シックハウス対策

シックハウス症候群って何? 原因と症状

■シックハウス症候群って何? 原因と症状 ■こうして直すシックハウス 
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シックハウス症候群って何? 原因と症状

シックハウス症候群って何?
住宅が原因となってそこに居住する人の健康を害するものをいいます。
建築材や家具の塗料、壁紙や床の接着剤などなど、いたるところに、実はたくさんの化学物質が使われています。
シックハウス症候群は、
それらの化学物質の影響により、室内の空気汚染が原因となって起こります。目がチカチカしたり、鼻や喉が痛い、頭痛がする、ふらふらする、皮膚がかゆくなる、疲れやすくなるなど、その症状は人によってさまざまです。

ダニやカビ、ハウスダストなどが原因のアレルギー症状もシックハウスと言えます。シックハウス症候群の症状は多様で、個人差があります。発症のメカニズムも未だ解明されていません。この様に様々な原因と症状などから正確には「シックハウス症候群」と言うべきでしょう。

シックハウス症候群に関する数々のショッキングな新聞報道


シックハウス症候群と呼ばれる主な症状
それでは、実際にシックハウスでどのような症状が出るのでしょうか。
新築の建物に入ったり、引越しをしたりして感じるちょっとした症状、それがシックハウス症候群のサインです。具体的にどのような症状が出るのかというと、以下のような症状があれば、シックハウスを疑ってみるべきです。

  • :頭痛、めまいイライラする、集中力がなくなる、怒りっぽい、ムカつく、キレル、頭痛がする、めまい、白髪、抜け毛が多くなる、など。
  • :鼻の奥がヒリヒリする、くしゃみが出る、鼻がムズムズする、など。
  • 骨格:肩がこりやすい、背中がパンパン、体がこわばる、腰痛、など。
  • のど:イガイガする、口内炎、空咳、咳が止まらない、など。
  • 皮膚:カサつく、やたらとかゆい、アトピー性皮膚炎が出る、または悪化する、じんましん、赤い発疹、など。
  • :チカチカする、ショボショボ疲れ目、視力が低下した、暗いところで見えにくい、など。
  • 心臓:ドキドキする、不整脈がある、胸の圧迫感、不安感、など。
  • 呼吸器官:ぜんそく発作が頻発、タンがからむ、息切れ、ゼーゼーする呼吸、など。
  • 消化器系:食欲不振、腹痛、下痢、便秘、など。
  • 泌尿器系:頻尿、失禁、など。
  • その他:脱力感、冷え性、倦怠感、物忘れ、など。


いかがでしょうか。これらの症状を見ると、ありとあらゆる症状のあることに驚かされます。人によって症状が出たり出なかったり、また、同じ家の中にいても、人によって出る症状が違ってくるというのもシックハウスの特徴です。

頭痛やめまい、下痢などはすぐに気がつく症状ですし、喘息、アトピーなども自覚症状で本人も気づきます。ところが、集中力がない、怒りっぽい、計算違いが多くなる、落ち着かないなどの症状は、まさか住んでいる家が原因だとは誰も思わないはずです。なんとなく体調が悪くて病院に行っても、更年期障害や風邪と診断されてしまい、シックハウスということに気がついていない方も多いのではないでしょうか。原因不明の体調不良が長く続いている場合、それはもしかしたらシックハウス症候群なのかもしれません。

シックハウス症候群の原因は?
シックハウスの主な原因としてホルムアルデヒド・VOC(揮発性有機化合物)等の化学物質、ダニ、カビなどによる住宅内の空気汚染が原因となっています。また、アメリカなどではダニやカビ、ハウスダスト、高周波の電磁波、低周波の振動などでもシックハウスに定義されるようになってきました。

粒子状物質粒子状物質は、ダニ、真菌、細菌(生物学的因子)、タバコの煙、ハウスダストなどです。
化学物質シックハウスの原因として今、注目をされているのが、化学物質です。化学物質の中にはいろいろなものがありますが、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物などが代表的なものです。一番有名なホルムアルデヒドは、建材・内装材、家具などに接着剤、防腐剤として使われています。
揮発性有機化合物揮発性有機化合物というと言葉はちょっと難しいですが、農薬なども含む化学的な薬品の事を指します。農薬として使われる以外に、防虫剤、芳香剤など、生活用品として広く使用されています。


シックハウスの原因となる化学物質
家の中ではこんなところに使われています。

畳防虫シートダニ発生を防ぐ目的で、有機リン系農薬が水田散布許容量の20~30倍も塗られています。密閉された室内では夏場など、有機リンが揮発して室内濃度が高くなり、危険です。
合板床、壁などに貼られた合板には、腐りにくくするため殺虫剤が注入されています。また、合板を張り合わせる接着剤はホルムアルデヒドの発生源となります。
壁紙防火のための難燃剤として、有機リン系農薬が使われています。防火のためとはいえ、燃えるときに有毒ガスが発生するため、火災の時には煙に巻かれて窒息してしまう危険性もあります。壁紙の95%以上に使われている塩化ビニールクロスには、可塑剤という合成化学物質を大量に使っていますが、それが、環境ホルモンとしても知られているフタル酸エステルです。さらに、安定剤、充填剤、着色剤、溶剤、発泡剤、難燃剤、防かび剤などを配合してあり、まさに、塩化ビニールクロスは化学薬品そのものともいえます。
床下シロアリ駆除剤として、有機リン系農薬が大量にまかれています。農地に使われる何十倍もの大量な薬剤散布です。一度まかれた薬は床下の土を取り替えても炭を入れても取り除くことはできません。
フローリング防虫処理剤を木材に注入してあるほか、表面に塗られたニスにも薬剤が含まれます。
カーペット防虫のための薬品を加工してあります。

住宅の高気密、高断熱化により急増するシックハウス症候群
密閉された室内で、空気中に含まれる高濃度の有害化学物質を一度に大量に吸い込んだり、微量な濃度であっても、長期にわたり吸い込み続けることで突然発症することになり、一旦発症してしまうと、ごく微量な物質にでも反応してしまうようになります。

主に、新築住宅に入居後あるいは、リフォーム後1年以内という短期間に発症するケースが多いようです。

国内での患者数は1000万人を超えるともいわれており、中でも普段家の中にいる時間が多い主婦と子供の患者数が圧倒的に多くなっています。日本では、十分な換気を考えない高気密高断熱の省エネ住宅を激増し、これが「シックハウス症候群」につながったのではないかと言われています。

従って、原因となる建物を離れるとそれまでの不快感や健康障害からまるで何も無かったかのように開放されるのです。今や「シックススクール」なる言葉も出てきています。職場や家のみならず、学校までもが化学物質による室内空気汚染の現状にさらされているのです。

社会問題となっているシックスクール症候群
学校の校舎や幼稚園、保育園などの園舎でも建材から空気中に揮発してくる化学物質で子供達の身体に不調が起きる。これをシックスクール症候群と言い、原因が同じで幾つかの症状があらわれる症候群は重大な意味をもっています。

公立学校の多くが改修・改築時期を迎え、改築・改修現場では、この問題に対する認識がまだ十分ではなく、子供の通う学校の外壁工事の後で塗料が原因で気管支炎を起こしたり、床の張替え直後に全身が腫れ上がることなどが報告されています。

比較的通気の良い校舎でも、2001年末の実態調査結果で50校の281ヶ所を検査して12ヶ所が、WTOや厚生労働省の定めるホルムアルデヒドの安全な値0.08ppmを越えていたと発表されています。安全な値の5.5倍のホルムアルデヒド濃度が検出されたところでは、約半数にあたる生徒が、気分が悪い、目がかすむなど体調を崩していました。

2002年2月に文部省は塗料や接着ノリを使わない工法などの設計を呼びかけていますが、室内の汚染は建材だけからではなく、他製品からも放出されているので室内から完全になくすことは難しいと言われています。

室内汚染物質の大半、環境ホルモンには神経毒性があります
ある築5年住宅の室内空気からは13種類もの有機リン化学物質が検出されています。5年経った家でも住む人は薄い「神経毒ガス」を吸わされているのです。

これら室内汚染物質の大半は環境ホルモンの仲間です。環境ホルモンには神経毒性があり、暴力、犯罪、うつ病、自殺などの社会的不適応を引き起こすものがあるとされています。

「環境ホルモンは、キレル子供たちの引きがねではないか」と懸念する専門家もいます。

自分でも気がつかないうちにシックハウスになっている
このように、現在私たちの生活の場は、身の回りを化学薬品に囲まれた「毒の家」だと言っても過言ではありません。これらの有害化学物質は長年にわたり、私達の健康に影響を与えます。ただ、同じ環境にいても、症状が出る人もいれば、出ない人もいます。

お酒にも強い人と弱い人がいるように、化学物質に対する耐性も人それぞれです。また、症状の中には自覚しにくいものもあり、自分でも気がつかないうちにシックハウスになっていることも考えられます。特に敏感なアレルギー疾患の人や、子供たち、病人、高齢者への影響が心配されています。


■シックハウス症候群って何? 原因と症状 ■こうして直すシックハウス

こうして直すシックハウス

シックハウス症候群って何? 原因と症状 ■こうして直すシックハウス 


こうして直すシックハウス 
ダニ・カビ対策からエコ・リフォームまで

戦後、日本は欧米の建築をまねて「高気密」「高断熱」の家を作ってきました。高断熱の家は省エネの観点からも歓迎できるものです。しかし、日本はアジアの温帯モンスーン地域、欧米と違って湿気が多いため、高気密で密閉された家の中には湿気がこもり、シロアリ、ダニ、カビが発生してしまいます。その害虫を予防するために、殺虫剤などの有毒化学物質を大量に使うこともシックハウスの原因になります。

■ダニ対策

ダニは、アレルギー原因のTOPと言われています。生きたダニはもちろん、死骸や卵、糞を吸い込むことで、アトピー性皮膚炎などを引き起こします。ダニは家の中の様々な所に、室温25~30℃、湿度70~80%以上で生息し、繁殖力も非常に高い生物です。ちなみに湿度が50%以下になればダニは死んでしまいます。

ダニの繁殖条件としては、エサがある、高温多湿、隠れる場所があるがあげられます。

ダニが生活するために必要な条件は、カビの発生条件とかなり重なります。また、ダニの中にはカビをエサとする種類もあるため、カビが発生しやすい場所はダニにとっても絶好の環境になっていると言えます。

家の中からダニを完全になくす事はほぼ不可能といえますが、一定数以上に増えないようにすれば、ダニによる被害は抑えることができます。ダニの生活条件はカビと共通点が多いので、カビ対策を施すことでダニ対策にもなると考えることができます。

  1. 寝具、じゅうたん以外にも、可能なものは天日干しする
  2. 室内で飼うペットはできれば避ける
  3. 床材をじゅうたん・カーペットから板材にする
  4. カビの発生を抑制する

■カビ対策
皆さんもご存知のように、カビは生活するうえで多大な恩恵を与えてくれています。しかしながら、アレルギーの原因となるなど、様々な害も与えます。カビの増加はそれを好むダニの発生を促しますので、カビをできるだけ発生させないことが、室内環境の悪化を抑制する上でとても重要になります。

カビは 1.栄養分 2.酸素 3.温度 4.湿度 の条件が揃えば、どんな家でも自然に発生します。ただ、最近の住宅は非常に気密性が高く、ライフスタイルの変化による換気不足が重なり、「結露」が発生しやすく、その「結露」がカビの温床になっているケースが増えているようです。

  1. 栄養分… …畳や、畳の上に落ちているチリなどもカビの栄養源となります。また、畳以外にも有機性の建材であればカビの栄養源となります。
  2. 酸素…… 他の生物とおなじように、カビも生長するために酸素を必要とします。
  3. 温度…… カビの生長の適温は摂氏25~30度付近ですが、カビの種類によっては0度以下や40度以上でも生長が可能です。
  4. 湿度…… 湿度がだいたい70%を超えると、カビが生長しやすい環境になります。また、湿度が高くなるほど生長できるカビの種類が増えカビの生長速度も速くなります。

ふろ場、台所、洗面所、押し入れなど、通気性が悪く、湿度の高い所。エアコンのフィルター部分などにもカビは発生します。カビが発生したエアコンをつけると、家中にカビをばらまいてしまっているようなものと言えます。

カビの繁殖をおさえるには、上記の条件が揃わないようにしてやる必要があります。このうち、栄養分・酸素・温度についてはコントロールするのが難しいのが現状です。そこで、湿度をコントロールすることがカビの発生を抑えるのに有効と言えます。

■湿気レベルを下げる
湿気をあるレベル以下に下げるとカビは生えなくなります。カビが減ればそれをエサにするダニ、シロアリも激減します。そして、湿度を60%以下に保つ工夫をすればダニは繁殖できずに全滅してしまいます。また、木材の「含水率」を20%以下に抑えておけば、シロアリ、腐敗菌が発生しにくくなります。害虫発生をコントロールするには、いかに湿気を調節するかが大切です。

また、住宅の基礎工事にも問題があります。法隆寺宮大工棟梁の西岡常一さんは、その著書で、木が縦にあると水が縦に動くので乾きやすいが、横にしてあると乾かない。また、コンクリートは水分をどっさり含んでいる、その上に木を横に置くからすぐに土台が腐ってしまい、虫がわく。コンクリートで基礎工事をするのではなく、床下は土をつき固めておく。そして、柱石(礎石)の上に柱を直接立てるという在来工法の利点を説かれています。


■短すぎる日本の住宅耐久年数
世界の住宅の耐久年数を見てみると、イギリス141年、アメリカ103年、フランス86年、ドイツ79年・・・それに比べると日本はたったの26年です。

これは、自然破壊、資源の枯渇、ゴミの山にもつながります。産業廃棄物の7割以上が建築廃材なのです。湿気の多い日本の木造建築でも外国に負けない耐久年数の家は作れます。民家の中には200年、300年と続く家もありますし、日本各地のお寺や神社の中には、世界最古の木造建築、法隆寺のように1000年を越す建物もあるのです。日本が世界に誇る木造建築の技を復活させましょう。

■鉄筋コンクリート住宅に住む人は寿命が短い
例えば、鉄筋コンクリート校舎と木造校舎を比べると、木造の方は温度、湿度ともに安定していますが、コンクリートの方は温度10℃以下の時間帯が多い上に湿気も多く、底冷えのするジメッとした状態であるという実験結果が出ています。

学校の先生や生徒を対象にしたアンケートでも、鉄筋コンクリート校舎は木造校舎に比べて、疲れたりイライラすると答える割合が多くなっています。確かに、鉄筋コンクリートの建物に比べて木材の建物の中に入るとほっとするような安らぎを感じます。湿度、温度が安定していることに加えて、見た目や手触りもやわらかく、気持ちが落ち着きます。鉄筋コンクリート住宅に住む人は木造住宅に住む人より寿命が9年も短いという報告もあるのです。

また、コンクリート建材にはラドンという問題もあります。ラドンは放射線を発生する気体で発がん性があり、アメリカではタバコに次ぐ肺がんの2番目の原因物質として環境団体などが注意を呼びかけているそうです。ラドンは地表や床下の土などから発生しますが、コンクリート建材からも揮発することがわかっています。

■有害物質にあふれている現在の建築物。 エコリフォームを考えましょう。
このように、現在の建築は有害物質であふれており、いつ、誰がシックハウス症候群になってもおかしくありません。それを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。木材など安心できる建材を使って家を立て直すことが一番ですが、それが無理でも、賃貸でもできるエコ・リフォームや安価な改善策もあります。今日、できることから始めて、少しでも体に取り込む化学物質を減らしましょう。

■エコ・リフォームのポイントをいくつか挙げてみます。

1. 壁と床は木装にする
鉄筋コンクリートのマンションでも、内装を自然木にすればイオン・バランスが回復し、鉄やコンクリートの害も緩和されます。接着剤たっぷりの塩化ビニールクロス(壁紙)をはがし、厚さ1cmのスギ板にしてみましょう。国産間伐材は極めて安価です。床には、木装以外ではコルクタイルや天然リノリウムも伝統的で安全な床材として注目されています。暖かい、歩きやすいなどのメリットがあります。
2. 天然素材で壁仕上げ
昔ながらのしっくいや珪藻土などの塗り壁が注目されています。いずれも梅雨時などは湿気を取り込み冬の乾燥したときには水分を放出するなど調湿作用に優れ、カビなどを防ぎます。

3. 床下、天井裏に調湿炭
炭の素晴らしい調湿作用で、きわめて安全かつ安価にシロアリ、カビ、ダニなどを予防できます。発生したシロアリ駆除にも木酢液、竹酢液、ヒバ油などの散布で対応できます。木炭にはダイオキシンなどの有害物質を分解する作用や、電磁波を遮蔽する作用もあり、エコ・リフォームには欠かせない素材です。家を建て替えるときに出る木質廃材を炭にして新しい住まいに活用すれば、ゴミを減らすことにもつながります。

4.障子とふすまの復活
断熱、調湿に優れ、空気の流れをつくります。
5.毒入り畳と決別を
ほとんどの畳には内部の防虫シートに有害な有機リン系農薬をしみこませてあります。その濃度は水田散布許要量の20~30倍にもなります。内部に炭を使い、湿気対策をした畳も開発されています。
6. カーテン、絨毯も天然素材で
ウール、絹、木綿などの天然繊維で統一してみましょう。喘息、アトピーなどの改善も期待できます。
7. 塗料も自然系で
ペンキ、ニス、ラッカー類には中枢神経を麻痺させる有機溶剤が含まれます。なめても安全な蜜ろうワックスなどは仕上がりがきれいでおすすめです。日本の伝統的な塗料の柿渋は時が経つほどに自然な風合いに変わっていきます。

8. 屋根に一工夫
伝統的な日本家屋に使われる瓦は、田んぼの土などを原料に焼くエコロジカルな建築素材です。夏の日差しからの熱を防いでくれるなど断熱効果も高いです。

また、屋上緑化という方法もあります。つまり、屋上に草花を植え、緑で覆うのです。降った雨を吸水して集中豪雨の際の鉄砲水などを防いだり、緑化により咲き乱れる草花、植物が大気中の汚染物質を吸収して分解、無害化するため、大気浄化作用もあります。

都市部の騒音やヒートアイランド現象をやわらげる効果もあります。直射日光の紫外線から屋根を守るため、建物全体の寿命がのびる他、断熱効果もあり、冷暖房費用の節約になります。屋上緑化のメリットは数多くあり、小中学校や幼稚園、病院、公共施設の屋上から緑化してほしいものです。

9. 自然からの恵みを生かす
太陽光発電も手の届く価格になってきました。太陽エネルギー以外でも、農村や山国では水力発電、風の強い地域では風力発電で電気を起こせます。酪農地帯ではメタン発電も効率が良いです。このような小規模発電では送電時の電力ロスも防げますし、発電時の熱も給湯に利用すれば省エネ効果はさらに高まります。危険を伴う原発で発電しなくても、自然エネルギーの利用により、現在消費している総エネルギーの半分以上をまかなえるという計算も出ています。

雨水利用の導入も緊急課題のひとつです。日本人は一人辺り平均で、一日約240リットルもの水を消費していますが、炊事に使う約55リットル以外の4分の3は掃除、洗濯、トイレの流し水など、雨水でまかなえます。小規模の雨水利用でも都市全体から見れば大変な量になり、都市の真ん中に巨大ダムが出現したようなものです。

欧米のエコロジカル建築では家庭から出る生ごみだけでなく、排泄物も堆肥化して土に返すそうです。自然からの恵みを最大限に生かすこの精神を見習いたいものです。

10.電磁波対策も忘れず
屋内の配電線は強い有毒電磁波を出しています。配線ケーブルはできるだけ1つにまとめ、居住空間より遠い天井などを這わせるようにしましょう。

家中をすべて完璧にリフォームすれば費用もかかりますが、中には安価ですぐにでも始められるものもあります。優先順位を決めてあせらずに1つ1つ直していきましょう。専門家に相談したり、参考になる本を読んだりするのもいいですね。

■シックハウス対策には換気も大事
簡単にできることですが、シックハウスには「換気」も大切です。家の中を閉め切ったままだと、壁紙や畳などから揮発する有毒ガスで室内の汚染濃度がどんどん高くなってしまいますが、換気をすることにより、それをある程度防ぐことができます。また、適度な換気は湿気を防ぎ、木造建築を長持ちさせることにもつながります。手軽な方法ですが、効果は高いといえるでしょう。

また、ポトス、アロエ、菊、ガーベラなどのありふれた観葉植物が、ベンゼン、ホルムアルデヒド、トリクロルエチレンなど、環境中の代表的な有機ガスを50%以上浄化させる働きがあるという報告もあります。土を使わずに無機質の発泡煉石に植物を植えるハイドロカルチャーという方式では、根に有用微生物を植えつけることで有毒気体の分解機能を高める上に、水の管理が簡単になるそうです。また、土を使わないことで害虫、カビ、においなどの発生を抑えることもできます。この方式はヨーロッパ全土に広まっており、例えばドイツではビル内緑化の80%以上に採用されています。

日本の伝統的な家屋は風通しがよく、木材をふんだんに使った、家自体が呼吸する家でした。家を建て替えるときでも木材、建具、瓦、壁に使っている土までもリサイクルでき、まさに捨てるところのない、土に還る家だったといえます。シックハウスという言葉など存在しなかったことでしょう。

■薬品まみれの我々の住宅
現在、私たちの住む家は自然から離れ、薬品にまみれています。自然素材を使わない、風通しの悪い家に湿気がたまり、湿気によって虫が出てそれを防ぐためにまた薬品を使う。夏場に暑いからと一日中クーラーをつけ、各家庭の室外機からの熱気によってさらに気温が上がる。環境にも私たちの体にも悪いことばかりです。その悪循環から離れて一人一人ができることから始めましょう。

■自然素材の素晴らしさ
自然素材、特に木に目を向けてみると、そのすばらしい力に驚かされます。木材は調湿作用や断熱作用に優れ、リラックス効果もあり、建材にはぴったりのものです。製材所から木切れをもらってきて家のあちこちに置いておくだけで、タンスや室内の虫除けにもなります。木の香り成分である精油には防虫作用があり、特にヒバ精油は少量でもダニの抑制に大きな効果があります。危険な薬品を使わなくても、人間には安全で心地よい香りで害虫を防ぐことができるのです。

化学薬品を使う前に、それが本当に必要なものか、他に方法はないのか考えてみましょう。案外、私たちの身近な自然素材の中に、危険な化学薬品に代わるものがあるかもしれません。床下に炭をまいて虫を防いだり、夏場には玉砂利に打ち水をして涼しくなるよう工夫したり、ちょっとした暮らしの知恵を生活に生かしていきたいものです。日本には、このような気候の土地で暮らしていきやすいようにと時間をかけて受け継がれてきた、ありがたい先人の知恵があります。

すでに食物についてはその土地で取れた季節のものを食するという身土不二の考えが広まっています。建材についても身土不二ならぬ建土不二の精神で国産材を活用していきましょう。

■国産の木材を使うことがシックハウス対策のひとつ
森林資源の豊かな日本、木の産直ネットワークが広がっています。国産の木を使うことが、シックハウス症候群を防ぎ、私たちの健康にも、森林の保護にもつながります。そして、化学薬品に頼らず自然の力を上手に利用していくことが、地球環境をまもることにもつながっていくのです。

国土交通省建築基準法改定の概要について
日本でも大量に使われていたクロルピリホス
その他の有害化学物質


シックハウス症候群って何? 原因と症状 ■こうして直すシックハウス

国土交通省建築基準法改定の概要について

平成15年7月1日施行
国土交通省建築基準法改定の概要について

平成15年7月1日から施工されるシックハウス対策に係わる改正建築基準法の概要は以下の通りです。

・規制対象とする化学物質
・クロルピリホス及びホルムアルデヒドとする。
・クロルピリホス規制
・(農業やシロアリ駆除などに広く使われている有機燐系殺虫剤)
・居室を有する建築物には、これを添加した建材の使用を禁止する。
・ホルムアルデヒド規制


内装仕上げの制限

内装仕上げの面的部分(造作材等軸状部分は除く)に使用するホルムアルデヒドを発散する建材の面積制限を行う。 JAS、JISを新たに統一表示化し、発散量はF☆からF☆☆☆☆までの格付けを設定する。

建築材料 発散量 面積制限
無垢材 面積制限なし
F☆☆☆☆ 5μg/m2h 以下
F☆☆☆ 5μg/m2h ~ 20μg/m2h 居室の種類及び換気回数に応じて、使用面積を制限
F☆☆ 20μg/m2h ~ 120μg/m2h
F☆ 120μg/m2h超 使用禁止


換気設備の義務付け

ホルムアルデヒドを発散する建材を使用しない場合でも、家具などからの発散があるため、原則として全ての建築物に機械換気設備の設置を義務付ける。
(住宅などの居室で換気回数が1時間に0.5回以上)


天井裏等の制限

天井裏等は、下地材をホルムアルデヒドの発散の少ない建材(F☆☆☆以上)とするか、機械換気設備を天井裏等も換気できる構造とする。
建築基準法改正で使用制限された17品目とはホルムアルデヒド発散量の評価の対象となる建材一覧

1. 合板 2.木質系フローリング材 3.構造用パネル 4.集成材 5.単板積層材 6.MDF  7.パーチクルボード 8.その他の木質建材 9.ユリア樹脂板 10.壁紙  11.接着剤(現場施工・工場での2次加工とも) 12.保温材 13.緩衝材 14.断熱材 15.塗料(現場施工) 16.仕上げ塗材(現場施工) 17.接着剤(現場施工)


日本でも大量に使われていたクロルピリホス

シックハウスの原因とされている化学物質とは

厚生労働省では現在13の化学物質についての室内濃度指針値を決めており、今回シックハウス対策に関連して建築基準法が改正され、「ホルムアルデヒド」「クロルピリホス」の二つの化学物質が規制の対象になりしました。近い将来、残りのいくつかの科学物質についても規制がされることと予想されます。

クロルピリホスの使用禁止

クロルピリホスは有機リン系の白蟻駆除剤です。居室を有する建築物には使用が禁止されます。 

◆建築基準法さえ守ればシックハウス対策は十分、というわけではありません。 
◆住宅選びに当たっては、トルエン、キシレンなど他の化学物質対策もしっかりチェックしましょう。 
◆また、家具や防虫剤、化粧品、タバコ、ストーブなども化学物質の発生源となります。 
◆身の回りの日用品や換気など、住まい方にも充分気を付けましょう。


化学物質 指針値* 主な用途
ホルムアルデヒド 0.08ppm  の建材を加工するときに用いられる合成樹脂、接着剤、防腐剤等
アセトアルデヒド 0.03ppm 接着剤、防腐剤等
トルエン 0.07ppm 内装材等の施工用接着剤、塗料等
エチルベンゼン 0.88ppm 内装材等の施工用接着剤、塗料等
キシレン 0.20ppm 内装材等の施工用接着剤、塗料等
スチレン 0.05ppm ポリスチレン樹脂等を使用した断熱材等
パラジクロロベンゼン 0.04ppm 衣類の防虫剤、トイレの芳香剤等
テトラデカン 0.04ppm 灯油、塗料等の溶剤
クロルピリホス 0.07ppb しろあり駆除剤 (小児の場合は0.007ppb)
フェノブカルブ 3.80ppb しろあり駆除剤
ダイアジノン 0.02ppb 殺虫剤
フタル酸ジ-n-ブチル 0.02ppm 塗料、接着剤等の可塑剤
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 7.60ppb 壁紙、床材等の可塑剤

クロルピリホスについて

有機リン系化合物である「クロルピリホス(chlorpyrifos)」は、アメリカ環境保護庁(以下EPA)が1965年に登録した殺虫剤で、農業用、家庭用、工業用として広く使用されています。

芝生の昆虫、アリ、ゴキブリ、ノミ、ダニ、蚊、シロアリに対して殺虫効果があり、アメリカで市販されている一般的な商品には、ダーズバン (Dursban)、 Empire 20、Equity、Whitmire PT 270、農業用のローズバン(Lorsban)があります。


2000年6月8日,米国EPA(環境保護庁)は
,有機リン化合物クロルピリホス殺虫剤の住居を含む建物内における使用を事実上全面廃止すると発表しました。なお,この施策については製造企業とも合意ができたうえでの発表となっています。


(参考資料)
米国環境保護庁長官 キャロル M. ブラウナー Carol M. Browner氏の講演演説 
2000年6月8日 ワシントンDCにて行ったものです。以下を参照して下さい。

https://www.epa.gov/epahome/speeches_0608.htm


 クロルピリホスは米国で一般家庭や公共施設などで害虫駆除等の目的等で広く使われてきましたが,こうした場所での使用は今後全面的に廃止になります。ま た,EPA(環境保護庁)はクロルピリホスの農作物への使用も大幅に規制していく,としています。

 今回の決定は,特に子どもの健康および安全性確保に重点がおかれ,子どもが曝露する可能性の高い家庭内・学校など公共施設および食品などでこれ以上,この殺虫剤が使われないよう厳重に配慮されたものとなっています。

しかし,企業との合意で,即時に市場からクロルピリホス製品が全面排除されるのではなく,使用目的ごとにある程度の期間を設けて段階的に減らしていき,限 定された一部の使用目的以外については,最終的に全面廃止にまでもっていくことにしています。但し,特に子どもが曝露する可能性の高い場所での使用につい ては早めに対策を取るよう配慮しています。

シロアリ防駆除業者などでつくる「日本しろあり対策協会」も2000年12月から幼児や妊婦らの住む家屋などで、2002年4月からは一般家屋での使用を自粛しています。
ただ、同協会に加盟している業者は業者全体の三分の一の約千社にすぎず「加工業者以外が使っていないとはいえない」(同協会)のが実態です。


日本でも大量に使われていたクロルピリホス

クロルピリホスは日本でも広く使われており,リンゴやナシのアブラムシ,ハマキムシ,シンクイムシ,樹木のアメリカシロヒトリなどに適用されています。

また,殺虫剤としてゴルフ場で使用されたり,住居の防蟻剤やシロアリ防除剤,家庭用殺虫剤や防虫畳としても広く使われています。

殺虫剤の商品名はダーズバン。また,シロアリ駆除剤には,カヤタック,クロルピリック,ケミガード-DC,シロアリピリホス,レントレクなどの製品があります。

アメリカからのクロルピリホス原体輸入量は87トン(1986年),水和剤の生産量は352トン(同年)です。日本におけるクロルピリホスのADI(1日 摂取許容量:人間がある物質を一生涯にわたり摂取しても,現在の毒物学的知見からみて,何ら障害の現れない最大量)は体重1kgあたり1日 0.0015mg。日本における使用量は近年少なくなってきてはいるとされるものの,中毒事故などの被害報告は多く,97年に発表された国民生活センター の「シロアリ防除剤の安全性」の中では,クロルピリホスによる事故件数が一番多かったと報告されています。

国内害虫駆除業者の中には,これから先を見据え,化学物質の使用を極力減らした防除方法に切り替えを開始している業者も出てきているようですが、まだまだ 代替薬品としてのピレスロイド系、有機リン系、カーバメント系など農薬成分殺虫剤を使用しているものが多いようです。

その他の有害化学物質

化学物質の数々 VOCって何?

VOC(揮発性有機化合物)はVolitile Organic Compound の頭文字を取ったもので、日本語では揮発性有機化合物といいます。そ の物質の分子の中に一つでもC=炭素分子を含んでいる物質をいいます。その中でも揮発性のある物質をVOCと呼びます。 二酸化炭素もCO2で有機化合物 のカテゴリーに入ります。世界で最も一般的な分類法とされているのは、WHOが規定している分類の方法です。それは沸点で分類しており、50℃未満で沸騰 する物をVVOC(高揮発性有機化合物)、50℃以上から260℃以内で沸騰する物をVOC(揮発性有機化合物)、260℃以上400℃未満で沸騰する物 をSVOC(半揮発性有機化合物)、400℃以上のものをPOM(粒子状有機物)としています。

VOCは現在までに約900種類が確認されています。
そのうち複合化学物質過敏症に関係する有害VOCは300種類程度と考えられています。今、問題とされている環境ホルモンの一部もその中に含まれています。現在症状が出ていなくても時間の経過とともに人体や人類に悪影響を与えているのです。

WHOによるVOC分類法
沸点 名       称 VOCの例と沸点
 50℃ 未満 高揮発性有機化合物(VVOC) メタン (-161℃)
ホルムアルデヒド (-21℃)
メチルメルカプタン (6℃)
 アセトアルデヒド (20℃)
 ジクロロメタン (40℃)
50℃ 以上260℃ 未満 揮発性有機化合物(VOC) 酢酸エチル (77℃)
エタノール (78℃)
ベンゼン (80℃)
メチルエチルケトン (80℃)
トルエン (110℃)
トリクロロエタン (113℃)
キシレン (140℃)
リモネン (178℃)
Lニコチン (247℃)
260℃ 以上400℃未満 半揮発性有機化合物(SVOC) クロロピリホス (290℃)
フタル酸ジブチル (340℃)
 フタル酸ジオクチル(390℃)
400℃ 以上 粒子状有機物質(POM) PCB
ベンゾピレン


最近になり、シックハウスの原因化学物質の多くはVOCであると言う理解が進んできました。しかし、このVOCという言葉だけが一人歩きしているようです。環境対応型の製品のカタログでも、ひどいメーカーはVOC=有害化学物質と平然と明記しています。

ここで、多くのメーカーがVOCを意識的に揮発性有機溶剤としていることに注意しなければなりません。揮発性有機溶剤は、揮発性有機化合物の中のごく一部 でしかありません。環境ホルモンなどと疑われるものの中で揮発性有機化合物であって有機溶剤でないものも数多くあります。室内空気汚染では、これも人に脅威のある物質です。トルエン、キシレン、ホルムアルデヒドだけがVOCではないことに注意する必要があります。

多くの人々はVOC=有機溶剤だけと認識し、トルエン・キシレン・ホルムアルデヒドなど極少数の化学物質だけがシックハウス原因物質として考えています。 しかし、世界では塗料や新建材に使用された接着剤などに含まれているそれらの化学物質だけでなく、合成樹脂製品などに含まれる可塑剤や、防蟻剤・木材防腐 剤、芳香消臭剤、新聞や雑誌のインク、喫煙あるいはハウスケア製品からなどの多種・多様のVOCを対象にしています。


住宅建材と放散される可能性のある有害化学物質


基礎 ※防蟻剤(木部処理、土壌処理) クロルピリホス・ホキシム・アレスリン・エトフェンプロックス
※木材保存剤(現場施工用) ナフタリン・キノリン
床下地 ※合板、パーティクルボード(防虫、防腐剤) ホルムアルデヒド・フェニトロチオン・ピリンフェンチオン
床材 ※複合フローリング ホルムアルデヒド
※プラスチック系床タイル フタル酸エステル(フタル酸ジオクチル)
※カーペット、畳(防虫、防カビ剤) フェニトロチオン・フェンチオン・ダイアジン
壁下地材 ※合板、パーティクルボード(接着剤) ホルムアルデヒド・メタノール
断熱材 ※グラスウール ホルムアルデヒド
※押出発泡ポリスチレン スチレン
壁仕上げ材・接着剤 ※ビニルクロス トルエン・キシレン・リン酸トリス・リン酸トリクレシル
※壁紙施工用でん粉系接着剤 ホルムアルデヒド
※木工用接着剤 ホルムアルデヒド・メタノール・酢酸エチル・フタル酸ジブチル・酢酸ビニルモノマー
※クロロフレンゴム系溶剤系ゴム系接着剤 トルエン・キシレン
※エポキシ樹脂系接着剤 キシレン
※エチレン酢酸ビニル樹脂系エマルション形接着剤 トルエン・キシレン
※ポリウレタン系接着剤 トルエン
建具 ※化粧合板(合板、パーティクルボード防虫、防腐剤) フェニトロチオン・フェンチオン・ダイアジン
軒裏、鼻隠しなどの塗装 ※油性ペイント キシレン
※油性ニス トルエン
※アルキド樹脂塗料 キシレン
※アクリル樹脂塗料 キシレン


シックハウスの原因とされるその他の有害化学物質発生源

発生源 洗浄剤(クリーナー、ワックスなど) ホルムアルデヒド・トルエン
塗料、及び関連製品(塗料、スプレーなど) トルエン
農薬など(殺虫剤、防ダニ剤など) キシレン・クロロピリホス・アレスリン・ペルメトリン・フェニトロチオンフェンチオン・マラチオン・ダイヤジノン
化粧品など(シャンプー、香水、ヘアースプレーなど) ホルムアルデヒド
家具、衣類など(家具、カーテン、マットレス、カーペット) ホルムアルデヒド・可塑剤(DEHP)
開放型、燃焼機器など ホルムアルデヒド
タバコの煙 ホルムアルデヒド
*出典:「設計・施工ガイドライン」/(財)建築環境・省エネルギー機構

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