布団やカーペットは定期的な天日干し+掃除機がけを!
布団の場合は敷いたままにしないようにしましょう。また起床してすぐに布団を押入れにしまうと、湿気が逃げずに布団や押入れにこもってしまいます。天日干しをするか、しばらく立てておくなどして、湿気を逃がしてからしまうようにしましょう。
布団が干せない梅雨時などは布団乾燥機を使っても◎さらに掃除機をかけることで、アレルゲンとなるダニの死骸やフンを取り除くことができます。
また、洗濯可能な布団の場合は布団の丸洗いサービスを利用したり、布団用の洗濯乾燥機のあるコインランドリーで洗濯をするのもおすすめです。
死がいやフンがアレルギーの原因の一つとなるダニ。さらに、刺されると強烈な痒みを引き起こします。
ダニは布団やカーペットなどの布製品や、家具の隙間にたまったホコリの中で増殖します。こまめなおそうじに加え、ダニ対策グッズの活用がおすすめです。特に長時間肌の触れる布団のダニ対策には、安心できる成分のアイテムを選びましょう。
布団やカーペットなど、布製品のダニ対策に
青森ひばをはじめ、植物成分を配合した「ダニィーくんバイバイ」は、布製品や畳など、ダニの発生が気になる場所にスプレーするだけで、ダニが棲みつきにくい環境に。ヤケヒョウヒダニの忌避率は約95%。
青森ひばをはじめ、植物成分を配合した「ダニィーくんバイバイ」は、布製品や畳など、ダニの発生が気になる場所にスプレーするだけで、ダニが棲みつきにくい環境に。ヤケヒョウヒダニの忌避率は約95%。
農薬成分は不使用なので、お子さんが過ごすお部屋や、お肌の触れる布製品にも安心してお使いいただけます。ボトル約1.6本分でお得な「詰替用」もございます。
置き型で手軽にダニ対策&消臭効果も
フィトンαなどの植物成分の力で、ダニが棲みつきにくい空間を作る「ダニコナイ」。コナヒョウヒダニに対する忌避率はなんと約99%!ベッドの隅、居間のソファーの下、クローゼットや押入れの中など、毎日のお掃除で手の届かないところに置いてください。
設置後1~2日で、お部屋全体に掃除機をかけるとより効果的です。爽やかな香りで消臭効果も。
好きなサイズに切って使える、爽やかな香りのダニよけシート
植物の持つフィトンチッドの効果でダニの棲みつきにくい環境を作る「フィトンαダニよけシート」。シートタイプなので使う場所を選ばず、シートは通気性の良い不織布使用。好きなサイズにカットしてお使いいただけます。
※チリダニ忌避率99.9%、消臭率平均91%(アンモニア80%・酢酸88%・イソ吉草酸97%)、チャバネゴキブリ忌避率99.9%
布団やベッドの下、カーペットや押入れなど気になる場所にお使いください。
フィトンチッドのさわやかな香りには消臭効果もあるので押入れや衣装ケースなどのこもった臭いも消臭します。
精油成分をシリカで包むことで成分をゆっくり揮発させ、効果も長持ち。開封後は約6ヶ月効果が持続します。
いかがでしたでしょうか。今回は秋の衣替えとダニ対策についてご紹介しました。エコデパでは他にも植物成分を使った防虫剤をお取り扱いしており、特に小さなお子さまやペットと暮らす方や、化学物質にお悩みの方からご支持をいただいています。人にも環境にもやさしい植物成分で、秋の虫対策をはじめませんか?
参考文献:一般財団法人京浜保健衛生協会(2018) 「京浜保健便り30.秋こそ注意!ダニアレルギー」<https://www.keihin.or.jp/72/>(2021年10月1日参照)
ーこのコラムの書き手ー
スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と6歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ