カンボジアの井戸掘り事業

◆カンボジアの井戸掘り事業
「リカバリー」の収益金の一部をカンボジアの井戸掘り事業に還元。 
生活アートクラブは、水に困窮するカンボジアの人たちを支援致します。カンボジア農家の月収は,1200円から2000円。水も飲めない人たちがたくさん居ます。


◆ カンボジアの所得と水事情
カンボジアの一人当りの国内総生産(GDP97年~99年平均)は260米ドル(31000円)ほどです。特に農村地帯ではまだまだ収入が低く、農家の月収は10米ドル(1200円)から20米ドルのところが大半です。

そうした農家にはポンプ付の井戸はまだまだ手の届かないのが現状です。カンボジアでは習慣として、ため池の水や水瓶に貯めた雨水を飲用水として利用しますが、それらはまた、蚊の発生の温床となっています。

そのためカンボジアでは、統計的に子供達のマラリア患者や皮膚病患者が最も多いのが現状です。衛生面から見て、飲料水としてそのまま利用できるポンプ付の井戸が可及的に必要とされています。

◆特定非営利活動法人
「カンボジアの健康及び教育と地域を支援する会」
のこれまでの実績
当団体は、井戸採掘、歯科医師団派遣、学校建設などを活動目的に2002年6月に設立されました。理事でフリージャーナリストの田口代表は個人時代の活動期間も含め、寄付金等を募り、これまでに82本の井戸をシェムリアップ州のアンコールワット近くの村々に寄贈して来ました。


◆井戸採掘事業
2m四方のコンクリートを張った手動ポンプ付の井戸が、現地業者により1本当り180米ドル(万一の円安を考えて1米ドル135円換算)で掘る事が出来ます。

カンボジアは年間の約半分が雨季の為、地中深く採掘しなくても水を比較的得易い地理的条件にあります。しかしながら経済的な理由により多くの井戸を必要としています。通常、1世帯当り5~10人の家族構成で、井戸1本当り5~10世帯が利用します。農村地帯ではまだまだ収入が低く、農家の月収は10米ドル~20米ドルのところが大半です。

◆寄贈者の名を刻むサービスの提供
現地工事関係者のアイデアで、井戸のそばに記念として寄贈者の名前が書かれた看板が設置されるサービスを提供することになりました。

募金をしても、実際、そのお金がどのように使われたのかがわかりにくい、そういう点から、寄付金が具体的な形になり、しかも寄贈者として名前が残るということは大変魅力的なサービスです。

◆有限会社生活アートクラブは
2002年11月1日より井戸採掘事業を応援します

生活アートクラブは、「川の浄化」をテーマとした洗濯用粉石鹸:美葉うぉっしゅと台所食器用石鹸:リカバリーを販売させていただいております。また、両製品の製造に当り、ともに環境と福祉を融合させた事業として、前者の美葉うぉっしゅは知的障害者の子供たちへの作業報酬として収益金を還元して参りました。

この度、「カンボジアの健康及び教育と地域を支援する会」との共同作業として、リカバリーにつきましても福祉に特化することにより、当NPO法人への積極的な支援をして参ります。

また、一定数のご注文を頂戴した法人様、個人様には、現地井戸採掘時に、ご希望の寄贈者名で看板を設置、後日、写真撮影の上郵送させて頂きます。

関係各社様には、この度の当社の主旨をご理解くださり、今後とも美葉うぉっしゅ同様、リカバリーの販売につきましてもさらなるご協力を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます。

まずはお知らせとお願いまで。

(生活アートクラブ代表、富士村夏樹)