農林水産省「第1弾」”家庭で木づかい”特別展示いたしました。

2023/07/12

農林水産省での展示に参加しました

 101日~105日、農林水産省の「消費者の部屋」で催される“あなたから始まる木づかい運動【第1弾】家庭で木づかい”の特別展示に、生活アートクラブも参加させていただきました。
(10月22日~10月26日に第2弾をやります)



ポスターやパネルもたくさん展示してます。
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お客様に商品のご説明しているところです。
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 初日の10月1日は、「3.9グリーンスタイル」活動を推進している財団法人日本木材総合情報センターと専務理事の日比野義光さんにお話を伺いました。

「木を使う」ことが地球温暖化の防止になるんです。

(生活アートクラブ:以下生活)
国内の木を伐ることが森林破壊だと思っている人も一般的には多いと思いますが、なぜ、国産の「木を使う」ことが環境によいのでしょうか。

(日比野さん:以下日比野)
日本の木=国産材を使うことは、森林破壊ではなく、逆に森の活性化につながるのです。みなさんにぜひ、日本の森林が置かれている現状を知ってほしいと思います。

(生 活)
日本の森林が荒れているというのは本当ですか?

(日比野)
はい、今日本の森林は全体的に荒れています。

(生 活)
森林が荒れているって!そんなにひどい状況なんですか。

(日比野)
戦後、日本にはスギやヒノキなどの針葉樹が各地に植えられました。これを人工林といいます。その手入れが遅れてしまっています。
外国から木材を輸入するようになり、現在日本で使用される木材の約80%を輸入材に頼っている状態です。
戦後50年を経て、育ちきって使いどきを迎えた木が使われずに放置されています。間伐を行っていない人工林は、みるみるうちにやせた木ばかりになり、水を蓄えて土を保つという森林本来の力が衰えてしまいます。そうすると、土砂崩れや洪水など二次災害のリスクが高まります。

(生 活)
地震のときにも心配ですね。

(日比野)
それだけではなく、いま、地球温暖化が世界の深刻な問題となっていますが、国産材を使うことが、地球温暖化防止にもなるんですよ。日本は京都議定書で、温室効果ガスの総排出量6%削減を世界に約束しました。その6%のうちの約3分の2に相当する3.8%を、森林によるCO2吸収により達成しようとしています。

(生 活)
国産材を使うことが、なぜ地球温暖化防止につながるのでしょうか。

(日比野)

最も多くCO2を吸収するのは、20~30年経った木なんです。戦後植林された人工林には、50年を迎えた使いどきの木がたくさん生えています。
十分に生長した木を使い、若い木を育てることで、森林が活性化され、よりたくさんのCO2を吸収するようになるのです。

(生 活)
国産材を使うことは、温暖化抑制のためにできる具体的な行動なのですね。

(日比野)
そうなんです。みなさんにぜひ知っていただきたくて、こうして農水省や林野庁でも力を入れて国民に広く3.9「木づかい運動」をPRしています。
10月は木づかい推進月間で展示会を行っています。



「植える→育てる→収穫する→上手に使う→また植える」のサイクルを作り出そう

(生 活)
街で生活している人は特に、普段森林のことを深く考えることも少ないと思います。

(日比野)
実は、日本の森林は全体で3700万haあり、国土の3分の2が森林なんです。日本は国土に傾斜が多く、都市のまわりに木がないため緑が少なく思えますが、森林の多い、緑の豊かな国です。

(生 活)
豊かな緑を活かした暮らしを続けてゆきたいですよね。そのために、私たちに何ができるでしょうか?

(日比野)

日本人全体で、再生可能な木の資源を暮らしに取り入れて、植える→育てる→収穫する→上手に使う・・・というサイクルを作っていきましょう。木の需要が増えると、山の手入れがされるようになり、森林も活性化されるので、CO2もぐんぐん吸収されるようになります。
重要なのは、経済もからんだ再生可能なサイクルを実現することです。
そのためには、林業に携わる人も、木材で製品を作る人も、それを売る人も、みんなで汗を流し、知恵を絞らなければならないと思っています。

(生 活)
私たちも、販売をする立場としてさらにがんばります。
国産材を使うことが、私たち自身のために重要であることを再認識させられました。ありがとうございました。