持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載の、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
(外務省「JAPAN SDGs Action Platform」より引用)
概要だけでは難しく感じられ、私たちの暮らしとは結びつきにくいかもしれません。まずはいつものお買いもの、チョイスを一つ変えることからはじめませんか?小さな一歩に見えますが、着実な一歩です。
「何を基準に選べばいいの?」「私には何ができるの?」という場合は、ぜひエコデパをご活用ください。エコデパの製品をお使いいただくことは、17のゴールのうち、いくつかの目標達成に貢献することができます。
【目標14】海の豊かさを守ろう
持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
→「水を海を汚さない」カテゴリーの、脱プラスチック製品や、生分解性に優れた洗剤をお使いいただくことで、水や川、海の汚染を防ぎます。それは、海の豊かさを守ることにもつながります。
【目標10】人や国の不平等をなくそう
国内及び各国家間の不平等を是正する
→「人・社会への貢献」カテゴリーの、フェアトレード製品をお使いいただくことで、公正な取引が生まれ、不平等の是正につながります。
【目標12】つくる責任 つかう責任
持続可能な消費生産形態を確保する
→もともとあるものに手を加え、新たな価値を見出すサスティナブルな考え方の一つ「アップサイクル」。「アップサイクル・リサイクル」カテゴリーの製品を選ぶことは、無駄な大量廃棄を減らしたり、資源を有効活用することで、持続可能な消費・生産の達成に貢献できます。
【目標13 】気候変動に具体的な対策を
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
【目標15 】陸の豊かさも守ろう
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
→「森を豊かに」カテゴリーの木製品をお使いいただくことで、二酸化炭素(CO2)をたっぷり吸収する元気な森林づくりにつながります。
また、日本の木を積極的に利用することより、森林の本来の持つサイクル「植える→育てる→収穫する(上手に使う)→植える→育てる・・・」が正常になり、地球温暖化防止機能、国土保全機能、水源かん養機能等が発揮され、私たちの生活を守ることに繋がります。
エコデパを運営する生活アートクラブでは、これらの製品の普及や企業活動を通して、「SDGs」の達成に貢献してまいります。
(各目標については、外務省「持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組」パンフレットより引用)