【新生活を迎える前に】心地よい暮らしのベースづくり ー防虫編ー

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。今週は先週に続き、新生活を迎える前にやっておきたい、心地よい暮らしのベースづくりについてご紹介します。今回は「防虫編」です。先週の「おそうじ編」も、ぜひ合わせてご覧ください。

 

 

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お引越しや模様替えは、虫対策のチャンス!

 

 

 

家具や家電製品を動かすお引越しや模様替えは、暮らしの虫対策をするのに絶好の機会です。できれば家具を配置する前にお部屋全体の防虫をし、家具の配置の際には特に虫の棲家になりそうなポイントは重点的に対策を。

 

 

暮らしの中で出会う不快な虫の代表といえば台所害虫。さらにダニやコバエ、黒アリも人間にとっては困った害虫です。そんな害虫が出てきた時に、強い薬剤を使って殺虫してしまうのは簡単ですが、環境や人体への影響が気になります。

 

 

サスティナブルで心地よい暮らしづくりのためにも、できるだけ農薬成分には頼らずに、植物成分の力で虫を寄せ付けにくい空間を作りましょう。次に害虫の種類ごとにおすすめのアイテムをご紹介します。

 

 

 

できれば出会いたくない、台所害虫対策

 

 

 

冬の間、室内の家電製品の下などの暖かい場所で冬を越す台所害虫。お引越しや模様替えで、冷蔵庫や電子レンジを動かした時に出会ってしまった…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。春になり、そろそろ台所害虫の活動が盛んになる季節でもあるので、しっかりと対策をはじめたいところです。

 

 

★台所害虫対策について、詳しくは以前にご紹介した「台所害虫に出会ってしまう前に、植物成分でしっかり対策を」をご覧ください。

 

 

一般的な台所害虫対策グッズといえば、集めて駆除するものや、現れた台所害虫にスプレーをして殺虫するものではないでしょうか。でもそれだと少なからず台所害虫の姿を見ることになります。

 

 

その点「忌避する=寄せ付けない、遠ざける」タイプの防虫グッズなら、台所害虫が棲みつきにくい空間を作るので、姿を見ることなく対策ができます。そのため台所害虫の姿を見ずに対策をしたい方は、安心して使うことができる成分で作られた忌避タイプの防虫剤がおすすめです。

 

 

 

ジェットタイプでお部屋全体を防虫空間に

 

 

 

青森ヒバ精油、植物油、ヒノキ蒸留水を配合した、ジェットタイプの防虫剤「ムシさんバイバイジェット」。お引越しの際や隠れた台所害虫が心配な時など、お部屋全体の防虫対策をしたい時におすすめです。

 

 

植物成分で室内空気汚染(揮発性有機化合物=VOC)の心配がないので、お子さんやペットと暮らすご家庭も安心です。

 

 

「ムシさんバイバイジェット」

 

 

ワンルーム(6畳〜8畳)につき1缶を目安にお使いください。

 

 

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スプレータイプで手軽に防虫!気になるところにシュッとひと吹き

 

 

 

青森ヒバやヒノキなどの植物由来成分でつくった「ムシさんバイバイ 防虫スプレー台所害虫用」。植物成分ながら忌避率はなんと約97%(チャバネゴキブリ)と頼もしい1本です。

 

 

流し回りやごみ箱、トイレなどのゴキブリの通り道となりそうな場所に定期的にスプレーしておくだけで、台所害虫が棲みつきにくい空間に。

 

 

「ムシさんバイバイ 防虫スプレー台所害虫用」

 

 

スプレータイプで手軽に使えることや、防虫剤とは思えない青森ヒバの香りも人気のポイントです。ボトル約1.6本分でお得な「詰替用」もございます。

 

 

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置き型で立てられるので、キッチンまわりの対策に!

 

 

 

害虫の通りそうな所、棲みつきそうな場所に置くだけ。30種類の樹木抽出成分(フィトンチッド)が空気中に発散することで、不快害虫が嫌がる空間を作り、その場に棲み付くことを防ぎます。ダニの増殖抑制効果も。

 

 

「ゴキのテキ(2個入り)」

 

 

置き型で、効果は約2〜3ヶ月続くので、年間を通した対策としてもおすすめです。

 

 

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置き型&スリム設計で、狭い隙間に潜む台所害虫に

 

「ゴキシート すき間ブロック(2個入)」

 

 

薄さ約5mmの「ゴキシート すき間ブロック」は「ゴキのテキ」が入らないような、狭い隙間におすすめです。樹木抽出成分(フィトンチッド)が空気中に発散されることで、台所害虫が嫌がる空間(環境)をつくり、その場に棲みつくことを防ぎます。

 

 

忌避率約95%(チャバネゴキブリ)と効果抜群。効果は約2〜3ヶ月続き、お部屋の消臭にも役立ちます。

 

 

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これからの季節気になる、ごみ箱のコバエに

 

 

 

気温が高くなると気になるのが、キッチンのごみ箱のニオイ、そしてコバエの発生です。そんなごみ箱には、防虫と消臭が同時にできるアイテムがおすすめです。

 

 

爽やかな香りでごみ箱内を消臭&コバエ対策

 

「フィトンα ごみ箱用消臭シート 2個入」

 

 

消臭効果の高い植物精油をブレンドすることにより、 ごみ箱内で混ざり合ったイヤなにおいも、効果的に中和・消臭します。 また、ごみ箱に寄り付くコバエ(ショウジョウバエ)をフィトンチッドの作用で忌避する効果も。

 

 

「フィトンα ごみ箱用消臭シート 2個入」

 

 

薄型のシートタイプで、両面テープで簡単にフタ裏に貼り付けられるので、邪魔になりません。 45Lのフタ付きゴミ箱に1個を目安に設置し、 月に1度交換してください。

 

 

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次のページではダニ、黒アリ対策についてご紹介します。

 

 

行列に慌てる前に、体や環境に負担をかけない「黒アリ対策」

 

 

 

こんにちは、エコデパスタッフの目代です。先日リビングを掃除していると、なにやら黒い小さな虫が歩いていました。近づいてみると、黒アリが1匹!ベランダから出て行ってもらい、ホッとしたのもつかの間。翌日にはまた黒アリの姿が・・・。

 

 

我が家はマンションの1階で、建物の周りには緑も多くあります。そのため、黒アリをはじめとした虫が、ベランダから簡単に入ってこられる環境です。黒アリは行列をなすほどではないものの、連日のお宅訪問。このままではまずいと思い、対策を考えはじめました。

 

 

こんな時、殺虫剤を使ってしまえば簡単かもしれません。でもできれば私たちの体のためにも、環境のためにも、強い薬剤には頼りたくないですよね。「害虫に会いたくはないけれど、市販の殺虫剤は使いたくない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

そこで今回は、体や環境に負担をかけない「黒アリ対策」についてご紹介します!あわせてこれまでに特集してきた「暮らしの害虫対策」に関する記事もまとめました

 

 

 

アリの生態と特徴

 

 

アリ類はハチ目アリ科に属する昆虫の総称です。女王アリを中心とした家族的な生活を営んでいます。同じ巣のアリ同士、仲間と化学物質(フェロモン)で情報交換をし、エサの場所や危険を知らせる社会性昆虫です。

 

 

大部分は雑食ですが、種類によって食性が多少異なります。基本的には野外で生活していますが、エサを求めてわずかな隙間から屋内に侵入することも。

 

 

私たちの住宅周辺には数種類のアリがいます。代表的なものは「クロヤマアリ」で、市街地でもよく見られる黒いアリです。また屋内に侵入する機会が多い種類のアリは以下の通りです。

 

 

 

・イエヒメアリ

本州から沖縄まで分布しており、巣内に多数の女王アリがいるため、繁殖力が旺盛。また、雑食性であらゆる食品に群がります。

 

 

低温に弱いため日本の屋外では冬を越せません。そのため暖房の完備されたビルなどのコンクリートの割れ目や隙間に巣を作ります。

 

 

 

・オオハリアリ

北海道から沖縄まで広く分布し、石や倒木の下、朽木の中などに巣を作ります。肉食性で、シロアリをエサにするため、屋内に侵入し台所や風呂場の湿った木材中やコンリートの割れ目などに巣を作ることも。

 

 

どの種類のアリが侵入してきているかによって、対策も変わってきます。その対策をするために知っておきたい、アリの性質をご紹介します。

 

 

 

対策のために知っておきたい、アリの性質

 

・アリは甘いもの、脂っこいものに集まる

 

 

家に入ってくるアリの多くは、人間の食べる食物を狙ってやってきます。特に、砂糖、お菓子、食べ残し、干物、油物などに好んで群がります。

 

 

 

・家に住むためにやってくるアリも

 

 

家に住むアリというとシロアリを思い浮かべますが、シロアリはアリではなくゴキブリに近い昆虫です。アリ科のいわゆるアリが、家に住みつくことも。家屋の外壁や腐食部分に群がり、巣をつくります。

 

 

 

・アリはフェロモンをたどってやってくる

 

 

アリは高度に社会化された昆虫で、おいしいものを見つけると巣に持ち帰って、仲間にえさを食べさせます。そして「うん、おいしい!」となると、仲間をひきつれてエサの場所へ向かいます。その時、たくさんいる仲間が迷わないように、おしりから「道しるべフェロモン」というものを出します。

 

 

後につづくアリは、そのフェロモンを触覚で感知してエサまでたどりつきます。アリが行列を作るのは、このフェロモンの働きのためなのです。

 

 

 

殺虫剤を使う前に、アリを寄せ付けない環境づくりを

 

アリが好むものを、アリが集まりやすい場所に置いたままにしておくと、いくら殺虫剤などで対策をしてもなかなか改善されません。

 

 

殺虫剤を手にする前に、アリを集めない環境づくりが大切です。そのためには、アリが何を目指して住居に侵入してきているかをよく見分ける必要があります。

 

 

 

1.食べものは冷蔵庫や密閉容器に入れる

 

 

テーブルやキッチンに食べ残しを置きっぱなしにしていませんか?その匂いにはアリだけでなく、台所害虫など様々な虫が集まってきます。食事を終えたら速やかに片付けをし、保存の際には密閉容器に入れるようにしましょう。

 

 

 

2.室内やベランダの床の拭き掃除をする

 

 

 

の拭き掃除をすることで、アリの通り道となるフェロモンを取り去ることができます。こまめに床の掃除をするようにしましょう。

 

 

 

3.家屋の外壁や庭のお手入れをする

家屋の腐食は、アリが巣を作ったり、室内への侵入口になりかねません。そのままにせず、早めに修繕をするようにしましょう。

 

 

また朽木はアリが巣を作りやすい場所です。放置せず撤去しましょう。

 

 

 

 

4.家の周りの土はよく耕す

 

 

土を耕すことで、アリが家の周囲に巣を作ることを防止します。

 

 

 

5.黒アリを寄せ付けないアイテムを活用する

一般的な殺虫剤には農薬を主成分にした製品も多くみられます。これには強力な殺虫・駆除作用がある反面、人体には危険な成分も含まれてます。

 

 

そのため嘔吐や下痢、めまい等を引き起こす可能性や、使用や取り扱いにあたっては細心の注意が求められます。

 

 

また、化学物質過敏症への影響や、発ガン性物質含有の懸念も。こうした、人間や地球環境への負担をできるだけ抑え、殺虫するのではなく「寄せつけない」という考えから生まれたのが、植物成分の防虫スプレー「バイバイ」シリーズです。

 

 

 

・黒アリの侵入口、通り道に、植物の香りで家の周りをバリア

 

「黒アリバイバイ 防虫スプレー黒アリ用」

 

 

ヒノキ水や青森ヒバなどの、黒アリを寄せ付けにくい植物成分を使った防虫スプレー。黒アリ忌避率は(約)97%以上!農薬成分不使用なので、お子さんやペットと暮らすご家庭も安心です。黒アリの侵入口、通り道に定期的にスプレーしてください。

 

 

「黒アリバイバイ 防虫スプレー黒アリ用」

 

 

シュッとひと吹きすると、防虫スプレーとは思えない植物精油の心地よい香りが広がります。

 

 

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「黒アリバイバイ 詰替用」

 

 

エコでお得な詰替用も!詰替用1つでボトル1.6本分です。

 

 

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不快な夏の虫対策の参考になる記事一覧

 

・夏の刺す虫

>かゆみや感染症の予防にも、夏の虫よけ対策

 

 

・ダニ

>増殖シーズン前に!今から知っておきたい「ダニ対策」4つのポイント

 

 

・台所害虫

>台所害虫に出会ってしまう前に、植物成分でしっかり対策を

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は私たちの暮らしに馴染み深い「アリ」についてご紹介しました。黒アリが列をなしてやってくる前に、植物成分で対策をはじめてみませんか?

 

 

 

<参考文献>

・富岡康浩、池尻幸雄、白井英男、吉浪誠「写真で見る 有害生物防除事典」、2007、株式会社オーム社

・ 松崎紗和子、武衛和雄「都市害虫百科」、1993、朝倉書店

 

 

 

 

ーこのコラムの書き手ー

スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と5歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。

好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ