伝統工芸品樺桜総皮茶筒(樺細工)
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商品名 | 樺桜総皮茶筒 ミガキ(茶さじつき) |
特徴 |
湿気をよせつけず中に入れる嗜好品の保存に最適。 お茶っぱだけでなくコーヒー豆や紅茶やウーロン茶などの入れ物に。 |
材料・材質 |
経木の筒の周りに山桜の樹皮をまいてます。茶さじ付。 生産地:茶筒・茶さじ表面/ヤマザクラの皮(東北地方産)、本体/サワグルミ(国産) |
内容量・サイズなど |
サイズ:ミガキ 8×12cm、ミガキ・小 8.3×9.5cm 重量:ミガキ 200g、ミガキ・小 100g |
使用上のご注意 |
カスタマーレビュー
ゆーこ様 | 投稿日:2020年10月02日 |
おすすめ度:
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ずっと探していてようやく出会えたな、という嬉しい気持ちでいっぱいです。木目も美しく中蓋まで丁寧に作られており、インテリアとしても最高です。店でよく見かけたのは蓋がゆるすぎたり、中蓋が金属だったりはたまた無かったりと、茶筒としての役割や意味を考えていない物が多く困っていました。良い買い物をしたと思います。製作者さんに感謝です。
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お茶っぱだけでなくコーヒー豆や紅茶やウーロン茶などの入れ物に
湿気をよせつけず中に入れる嗜好品の保存に最適です。
お茶っぱだけでなくコーヒー豆や紅茶やウーロン茶などの入れ物に。
春に咲き誇る桜の木、山桜の皮で作った樺細工で、
独特の技法によって磨き上げて美しい光沢を出した
美しくあたたかみのある伝統工芸品です。
その樹皮は幾重にも重なり剥がれにくい性質を持ち、
滑らかで通気性が良く丈夫なのが特徴です。
厳しい自然環境の中で育った樺桜の皮は変化に富み、
一点一点表情が違います。実用的な堅さと素朴さがあり、
樹皮特有の光沢と色合いが特徴です。
茶筒の筒部分もアルミ缶ではなく木材を使用しているので、
調湿性があり、茶筒に適しています。
山桜の樹皮の自然のデザインをそのまま生かし、丁寧に磨きをかけています。
森の恵み「桜皮細工」
樺細工は昭和51年に経済産業大臣指定の「伝統工芸品」に認定されています。
桜皮細工(樺細工)の技法が伝わったのは、今から約200年前の天明年間(1781-1788)で、当時は下級武士の手内職でしたが、藩主の手厚い保護のもとその技法は角館の町に根付き地場産業として定着していきいました。この頃の製品は胴乱(タバコ入れ)や印籠が主で一説には参勤交代の土産物に使われたともいわれています。
明治に入ると武士から職人になるものも多く、問屋の出現によって販路も拡大して安定した産業に導いていきました。昭和51年には秋田県で初の経済産業大臣指定「伝統工芸品」に認定されました。
源氏物語の一節
「他の花は一重散りて、八重桜咲く花盛り過ぎて樺桜開け…」樺という字には山桜の意味が含まれています。厳しい自然で育ったと国老木から取れるものは変化に富み、細工すると美しさが生えると言われております。木は伐らずに山桜の皮だけ樺細工に使われます。しかも、採取するのは「かばはぎ」と呼ばれる専門家で、取る部分・取らない部分を交互に繰り返す方法で、根元の皮から採取していくので、樹皮は再生しその木は生き続けます。自然保護と伝統工芸を守って行くという立場から、20年も前から山桜の栽培に取り組み、豊かな森を守って行く運動を続けております。
秋田の武士の3代目
経徳さんは3代目です。武士の手内職としてはじまった昔ながらの作り方の伝統をり、代々受け継がれてます。

使用上のご注意
※樹皮そのものの水分を失わないよう、直射日光やストーブ等の熱源の近くに長時間置かないでください。また、湿気の強い場所もお避けください。歪み、ひび割れの原因となります。
※全般的に桜皮細工(樺細工)製品は、柔らかい布か紙で樹皮の目の方向に拭いていただくと、特有のツヤが保たれ、永くお使いいただけます。

木づかい運動について
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