味噌づくりの前に準備したいアイテム
現在エコデパのお買い物サイトでは「手づくり味噌特集」ページを公開中です。その中から特におすすめしたい味噌づくりアイテムをピックアップしてご紹介します。
・一冊は持っておきたい「手づくり伝統食レシピ」の決定版
食べ物の力と先人の知恵がぎっしり詰まった、一冊は持っておきたい台所のお助け本です。
なるほどの知識やレシピが、味わい深いイラストや文字で季節ごとに簡潔にまとめられています。
・春(酒まんじゅう 味噌 コウジ―麹・糀 ほか)
・夏(豆腐 梅干 ドレッシング ほか)
・秋冬(柿酢 醤油 コンニャク ほか)
・資料 食品添加物
・保存食づくりに、暮らしになじむ美濃焼(高田焼)のカメ
岐阜県美濃地方の東部で生産される美濃焼の一種、高田焼の「蓋付カメ オーガニックホワイト」。高田焼は日本有数の歴史ある焼き物です。
焼き物には、ブレンドした粘土を用いるのが一般的ですが、高田の焼き物は、高田の大地がはるか昔から育んできた、珪藻土と同じ成分を多く含んだ日本で唯一無二の極めて良質な陶土(青土・あおと)だけを使います。
きめが細かく粘りがあり、綿密に焼き固まることから強度があります。 焼成温度の低いものは、容器から塩分が染み出ることもありますが、本製品は良く焼きしまっているので味噌や漬物づくりに適しています。
また、白雲母入りのやさしい風合いで、どんなキッチンにも馴染みます。サイズは2升(容量約3.6リットル)と5升(容量約9リットル)よりお選びいただけます。強度があり、耐久性・通気性に優れた陶器のカメで、保存食作りをはじめませんか?
・軽くて丈夫な「すす竹」でつくった、味噌のためのへら
すす竹とは燻した竹のことで、燻すことによって軽くて使いやすくなるだけでなく、防虫・防カビ効果が増して、耐久性の高い道具になります。「すす竹味噌へら」はひとつひとつ、いぶし焼きですす処理し、手づくりしています。
天地返しや取り出すときなど、味噌を扱うのに最適な形状となっています。また、小回りのきく大きさで手巻き寿司用のしゃもじとしても◎
・味噌づくりに欠かせない、美味しいお塩
富士箱根伊豆国立公園内の立体塩田で、伊豆大島産海水を天日濃縮しました。粒子が均一できめ細かく、しっとりしています。味噌づくりにもぴったりの、スタンダードなお塩です。
また、一味違ったお塩がお好みの方には「ゲランドの塩」がおすすめです。
フランス・ブルターニュ地方にあるゲランドの塩田で、9世紀から機械をほとんど使わない伝統的手法を用い、塩職人の手により今日まで作られている天日塩です。天日塩は、文字通り「天日の力で海水の水分を蒸発させて得られた塩」です。自然環境を活かして作られているため、収穫時期は7~9月の3ヶ月。短い夏の間に限られています。
古くはブルボン王朝時代から今日に至るまで、フランス料理の名シェフたちから高い評価を受け続けています。
「まずは味噌のある暮らしを楽しみたい」という方に
そもそも味噌を食べる習慣のない方は、まずは出来合いのものから味噌のある暮らしをスタートするのも◎エコデパでお取り扱いしている味噌は、原料や製法にこだわってつくられた、自慢の味噌ばかりです。
・岩手県産大豆と国産米を使って1年熟成した、味わい深い味噌
岩手県産大豆と国内産米、塩は瀬戸内海の国産塩を使用し、木桶で1年長期熟成させた味わいのある味噌です。アルコールは加えていないのでおいしさが生きています。
また仕込み水には、岩手県北上山地の早池峰山麓一帯の雪解け水が、長い年月をかけて山肌に浸み込んでろ過された地下水「早池峰霊水」を使用。
酵母が生きていますので、発酵の際多少ガスが発生しますので、小さなバルブをつけてあります。使いやすいカップ入りですので、容器に移し替えずにそのままご使用いただけます。
・四国のはだか麦と九州の大豆、国産米を使った、甘口タイプの合わせ味噌
四国のはだか麦、九州の大豆、国産米を100%使用した甘口タイプの味噌です。通常の合わせみそは1~2ヶ月の熟成ですが、8~10ヶ月の長期間熟成させる為、まろやかな風味に仕上がっています。塩分が約9%で、他社品の合わせみそに比べてお塩控えめです。
いかがでしたでしょうか。今回はこれからの季節にはじめたい手仕事「手づくり味噌」をテーマにお届けしました。日本の伝統食であり、私たちの健康をサポートしてくれる味噌。今年は「手づくり味噌」のある暮らしを楽しみませんか?
ーこのコラムの書き手ー
▼小野敬子さん
子どもの頃、みそ汁がキライだったみそソムリエ。大人になって初めて食べた手作り味噌の味に感動して味噌作りを修行。その美味しさを広めていきたいと思っている。
▼スタッフ・目代 / mokudai
神奈川県横浜市出身で、夫と5歳の子どもとの3人暮らし。蚊に刺されやすい。
好きなもの / コーヒー、クリームソーダ、ヨガ