ゴキブリは、直翅目(バッタ・コオロギ・カマキリなど)の近縁だそうです。そう聞いて、「バッタやカマキリまで恐ろしくなってしまった」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、ゴキブリは彼らとは明らかに異なる、嫌われる理由があるのです。
世界には、約3600種類のゴキブリがいるといわれており、その大部分が森林に生息しています。森林の中では、菌類、樹液、朽ち木、動物の死骸や糞などを食べて分解する益虫です。
日本にも、家屋には入ってこず森林の中で生活するゴキブリもいます。
もちろん、町の中でもゴキブリはものを食べ、分解するという暮らしをしているだけです。では、人間にとって町のゴキブリの何が問題なのでしょうか?
その理由はゴキブリは病原微生物の伝播をするからなのです。サルモネラ菌、赤痢、腸チフス、腸炎など、持ち込んでほしくない菌も運んでくる可能性があります。
1.集まるとぐんぐん育つ
ゴキブリの糞の中には、なんと「集合フェロモン」というフェロモンが入っているそうです。幼虫は集合フェロモンに呼び寄せられて群居します。
ゴキブリは一匹で育つよりたくさんで育った方が、生育が促進されるといいます。ゴキブリの糞を見つけたらすかさず掃除をする必要がありますね。
2.光が嫌いで狭いところが好き
ゴキブリは光に対してよく反応し、暗い場所を好みます。そのため、日中は狭い空間に隠れるようにして潜んでいます。
実験によると、ゴキブリの好む空間(すきまの高さ)は一定しており、家でよく見られるチャバネゴキブリは、0.5cmのすき間に好んで住みつくことがわかりました。
3.寒いと暖をとるために集合する
ゴキブリは寒いのが苦手です。ゴキブリの成虫は27℃以上の高温になると、分かれて潜伏し、お互いをけん制します。ところが15℃では、みんな寄り集まって住み始めます。
つまり、冬にゴキブリを見つけたら、近くに何匹かいる可能性が高いということです。
一般家庭の中でキッチンは特にゴキブリが過ごしやすい環境が整っています。中でも、下にあげた箇所は要注意です。
・コンロの下
・シンク下
・冷蔵庫の下
・レンジやオーブンの下
・炊飯器付近
・食器棚の中
・排水口
○家電製品の近く
○家具と家具の間、すき間
○浴室や洗面所の排水口
○洗面所下の収納
○植木鉢やプランター
○重ねてある新聞紙や段ボールの間
台所害虫が棲みつきやすい場所の多くは家族が集まり、人間が食べるものや食器などを保管している場所です。
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