月経に関する悩みを解決するひとつの方法として、今、布ナプキンが注目されています。
「経血の量が減った、生理痛が軽くなった、かぶれがなくなった、冷え症が改善された、自分の生理と向き合えるようになった・・・」
と、愛用者も増えているようです。
それに、布ナプキンにすることでゴミを減らすこともできます。
中でも「竹布」のナプキンは、肌触りが優しく、暖かく、農薬や化学肥料を一切使用せず作っているという点で特に優れていると思います。
「自分の体と環境のことを考えると、ぜひ竹布ナプキンを使ってみたい!だけど、いろいろ大変そう・・・」
というお声もあるかもしれません。
そこで、このページでは、私たちが実際竹布ナプキンを使用してみて感じたことをお伝えしたいと思います。
エコデパスタッフにも、竹布ナプキン愛用者が急増中です。
実際に使ってみて「みなさんにおすすめしたい!」と思い、このページを作ることに決めました。
◆ 竹布ナプキンのここがいい!
◆ 竹布ナプキンの使い方・お手入れ方法
◆ 竹布ナプキンお悩み解決
を中心に、竹布ナプキンについてご紹介します。
竹布ナプキンはここがいい!
「竹布ナプキン」使用者に聞きました!竹布のどこが気に入りましたか?
(9人のミニミニアンケート)
肌触りがいい!
「かぶれから完全にさよならできそうです。」
暖かい
「竹布は本当に暖かいです。生理中の底冷えをほとんど感じなくなりました。」
洗濯が簡単
「浸け置きしておくだけで、ほとんど汚れが落ちてしまいます。」
何回洗ってもごわごわせずふわっとしている
「この点で、竹布ナプキンを上回る素材はなかなかないと思います」
干しているとき、ナプキンとわからないのがよい
「台所用ふきんを干しているようにしか見えません」
安い
「他の布ナプキンに比べてかなりお安いです。」
体の凹凸にフィットする安心感がある
「他素材のナプキンは、どちらかというと体より下着にフィットしている感じですが、竹布は体の凹凸にフィットしてくる感じがします」
竹布ナプキンの使い方・お手入れ方法
初めて布ナプキンを使う方にも、これまで他素材の布ナプキンを使ってきた方にも快適に使っていただくために、使い方やお手入れ方法をご紹介します。
竹布 布ナプキンの使い方
竹布の布ナプキンはとってもシンプル。
そのシンプルさが心地よさや使いやすさのひみつでもあります。
布ナプキンと布ナプキンホルダーを用意します。
TAKEFU 竹布 布ナプキンS | 竹布ナプキンホルダー |
竹布布ナプキンを折りたたみ、布ナプキンホルダーで固定します。
「布ナプキン」は4層構造。
肌触りのやさしい「ソフト」が1層と、さらさらの「ガーゼ」が3層。
お肌の調子やその日の気分で「ソフト」「ガーゼ」どちらを表にしてもオッケー。
一枚布のナプキンだからこそ、好みの肌触りを選べます。
布ナプキンは、こんな風に折りたたむとちょうどいいサイズです。
S・M・Lの折りたたみ方 |
一枚布だと、干したときに「ナプキン!」とわからないのもいいですね。
◆お使いになる前に
1.生地にデンプン糊が付いています。はじめに、ぬるま湯で石けんを使い、糊をよく洗い落としてからお使いください。
(1~2回の洗濯では落ちきらないこともありますが体に害のあるものではありません)
2.洗い上がりが固くなる場合は、乾燥後、少し揉んでください。
布ナプキンのお手入れ方法
洗い方
まず、浸け置き洗いをします。
この段階で、ほとんどの汚れが落ちてしまいます。手でごしごし洗わなければいけないことは、まずありません。
1、バケツに水と粉石けんを入れて、よく混ぜます。
2、そこにナプキンをぽんっと入れる。
3、一晩置いてから手洗い、またはネットに入れて洗濯機へ。
バケツは蓋付きにすると、家族にも気兼ねしなくていいですね。
ミントやティーツリーの精油を入れるとニオイが気になりません。
粉せっけんは「美葉うぉっしゅ」がおすすめ。
自社製品ということを抜きにしても、「美葉うぉっしゅ」は竹布に限らず、布ナプキン洗いにおすすめしたい製品です。
汚れがよく落ち、ニオイが残ることはまずありません。ぜひ一度試してみてください。
干し方
なるべく形を整えて干すと乾いた後使いやすいです。
ガーゼ素材なので、くしゃっとしたまま干すとよれてしまいます。
とはいえ、そこまで厳密にぱりっと干す必要はありません。一回「ぱんっ」としわを伸ばすくらいで大丈夫です。
もし、洗濯後のよれが気になるばあいは、アイロンをかけてください。
ニオイが気になる場合は・・・
もし、ニオイが気になるようでしたら、以下の方法を試してみてください。
1、ミントやティーツリーの精油を垂らした水に浸ける。
2、酸素系の漂白剤につける(塩素系だと生地が傷んでしまうので、ご使用はお避けください)。
外でとりかえる場合は・・・
外で取り替えるのは少しどきどきします。ですが、竹布ナプキンのつけ心地は、その緊張を上回るほどです。
布ナプキン用のポーチも売られていますが、お金をかけずにすぐできるのはジップロックを巾着やポーチに入れる方法です。
かわいいポーチや巾着に、ジップロックを2つ入れておきます。
一方には換えの新しいナプキンを入れ、もう一方は取り替えた使用済みを入れれば、
清潔に管理できます。巾着やポーチは厚手で中が見えず、
洗って使えるタイプのものがいいかもしれません。
量が多い日や、朝から晩まで外出する日に持っておくといいのが、
色素の沈着を防ぐためのスプレー。
使用済みのナプキンにふきかけておくと、つけ置き洗いがラクになります。
中身は水だけでも効果がありますが、おすすめなのは通称「美葉水」。水に「美葉うぉっしゅ」を混ぜたものをエコデパスタッフの間でそう呼んでいます。
「アルカリウォッシュ」を溶かした水も、布ナプキンの色素沈着防止によく使われます。
もちろん「美葉うぉっしゅ」や「アルカリウォッシュ」以外のせっけんを溶かしたものでも大丈夫ですが、竹布は強アルカリに弱いという性質があるので、あまりアルカリの強いものは避けたほうがいいようです。
モレが心配・・・
竹布は吸水力の高い繊維。予想以上の吸水力でしっかりキャッチしてくれます。
きちんと量を見極めて、その日にあったナプキンを使えば、紙ナプキンよりモレの心配がないくらいかもしれません。
とはいえ、はじめて使うときは私も心配でした。
はじめに使うときは、まずは少ない日や、自宅にいる休日に使ってみると安心です。どれくらいの量でどのナプキンが何枚必要なのか、という感覚をつかんでから、徐々に布ナプキンに移していった方がいいように思います。
あと、「TAKEFUナプキンホルダー」を使うようにすればズレがなくなり、モレやトイレで落とすことがなくなってきます。
竹布ナプキンのシンプルさを不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、竹布ナプキンはふかふかして体の凹凸にぴったり添うので、意外と安心感があります。
量が特に多い日は竹布のナプキンと一緒に、使い古したTシャツの端切れを併用すると更に安心です。
TAKEFU竹布布ナプキンホルダー | TAKEFU竹布布ナプキンS | TAKEFU竹布布ナプキンM | TAKEFU竹布布ナプキンL |