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古来の生活の知恵━和紙と隈笹
ささ和紙誕生
ささ和紙は、隈笹を漉き込んだ和紙を縒って糸にし、布に織り上げたものです。それは綿に劣らない洗濯性を持ち合わせた、古くて新しい、不思議な素材の誕生でした。
古来の生活の知恵━和紙と隈笹
日本の生活と笹
古来、和紙は、日本の生活文化の中で、人々に親しまれてきました。世界の紙の中で日本の和紙ほど生活文化財として多彩な用途を持っている紙はないでしょう。その原因は、和紙が洋紙に比べて粘り強く、加工性が豊かであること。そして独特の美しさがあること。
和紙の用途の代表例として、書写材や、扇子、ランプシェードなどがありますが、一番身近なところでは、日本家屋に使われている障子です。障子は日本の高温多湿の風土の中で、部屋の湿度を調節し、部屋に柔らかい光をもたらしています。和紙には、優れた機能性と共に、人々の心を和ます作用があるのです。
隈笹もまた、古くから、東洋の世界で、生活の中に使われてきた歴史を持っています。
まずよく知られていることとして、熊が冬眠する前に、大量の隈笹を食べるということがあります。
熊の冬眠と隈笹
ささ和紙製品が持っている、とても効果的な健康作用は、天然の隈笹が持っている効能を、そのまま生かしているところから来ています。その原点である隈笹について、簡単にご説明しましょう。
■古来の生活の知恵━和紙と隈笹
■隈笹が持つ天然成分を、和紙に生かす
■ささ和紙ができるまで
■ささ和紙の特徴
■ささ和紙 Q&A
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隈笹が持つ天然成分を、和紙に生かす
隈笹(くまざさ)について
隈笹は、主に本州の高原地帯や、北海道の山野に群生するイネ科の植物です。ほぼ60年間、枯れずに地中の養分を吸い上げながら、たくましく成長します。隈笹の生命力が強いのは、地中で根を十分に繁茂させているからです。だから冬になっても枯れずに雪の中で越年するほどの、強い生命力を持っています。冬眠前の熊がそれを食べることでも知られています。
なぜあの大きな体の熊が、冬眠の前に、必ず隈笹を食べるのでしょうか。熊は冬の間、冬眠しますが、冬眠する前に一冬を過ごせるだけの大量の餌を食べます。冬眠中は眠っているので排出行為ができません。不要物資を体外に排出できないので、普通ならば腸内で異常発酵し、血液を通して体中に毒素がまわってしまいます。これを防ぐために、熊は冬眠前に大量の餌を食べた後、さらに大量の隈笹を食べるのです。熊はクマ笹に血液浄化作用や解毒作用があることを本能的に知っています。そして春になって冬眠から目覚めた時、最初に食べるのは隈笹なのです。ちなみに隈笹の隈とは、越年すると葉の回りに白い“隈取り”ができることから来ているそうです。
もちろん隈笹の効果に注目していたのは、熊だけではなく、人もその生活の中に取り入れてきました。日本人の食文化の中で、笹は色々な形で使われてきました。笹だんごはもち米とうるち米とを半々にまぜ、よもぎを入れて笹の葉に包んだものですが、笹だんごは戦国時代の合戦の時に保存食物としたのが始まりといわれています。他にも笹アメやチマキに使われたり、身近なところでは、すし屋のネタの敷物に隈笹が使われています。これらはいずれも笹の防腐効果を利用したものですが、それは隈笹の葉にビタミンKが大量に含まれていて、その抗菌作用や、クロロフィルの制菌作用などにより、食物の腐敗が抑制されているのです。
中国では明朝時代に、李時珍が1000種ほどの薬を書き連ねた【本草綱目】に隈笹が記載されています。喘息、去痰、十二指腸潰瘍、腎臓病、浮腫、止血に効き目があるとされ、炎症や悪性の腫れものへの塗布剤としても使われてきました。隈笹には葉緑素(クロロフィル)、多糖体、リグニン、食物繊維、ビタミンK をはじめとする各種ビタミン、アミノ酸など体に有効な成分が豊富に含まれ、その効能・作用は多岐にわたっています。細胞賦活作用、血液浄化作用、免疫賦活作用、創傷治癒促進作用、造血作用、殺菌、制菌作用、脱臭作用、抗アレルギー作用、他
*参考文献「クマ笹の秘密」 大泉和也 著
こうした働きや歴史を持つ隈笹を、もういちど、日常生活に溶け込ませようと開発されたのがささ和紙製品です。それは、隈笹と和紙の良い部分を融合させた“新しい生活用品”。古来の伝統的な東洋の生活文化を、新しい技術で現代に蘇らせました。
隈笹が持つ天然成分を、和紙に生かす
ささ和紙開発チームが、注目したのは、上記のような隈笹が持っている自然の抗菌・防臭作用です。隈笹の葉からエッセンスを抽出すると、天然成分が含まれた隈笹原液ができあがります。しかしこの液体のままで製品にしても、液体はいつか乾いてしまうので、効果が持続しません。そこで考えたのは隈笹原液から作ったフレーク(小片)を和紙に漉き込むことでした。こうすれば、隈笹成分のエッセンスが、そのまま生かされ、いつまでも持続します。研究を重ねた結果、このアイデアを実用化することに成功しました。
独自工法により、和紙を作る際に隈笹フレークを漉き込み、糸に加工し、布に織り上げていきます。こうして大変ユニークな健康に寄与する効果を持った、新しい素材として"ささ和紙布"と、ささ和紙製品が誕生したのです。
*注
通常クマササは、植物体から抽出されると、太陽光によって葉緑素が短時間に分解され、効能が著しく低下してしまいます。しかし木村光雄工学博士との共同開発により、太陽光によって分解されないように改良されたクマササを和紙に漉き込むことに成功しました。(特許申請中)
それと同時に、通常の洗濯に耐えうる強度を持った和紙の製法も、最新技術で開発しました。次に、そうした技術をかけ合わせて、ささ和紙ができるまでをご説明しましょう。
■古来の生活の知恵━和紙と隈笹
■隈笹が持つ天然成分を、和紙に生かす
■ささ和紙ができるまで
■ささ和紙の特徴
■ささ和紙 Q&A
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ささ和紙ができるまで
"紙から布へ"
隈笹を漉き込んだ和紙を糸にし、布に織り上げていく4つの工程をご紹介します。
1)製紙 和紙を作る工程で和紙の原料と一緒に隈笹のフレーク(太陽光で葉緑素が分解されないように改良された隈笹の繊維)をすき込みます。この段階ではシート状の和紙(ささ和紙)になっています。 | |
2)スリット シート状のささ和紙を細長くスリットします。スリットとは紙を直線に連続してカットし、テープ状にすることです。細くカットすれば細い糸、太くカットすれば太い糸を作ることが出来ます。 | |
3)撚糸(ねんし) スリットされたささ和紙テープをこよりを撚る要領で撚りをかけていきます。これによって、テープが糸になります。糸にすることで、織ったり編んだり、様々な製品化が可能になります。 | |
4)製織 撚糸されて作られたささ和紙糸を、縦・横に組み合わせ、織機で織り、布(SASAWASHI)にします。 |
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■隈笹が持つ天然成分を、和紙に生かす
■ささ和紙ができるまで
■ささ和紙の特徴
■ささ和紙 Q&A
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ささ和紙の特徴
和紙に自然の撚糸を漉き込んだささ和紙には自然の力ともいうべき、大変優れた機能があります。それらは化学的な加工により付与した機能ではなく、すべて自然の恵みから生まれた機能です。
◎すぐれた吸水性
ささ和紙布に使用する和紙には優れた吸水力があります。例えば日本家屋の部屋には和紙の障子が用いられますが、湿度が高い雨の日でも障子が湿気を吸収してくれるため快適にすごせます。また水墨画においては、和紙が水墨を良く吸収することにより、微妙なにじみが生まれ、味わい深い世界が表現できるのです。和紙にはそんな優れた吸水力があります。そして和紙の特徴として、他の繊維と比較して大きく異なることはべとつき力や水分の後戻り性が極端に低いことです。日常良く使用される綿素材は吸水性はありますが、和紙と比較すると水分を吐き出してしまう(水分の後戻り性がある)ため、水分を含むとどうしてもべとついてしまいがちです。和紙は吸水性に優れているだけでなく、水分を閉じ込める作用が強い(水分の後戻り性が低い)ため、水にぬれてもべとつき感が少なく、さらっとしています。
◎天然の抗菌防臭性
ささ和紙に用いられる和紙には、和紙の原料と一緒に天然の隈笹をすき込んでいます。そして隈笹には自然の力ともいうべき、大変優れた抗菌作用・防臭作用があります。日常の生活の中で、抗菌防臭加工を施した商品はたくさんありますが、その多くは化学薬品を用いて後加工をしたものが多く、使用するごとに効果が落ちていくものや、中には効果そのものが疑わしいものもあるのが、実情です。しかし“ささ和紙"には天然の隈笹からもたらされる本物の抗菌防臭作用があり、しかも製紙段階で隈笹を漉き込んでいるため、使い込んで洗っても効果が維持し、いつも清潔です。
◎肌に優しい
綿や麻素材は、細く短い繊維を束ねて糸にし、布に織り上げています。
そのため布の表面には細かい毛羽がたくさんでており、それが肌を刺激します。それに対してささ和紙布は紙そのものを細長くカットし、こより状に撚りをかけて糸にし、布に織り上げているので構造上ほとんど毛羽がありません。そのため、肌に余計な刺激を与えず、肌の弱い方やアトピーの方にも安心して使っていただけます。またささ和紙には、太陽光に含まれる紫外線を大幅にカットする作用があります。自然界において紫外線カット加工せずとも、80%~ 90%以上紫外線をカットする素材は和紙をおいて他にありません。
◎洗えます
紙が洗えるってどうして?と不思議に思われるかもしれませんが、和紙は洋紙に比べてもともと水に強い構造になっています。お札(円)をポケットに入れて、うっかり洗濯してもそのままの形で残っていたという経験がある方もいらっしゃると思います。でも外国の紙幣だったらおそらくボロボロになっているでしょう。ささ和紙に使われている和紙はさらに耐水性を高めるように工夫されています。糸に撚り、布にすることでさらに強度を高めているので、ご家庭で普通に繰り返し洗濯できます。但し漂白剤には弱いので漂白はしないで下さい。また洗剤も漂白剤の入っていない中性洗剤を使用してください。
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■隈笹が持つ天然成分を、和紙に生かす
■ささ和紙ができるまで
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■ささ和紙 Q&A
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ささ和紙 Q&A
不思議な効能を持つささ和紙製品。それだけに、なぜ?どうして?という素朴な疑問が湧いてきます。それらにできる限り正確にお答えしていくコーナーです。
Q/ささ和紙製品には、どうして自然の抗菌・消臭など、体質改善に役立つような効果があるの?
A/ささ和紙製品は、日本の高原地域や北海道に自生するイネ科の植物クマササ(隈笹)を原料としています。クマササには、天然の抗菌・消臭効果があります。古来、日本人は生活の知恵で、笹団子など、クマササの葉を生活の中に取り入れてきました。ささ和紙開発チームは、クマササ繊維を小片状(フレーク)にし、それを和紙にすき込むことで、クマササが持っている天然成分とその効果をそのまま製品化することに成功しました。これがクマササ成分が製品の中でいつまでも持続する秘密です。
Q/どうして和紙がタオルや洋服になって、洗えたりするの?洗っているうちに、弱くならない?
A/細長くテープ上にカットした和紙を縒ることで、ささ和紙系繊維が生まれます。それはとても強い、洗える繊維素材です。現代の発達した製造技術が、和紙を結び目のない糸にし、洗濯に耐えうる強さを持たせました。しかも何度洗濯しても、SASAWASHI製品が持っている効能は、弱まっていきません。
Q/和紙なのだから、使った感触がごわごわしない?
A/ささ和紙は、魅力的な繊維素材として、使っていただく方々に“新しい触感”を楽しんでいただけます。感触のいい繊維というと、カシミアや良質のエジプト綿などの「柔らかさ(ソフトタッチ)」と、麻のさらさらとした感触があります。しかし麻には、サラサラななかにもチクチクとした感触が残っています。ささ和紙は、たとえていえば、非常に細かい砂粒が敷き詰められた海岸を裸足で歩いた時のような、肌がソフトに刺激されていく“独特の心地よいサラサラ感”を持っています。
Q/ささ和紙製品には、どんな効果やメリットがあるの?
A/ささ和紙は医療品ではありませんが、皮膚や歯など、様々なトラブルを抱えた方々から、「症状が良くなった」という“使用後の声”を数多くいただいています。それは、なぜなのでしょうか。
ささ和紙は、クマササ繊維を和紙にすき込んでいるので、製品全体が和紙の特性を持っています。和紙は、分子の間に十分な隙間があり、湿度が高い場合は水分を吸収し、乾燥してくると水分を発散します。こうしてそれ自体がまるで呼吸しているように、湿度を自然に調整します。その結果、長く履いても汗で湿った不快感等がなく、快適で、気持ち良さが続きます。またクマササ成分の消臭・抗菌効果が、足指のかゆみや匂いをやわらげます。
和紙というと、代表的なものが障子ですが、天ぷらの油切り紙としても使われています。本来“水と油”といわれるように分離してしまう水分と油分を一緒に吸い取ることができるので、ささ和紙タオルはそれだけで体を洗うことが出来ます。余分な皮脂を取り去ると同時に高いマッサージ効果で、表皮をつややかに、若々しく保ち、皮膚炎などが緩和されていきます。これらに加えてささ和紙は、ほこり、花粉、様々な臭いなどを吸着し、消臭・抗菌していくので、空気の浄化作用も果たします。
世に多く流通している「天然もの」との大きな違いがここにあります。多くの天然もの製品は、宣伝のための「うたい文句としての天然」がほとんどであり、それらは科学的な後処理で、天然成分を加えています。つまりそれらは化学製品であり、天然物ではないのです。ささ和紙製品は、製品化した後の散布や塗布などの“後処理”で特性を持たせているのではなく、自然の隈笹そのものが持っている力を、各製品に封じ込めています。たとえば100%フレッシュジュースを飲んだ時のおいしさが、ささ和紙製品だと言うこともできるでしょう。そこが特徴なのです。
ささ和紙製品を生活に取り入れると、それまで使っていた化学物質をメインとする製品を使わなくなります。たとえ医薬部外品の認定を受けていても、化学物質をメインとするそれらの製品を金魚が泳ぐ水槽に、水槽の容積全体の3%ほど注ぐと、金魚はひん死の状態になり、やがて死んでしまいます。金魚と人間は違いますが、有害であることに変わりはありません。そうした製品を生活から遠ざけること。それがまず健康にとって大きなステップになります。マイナスを取り除くのですから。そこへ隈笹の天然成分をそのまま生かした ささ和紙が登場して、様々な体の不都合を緩和していくのです。マイナスを取り除き、体にとってプラスの要素を付け加える。それは驚くほどの効果を発揮します。
Q/ささ和紙を使うことで、日常生活にはどんな影響があるの?
A/人間は、食物などといっしょに口から入る異物や毒物に対しては、内臓による代謝機能を持っていますが、皮膚から入ってくる異物・毒物に対しては防御機能が弱く、それらはどんどん体内に蓄積されていきます。化学物質がその最たるものです。その結果、様々な不具合が生じてきます。また外部からの異物・毒物に対して防御しているガード役が“皮膚”なのですが、界面活性剤などの化学物質は、その機能を表皮から奪い取ってしまいます。知らないうちに体内に溜まっていく化学物質。徐々に弱められていく表皮の細胞とその力。これらに対してささ和紙は、大きな改善の効果を与えてくれます。人体の健やかな状態、HEALTH&WELLBEING。これがささ和紙の出発点であり、目的地であり、ゴールです。
当然、生活のシーンの中からこうした化学物質(化学物質がメインの製品)を減少させることは、地球環境の改善にもつながっていきます。隈笹は、1年で大きく成長するので森林破壊にならず、製造工程の中で合成化学溶剤を使うこともありません。廃棄した場合も穏やかに土に帰っていきます。燃やしても埋めても、地球環境を害しません。合成物質や、それらを主とした製品で囲まれてしまっている私たちの日常生活を、少しずつ、本来の自然の健やかさに戻していけたらいいですね。
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■隈笹が持つ天然成分を、和紙に生かす
■ささ和紙ができるまで
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カンボジアの井戸掘り事業
◆カンボジアの井戸掘り事業
「リカバリー」の収益金の一部をカンボジアの井戸掘り事業に還元。
生活アートクラブは、水に困窮するカンボジアの人たちを支援致します。カンボジア農家の月収は,1200円から2000円。水も飲めない人たちがたくさん居ます。
◆ カンボジアの所得と水事情
カンボジアの一人当りの国内総生産(GDP97年~99年平均)は260米ドル(31000円)ほどです。特に農村地帯ではまだまだ収入が低く、農家の月収は10米ドル(1200円)から20米ドルのところが大半です。
そうした農家にはポンプ付の井戸はまだまだ手の届かないのが現状です。カンボジアでは習慣として、ため池の水や水瓶に貯めた雨水を飲用水として利用しますが、それらはまた、蚊の発生の温床となっています。
そのためカンボジアでは、統計的に子供達のマラリア患者や皮膚病患者が最も多いのが現状です。衛生面から見て、飲料水としてそのまま利用できるポンプ付の井戸が可及的に必要とされています。
◆特定非営利活動法人
「カンボジアの健康及び教育と地域を支援する会」
のこれまでの実績
当団体は、井戸採掘、歯科医師団派遣、学校建設などを活動目的に2002年6月に設立されました。理事でフリージャーナリストの田口代表は個人時代の活動期間も含め、寄付金等を募り、これまでに82本の井戸をシェムリアップ州のアンコールワット近くの村々に寄贈して来ました。
◆井戸採掘事業
2m四方のコンクリートを張った手動ポンプ付の井戸が、現地業者により1本当り180米ドル(万一の円安を考えて1米ドル135円換算)で掘る事が出来ます。
カンボジアは年間の約半分が雨季の為、地中深く採掘しなくても水を比較的得易い地理的条件にあります。しかしながら経済的な理由により多くの井戸を必要としています。通常、1世帯当り5~10人の家族構成で、井戸1本当り5~10世帯が利用します。農村地帯ではまだまだ収入が低く、農家の月収は10米ドル~20米ドルのところが大半です。
◆寄贈者の名を刻むサービスの提供
現地工事関係者のアイデアで、井戸のそばに記念として寄贈者の名前が書かれた看板が設置されるサービスを提供することになりました。
募金をしても、実際、そのお金がどのように使われたのかがわかりにくい、そういう点から、寄付金が具体的な形になり、しかも寄贈者として名前が残るということは大変魅力的なサービスです。
◆有限会社生活アートクラブは
2002年11月1日より井戸採掘事業を応援します
生活アートクラブは、「川の浄化」をテーマとした洗濯用粉石鹸:美葉うぉっしゅと台所食器用石鹸:リカバリーを販売させていただいております。また、両製品の製造に当り、ともに環境と福祉を融合させた事業として、前者の美葉うぉっしゅは知的障害者の子供たちへの作業報酬として収益金を還元して参りました。
この度、「カンボジアの健康及び教育と地域を支援する会」との共同作業として、リカバリーにつきましても福祉に特化することにより、当NPO法人への積極的な支援をして参ります。
また、一定数のご注文を頂戴した法人様、個人様には、現地井戸採掘時に、ご希望の寄贈者名で看板を設置、後日、写真撮影の上郵送させて頂きます。
関係各社様には、この度の当社の主旨をご理解くださり、今後とも美葉うぉっしゅ同様、リカバリーの販売につきましてもさらなるご協力を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます。
まずはお知らせとお願いまで。
(生活アートクラブ代表、富士村夏樹)