木のまな板のお手入れ方法

木のまな板のお手入れ方法

まな板は毎日使う料理道具です。手入れが重要な木製まな板を快適に長くご愛用いただけますよう、お手入れ方法をご紹介します。

ご使用前のお手入れ

毎回、ご使用前にまな板全体を水でぬらしてください。そうすることによって、反りを防ぎます。また、水の表面張力によって、食べ物の匂いや色がまな板にうつりにくくなります。

いつものお手入れ

使った後は、タワシを使って洗うのがベスト。タワシの毛が、木の溝に入った汚れも落とします。切った表面だけでなく、裏面や側面も洗うと清潔に使えます。水気をきちんと拭いておくと、長くきれいに使うことができます。洗った後は、木目が縦方向になるように立てかけておきます。まな板立てがあると便利です。

まな板タワシ

●陰干しをする
ときどき、風通しのよい日陰で干すとカビの予防になります。青森ヒバのまな板はカビが生えにくいので、生活アートクラブでは青森ヒバのまな板をおすすめしています。陽のあたるところに干すと、ひび割れの原因になります。必ず日陰に干してください。
●重曹をつけて洗う
1ヶ月に1回程度を目安に、重曹をつけて強めにこすります。こうすることで、黒ずみや臭いを防ぐことができます。

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もし黒ずんでしまったら・・・木のまな板は黒ずんでしまっても削ればまたきれいな面が現れます。専門店に削りの依頼をすることもできますが、紙やすりを使ってご自宅で磨くこともできます。

ご注意いただきたいこと

ちょっとしたお心づかいで、長くお使いいただけます。

長時間水に浸さない。

洗ったあとは、必ず陰干しで十分乾かす。

食器洗浄機・乾燥機は使用しない。

漂白剤を使用しない。

ヤニが出ることがありますが、人体には影響ありません。逆に、このヤニがカビを防ぎます。気になる場合は濡れ布巾を使ってふき取ってください。