このように洗剤から始まったわけですが、現在はそのほかに環境配慮型の雑貨類を約400種類取り扱っています。いずれもテーマは川の浄化、土壌の再生、森林の育成です。 どの商品も作り手の魂のこもった命のある製品で素晴らしいものばかりです。 その商品の大半が先程申し上げた森林のエッセンス、いわゆるフィトンチッドが何らかの形でエッセンスとして加わっています。 昨年の五月に代々木公園で行われた林野庁主催の森の市では、私どもの出展ブースに多くの若者が訪れました。 従来まではどちらかというと第一次産業にかかわる山を守ってこられた方たちが中心となって、木そのものをPRしているイベントでしたが、輸入材が安く手に入る時代では、国産材はその価格面などから、国内消費されるには厳しい時代となりました。 そのような中で森林のエッセンスが何らかの形で製品に盛り込まれることで、消費者に親しみやすいものに生まれ変わったところに新鮮さがあったのかもしれません。 あまりにも多くのお客様方が列をなして購入される姿に、なんと林野庁長官までもが私どもの出展ブースにお立ち寄りになり、名刺交換の機会をいただきました。 前へ 次へ |