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森林(もり)を育てることが未来につながる「木づかい生活」

木になる紙で温暖化をストップ!

薄れつつある森林との関わり

国土の約66%が森林という、日本は世界有数の森林大国。
森林は、豊かな水や生態系を育み、日本の環境と人々の生活に密接に関わり大きな影響を与えてきました。
長い歴史の中で、日本人は森林資源を持続的に上手に活用し、森林や自然と共に暮らす知恵や工夫を蓄積してきました。
ところが、燃料や道具が石油や石油製品に代わり、また、木材も産業目的による外国産材輸入が多くを占めるようになる中、木材自給率は僅か18%である現状、経済的な価値を生まない地域の森林に関心が寄せられなくなりました。
その結果、人と森林との関わりは薄れ、山は荒れ、自然と共に暮らす知恵や工夫は失われつつあります。
薄れつつある森林との関わり

森林は持続可能な天然資源

森林との関わりが多かった先人達は、戦後にあたる50年前より段階的に、次の世代のために杉や檜などの苗木を植えてくれました。それが今、1,000万haの育成林として、収穫期を迎えようとしています。人工植林地の6割は適正な間伐の必要性があること、また現在それがなされずに放置されていることで山林が荒廃、老化しています。
間伐=単なる伐採ではありません。間伐の意味は木の密度を適正にし、木々のピッチを広げ、地表に光が差し込む事で木の幹や枝、根や葉はCO2を吸収し、同時に酸素を発する光合成を活発に行うことで成長していくことができるのです。
間伐した隙間に小さな木を植林していき、大小の木の混在した豊かな森をつくる事で森の小動物を守り、降った雨水を土壌に蓄え、ゆっくりと川に流すと共に、二酸化炭素を吸収し酸素をつくり、地球温暖化を防ぐ大変重要な役割をも担っています。国土の保全や水源のかん養、生物多様性保全など多くの機能を有している森林の適切な整備・保全を行うことは「美しい森林づくり」を進める上で我が国の礎となるものです。
そして何より、森林は地球規模的な見地からも持続可能な天然資源であることに価値があります。

危ぶまれる京都議定書6%CO2削減の公約:森林の吸収には一定の効果!

ところで、温暖化防止を地球規模で考える国際的なルール「気象変動枠組条約」に基づき、平成9年に採択された「京都議定書」で、我が国は温室効果ガスの総排出量を6%削減することを国際的に約束、その内の約3分の2にあたる3.8%(1,300万炭素トン)を国内の森林による二酸化炭素吸収によって成し遂げることを公約しました。「京都議定書」の目標を達成するためには、化石燃料の使用を極力控えた省エネ対策などによる排出抑制と、森林による二酸化炭素の吸収量を確保していくことが不可欠です。
このため、林野庁を主体とする政府や関連団体等は「美しい森林づくり」に向けた適切な森林の間伐・整備・保全、国産材利用、担い手・地域づくりなどの取組と循環社会の構築に向けた広報活動がなされました。
森林によるCO2吸収量については、間伐等の森林の手入れが全国各地で進み、また企業の積極的な取り組みや国民の意識も相まって2010年に目標値の3.8%に達したところではありますが、削減目標値の3分の1にあたる省エネ対策などについてはまだまだ全体の排出量も多く、目標の6%には遠い状況下にあります。
京都議定書の第一約束期間が本年2012年で終了しますが、約束期間終了後も、日本は引き続き地球温暖化問題解決のため、最大限の努力を行なっていく事を約束しています。

危ぶまれる京都議定書6%CO2削減の公約:森林の吸収には一定の効果!

生活アートクラブの森林との関わり

エコデパジャパンを運営する有限会社生活アートクラブでは、平成14年に創業以来、国産材の利用推進「木づかい運動」に賛同を呼びかけ、木の温もりをテーマに、木製品や木の香り=フィトンチッド作用のある防虫剤などの日用生活雑貨卸を行うメーカー問屋として、全国の生活協同組合や自然食宅配ルートなどで国産材製品のご紹介を行なってきました。弊社国産材製品のご紹介は、主としてカタログチラシ形態が多く、季節や目的に応じた企画「木のある暮らし(チラシ12)」「緑のある暮らし(チラシ12)」「青森ひば(チラシ12)」「ナチュラルケア(チラシ1)」「手にやさしいキッチンツール(チラシ1)」「こどもたちへのおくりもの(チラシ1)」「迎春(チラシ1)」「森林の恵みの防虫・消臭剤(チラシ12)」など、現在約2000種以上の製品紹介をしてきました。
生活アートクラブの森林との関わりお蔭様で2007年11月〜2009年10月迄の2年間で国産材製品57000点余りを世に送り出すことが出来、平成21年度には積極的な活動が評価され「木づかい運動推進部門」に於いて農林水産大臣から感謝状賜りました。
より豊かな暮らし提案として皆さまのお手元で活躍することを、弊社は心より嬉しく感じております。

(中央が弊社代表富士村)

森林との上手な付き合い方で日本は温暖化対策で世界を主導できる!

さて、数年来「木づかい運動」で森林のことを考えてきた生活アートクラブとしては、この5年間で一定の成果のあった森林による温室効果ガスの吸収量でCO2を削減するという計画の、国家としての更なる積極的な取り組みを推進していかなければならないと考えています。
それは京都議定書の公約を確実に履行する国家としての諸外国に対する責任と信用問題でもあり、日本人としての品格にも繋がります。事実、京都議定書の約束期間で、日本が森林吸収源を活用して温室効果ガスを削減している量は欧州諸国の10倍以上という実績があります。
これは一つの成功例でもあり、今後更なる積極的な取り組みを行い、実績を上げることで、国際的な評価と温暖化対策を主導していく環境先進国となり得るのかもしれません。

地球温暖化問題は人類の生存基盤に関わる最も重要な環境問題でもあり、究極的には世界全体の排出量を自然界の吸収量と同等のレベルに抑えこむ必要があります。
その為には京都議定書から離脱したアメリカや削減義務を負っていない中国も巻き込んだ全世界に共通する長期目標として取り組むことが不可欠となります。
現状の世界の排出量は、自然界の吸収量の2倍を超えており、大気中の濃度は高まる一方です。
温室効果ガス、とりわけ二酸化炭素は、経済社会活動や国民生活の日々の営みから発生するいわば副産物であり、その削減は容易ではありません。当然のことながら我が国一国の取組みでは足りず、地球規模で温室効果ガスの総量を削減していく必要があります。

また我が国の利益として考えても、温暖化防止という環境問題に絞って森林を活用するというだけの狭い観点だけではなく、かつての日本人の生活に密接に関わり合って来た我が国最大の天然資源である森林資源との将来的な付き合い方を見直していく絶好の機会なのかもしれないと思います。

国民生活と産業活動の基盤を海外の天然資源に依存する資源小国家である我が国こそ、また自然と調和した生活文化と歴史を有する我が国こそ、世界に対して持続可能な森林資源を効率的に利用する魅力的な社会像を示し、その具体的実践と成果を以って国際社会に寄与していくべきと考えています。

戦後植林した杉や檜は今、収穫期を迎えています。収穫期の森林は木材として使えるまでに成熟しており、若木と比べCO2の吸収量も減ってきています。全国各地の森林需要、山林の現状から見ると、国産材の需要拡大、間伐材の利用拡大は可及的に求められております。
「木を伐る、或いは間伐を行う」→「正しく使う」→「植える」→「若木を育てる」→「健康な森を広げる」→「山林所有者への支援」という全体像、森林管理がきっちりと整備されて循環型社会が構築されていることを実践していかなくてはなりません。

生活アートクラブ、エコデパジャパンでは創業以来、まな板やトレー、カトラリーや箸、調理器具、家具などの生活に密着した豊かな暮らし提案としての生活雑貨のご提案という範疇に留まっておりましたが、予てから間伐材の大量消費、木材の需要拡大ができる何か名案がないか、奇想天外な方策がないか、模索しておりました。

国内初の「輪転機用印刷用紙:木になる紙(間伐材30%含有)」を採用することに決定!

そんな折、一昨年春、国際展示場ビックサイトで株式会社ファイル、滝社長とのご縁がありました。
株式会社ファイルは福岡県の文具メーカーで、主として間伐材を使った文具(便箋や封筒、ファイル等々)では弊社も数年前からお取引をさせて頂いておりました。
間伐材30%含有したコピー用紙「木になる紙」の発売披露で出店をしていたブースを私が訪問。
互いの事業内容を紹介し合い、志を共有する同士ということで意気投合、早速ながら、、というか、勝手ながら、、、「木になる紙」の輪転機用印刷用紙開発を依頼したのでした。
一般の方には余り馴染みのない輪転機用印刷紙、これは印刷会社が製紙問屋から購入するロール状の用紙で、いわばトイレットペーパーの大型版とでも申し上げたらよろしいでしょうか。
通常の巻物としては1ロール700キログラム程度の大きな代物で、時折、大型トラックなどに積載されている姿を目にすることがあります。

というのも、弊社は小規模ながら、それでも年間2500万枚程度のカタログチラシ印刷を行います。
コピー用紙に間伐材を30%含有できるのならば、輪転機用の印刷紙にだって使用できないことはないのではないか、と考えたからです。
創業来、環境にやさしいでは手遅れである、環境負荷をかけないことよりも環境を育てていく活動こそ重要!
が生活アートクラブの真骨頂ですから、これの開発のきっかけをつくり、
一年がかりで製品化していただいた株式会社ファイルさんには感謝の気持ちで一杯です。

木になる紙で、間伐材の大量消費が実現できる!

そして何より、「木になる紙」を弊社年間使用量に転換すると、これまでに考えられなかった相当量の間伐材の消費、利用に繋がります。

木になる紙 木になる紙
▲古紙パルプ70%以上と間伐材30%(クレジット方式)で地球温暖化対策貢献商品
木になる紙の製品販売はこちらから

間伐材を1箱(A4)購入頂くことで温暖化対策への貢献が2つの視点から可能です。
1.林業・山村の活性化や地球温暖化への貢献
 間伐材を1箱買っていただくことにより、約52円が森林所有者に還元されます。
 また、約20屬隆嵌欧簗9.5kgの二酸化炭素吸収に貢献できます。

2.カーボンオフセット
 企業活動の中で、削減努力をしても排出されるCO2の一部1,025gを排出権クレジットで
 オフセット(相殺)できます。※発行済み京都メカニズムクレジット(CER)を使用しています。

使用量と温暖化対策への貢献について

・R社(本社:東京港区芝公園)様への持ち込みチラシ1回の「木になる紙」使用部数(1回79000部)
 及び、温暖化対策への貢献度(国と九州管理局が定めた計算式に基づいて算出)は次頁に示します。
チラシ チラシ
クリックすると大きい画像が開きます。

木になる紙使用に於ける温暖化対策への貢献)

・R社様での企画1回分を79,000部として
 例)<A3マット、B巻、65.5kg使用>

使用量
枚/連
間伐面積
(屐
CO2吸収量
(圈
カーボン
オフセット(圈
所有者への
還元
79,000/20.9 2,675 1,316 136,89 6,844円


弊社「生活アートクラブ」の年間使用計画
(2012年9月1日〜2013年8月31日)

年間使用計画を大幅に上回り目標達成しました。
木になる紙の年間使用実績について(PDFファイル)

・例)<A3マット、B巻65.5kg、53kg、D巻57kg、混合使用>

使用量
枚/連
間伐面積
(屐
CO2吸収量
(圈
カーボン
オフセット(圈
所有者への
還元
848万枚/2,300 ※242,922 119,576 12,453 623,405円

※東京ドーム、グランド約15個分の間伐面積

木になる紙使用に於ける温暖化対策への貢献
クリックすると大きい画像が開きます。

「木になる紙」コピー用紙1箱の購入で相殺できる二酸化炭素を排出する行為

「木になる紙」コピー用紙(A4サイズ2,500枚入)を1箱購入することで、
以下の行為に伴い排出される二酸化炭素をゼロ(相殺)にすることができます。

自動車を走らせる場合自動車を走らせる場合
自動車の区分 走行距離
1.8L級 市街地3辧郊外5
プリウス 市街地6辧郊外9
軽自動車 市街地4辧郊外6

公共交通機関を利用する場合公共交通機関を利用する場合
公共交通機関の区分 乗車距離
電車 65
国内航空 9

電気器具を使う場合電気器具を使う場合
電気製品の区分 使用時間
大型プラズマテレビ 5〜6時間
ノートパソコン 50〜200時間
冷房・暖房 2〜3時間
照明白熱電球100W 25時間
照明100W相当蛍光灯 150時間
携帯電話 10,000時間

電気器具を使う場合電気器具を使う場合
ガス使用の区分 使用時間等
調理強火 1.3時間
お風呂を沸かす 1回200リットルとした場合


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木になる紙

生活アートクラブの
取り組み


国の施策

以下は弊社の正式な決定事項です。
この度、生活アートクラブでは、販売促進用カタログ誌面に使用する用紙に、九州全県の杉材利用をした間伐材30%含有の印刷用紙「木になる紙(国内初)」を使用することを決定致しました。9月1日以降、順次使用して参ります。つきましては、以下、企画〜製作までの経緯、背景、関係各社、環境効果、山林への還元など、概略のご報告をさせていただきます。

国の施策

九州森林管理局 は国際森林年に先立ち「九州の森づくりに関する共同宣言」として、民有林、国有林を問わず、各県が連携、協力し森林整備の着実な実行、九州材の利用促進、森林環境教育の推進に一層取り組んでいくことが重要であると各県知事が署名の上、共同宣言。
九州、沖縄全土の森林(約280万ha)の約2割に相当する約53万haを管理・経営。
九州の森づくりに関する共同宣言
クリックすると大きい画像が開きます。

国産材の加工・流通体制づくりと木材利用の拡大に力を注ぐ

・国産材の戦略的市場開発や流通・加工の改善
 九州局では、国有林材のシステム販売を通じて、
 外材利用から国産材利用への転換(スギ、ヒノキを使用した合板、集成材など)、
 新たな国産材需要(2インチ×4インチ材)の創出など
 国産材の戦略的市場開発や流通の効率化等を推進してきました。
 今後は、民有林との協調販売等も推進しながら、この取組を進めていきます。

・森林資源の有効利用システムの開発実証
 地球温暖化防止等の観点からも森林資源を有効に活用する必要性は高まっています。
 しかし、低質の森林資源の大部分が未利用の状態にあり、
 利用されない林地残材は全国で年間2000万m3程度に上るとされています。
 このため、木材のバイオマス利用も含め、低質・未利用材(C材、D材)も含めた
 効率的な搬出方法や利用方法の開発・実証を推進していきます。

・木材自給率の低い「紙」分野での間伐材利用の拡大
 身近で毎日触れる木質の商品である紙:九州間伐紙「木になる紙」の普及を通じて、
 スギの需要拡大を 図るとともに、この運動を通じて、環境配慮型の消費行動の拡大や
 森林・林業への理解の増進に貢献していきます。

Q1.どうして間伐が必要なの?

A1.日本の人工林の8割は、戦後に造林されたスギやヒノキが数多く存在しており、 そのほとんどが間伐が必要な年齢を迎えています。しかし、現在は様々な理由により、間伐遅れの森林が多くあります。
適切な間伐が行われないと、お互いの木が邪魔をし合って成長を妨げます。
成長が妨げられると枝葉が十分に伸びず、太くて長い木が育ちません。
健康で丈夫な木は二酸化炭素の吸収を促進するのです。
また、根が十分に張れないと、大雨が降った時などは土砂崩れの原因にもなってしまいます。
このためには間伐を中心とした森林整備を行い、人工林を健やかに生育させることが不可欠なのです。

【山の手入れが悪い例】×
間伐が遅れ、光の入らない林内
間伐が遅れ、光の入らない林内
下草が生えず、山の表面が剥き出しになっている
下草が生えず、山の表面が剥き出しになっている

【山の手入れが良い例】
適度な間伐がなされ、万遍なく光が差し込んでいる
適度な間伐がなされ、
万遍なく光が差し込んでいる
間伐材は様々な製品となって流通されます
間伐材は様々な製品となって流通されます

Q2.間伐の重要性の認識は、実際の行動につながっているの?

A2.最近の異常気象や自然災害の多発により、地球温暖化に対する国民の関心が高まっています。
京都議定書の第一約束期間の半ばを過ぎた現在、地球温暖化防止のため間伐を中心とした森林の整備を進めるべきと考える人々も増加していると考えられます。
しかし、一般の方々が間伐推進への取組に簡単に参加できる手法は多くありません。
間伐の重要性が認識されつつも、そうした認識が必ずしも行動に移されているとは言えないのが現状です。

Q3.なぜ、間伐は滞るの?

A3.間伐が進まない大きな理由の一つは、木材価格が低く、伐採・搬出・運搬の経費に見合わないことです。
そのため、経済的な手法により間伐の推進を図ることが最も効果的であると言えます。
間伐のコストに見合う木材価格や収入が担保できれば、森林所有者は間伐を行い、また、間伐されることで山は元気になります。
山が元気になれば、地球温暖化防止だけではなく、国土の保全、水源のかん養など、森林の様々な機能が強化され、国民の安全・安心をより高めることが出来ます。
一般の方々がを推進するための手法として、ボランティア等による間伐実施の取組等があります。
これらは間伐推進のための重要な取組ではありますが、広大な人工林の多くをカバーすることは難しいと言えます。
このような状況の中、私達一人ひとりが参加でき、かつ経済的に森林所有者等を後押しできるように、間伐材の利用拡大により間伐推進を応援する実効性のある仕組みづくりを目指して、間伐紙のプロジェクトは始まりました。


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木になる紙

生活アートクラブの
取り組み


開発者

株式会社ファイル(福岡県筑紫野市 代表取締役 滝 剛也)は、
間伐材封筒や名刺台紙、ファイル等の文具メーカーです。
数年前より九州森林管理局とともに、間伐材を使用したコピー用紙
「製品名:木になる紙」(A4〜B3までの4サイズ)を開発。昨4月に発売開始。

間伐紙による「国民が支える森林づくり運動」

「国民が支える森林づくり運動」は、紙を使う私たち一人ひとりが、ほんの少しお金を負担することで、これまで採算が合わず間伐できなかった森林などの森林整備を推進し、
林業・山村の活性化と地球温暖化防止に貢献する運動です。
これまで、間伐材を使用したファイル、封筒、コピー用紙を「木になる紙」シリーズとして製品化してきました。
今後は、印刷・情報用紙等新たな製品化を進めるとともに、行政機関や民間企業に対して、間伐紙製品の調達に向けた働きかけを行い、間伐材製品の利用推進を図っていきます。
また、協力金を山元に還元することにより、間伐を推進した事例の実現を目指します。

間伐紙による「国民が支える森林づくり運動」

(1)(左)放置された森林を間伐して、
 間伐材(=間伐により生産された材)を運び出します。
   ↓
(2)(左下)製材工場に運び込み、細かく破砕してチップにします。
   ↓
(3)(下)製紙工場に運び込み、パルプ化して間伐紙をつくり、製品にします。
   ↓
(4)(右下)役所や会社、消費者の皆様が間伐紙を購入して使用します。
   ↓
(5)(右)購入された方に、ほんの少しお金を負担してもらいます。
   ↓
(6)(右上)そのお金を森林づくりに還元し、間伐を促します。


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製造工程

間伐〜加工〜製造〜使用〜山林所有者への還元の全体概要
九州各県 ⇒ 間伐 ⇒ 佐賀県伊万里木材市場 ⇒ 西九州木材共同事業(チップ化)
 ⇒ 大王製紙(製造元) ⇒ 株式会社ファイル ⇒ 各製紙問屋へ
(製紙問屋への販売はメーカーである株式会社ファイルが一手に行います)

間伐紙「木になる紙」ができるまで

間伐紙「木になる紙」ができるまで
(クリックすると大きい画像が開きます。)


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生活アートクラブの方針

創立以来、弊社では弊社が販売する製品について、
「製品自体が社会の問題の代案提示となっていること」や
「製品の選定・開発段階から環境視点を入れること」を常に心がけております。
中でも国産材の利用推進「木づかい運動」には特段の力を入れており、
日本の森林需要の拡大や地球規模的な見地からのCO2削減への取組みも含め、
木材の消費については奇想天外な利用法を模索しておりましただけに、
この「木になる紙:輪転機用印刷用紙」の開発には心より敬意を評したいと思います。

生活アートクラブ、エコデパジャパンでは、国産木製品の温かさ、やさしさを
一人でも多くの方に使用してもらいたいと思っています。
併せて、伝統工芸品の職人技も知ってもらいたいと思っています。
森林の不思議な力「フィトンチッド」の驚くべき防虫、消臭効果の凄さを知ってもらいたいと思っています。
森林の可能性、持続可能な天然資源としての価値、重要性を知ってもらいたいと思っています。
森林を育てることが未来に繋がることと確信しています。
日本人のライフスタイルが自然との調和を果たしながら、且つ地球環境にも貢献できる成功モデルとして国際的評価となり得る可能性も充分に期待できるのではないでしょうか。
「植える」→「育てる」→「面倒(間伐)を見る」→「正しく使う」→
「健康な森を広げる」→「山林所有者への支援」

という全体像、間伐の意義や温暖化防止も含め、森林管理がきっちりと整備されて
循環型社会が構築されている全体を知ってお客様が賛同していただいている、
そういう新たな価値観が評価される時代に移り変わりつつあることを知れば、
弊社としてはこの取り組みに力を注がねばなりません。
「木づかいでつながるいい循環・いい未来」をテーマとして生活アートクラブは
今後も力を入れていきたいと考えております。
有限会社 生活アートクラブ 代表取締役 富士村夏樹

生産者様へ

弊社では全国各地の材を取り扱います。特定の地域、樹種に限定しておりません。
全国各地の生産者様、もっともっと多くのこだわりの逸品を是非とも弊社宛にご紹介ください。
弊社では手塩にかけてこしらえたいのちのある逸品を、
大切に消費者にお届けするお手伝いを今後もより積極的に推進してまいります。


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京都議定書について

知ってる温暖化

「地球温暖化」は私たち人間の責任
地球を取り巻く空気には、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素などの「温室効果ガス」が存在します。太陽から届いた熱を逃がさず、地球上の生物が最も住みやすい気温(平均15℃前後)にずっと保つ働きをしてくれていたのが、この「温室効果ガス」です。
しかし今、地球が太陽からの熱をうまく放出できずに地球の温度がどんどん上がっていく現象、「地球温暖化」が確実に進行しています。
その最も大きな原因が、二酸化炭素の増加です。産業革命以降、
人間は石油や石炭などの化石燃料を燃やし続けて生活を豊かにしてきました。
しかし、これらの化石燃料を燃やす際に大量に排出されるものが二酸化炭素です。
1970年に比較すると大気中の二酸化炭素濃度は、実に30%以上も増加しました。

「地球温暖化」は私たちの生活が生み出している
地球温暖化は自然現象では決してなく、明らかに人の社会生活が生み出した負の副産物であり、あらゆる生物と自然環境に取り返しのつかない深刻な影響を及ぼします。
地球の平均気温は、この100年の間に0.6℃(日本ではそれを上回る約1℃)上昇しましたが、このままいけば100年後の地球は、今よりも最高で 5.8℃気温が上昇するそうです。
日本は小さい島国ながらも、世界でトップレベルの生活水準を誇るまでに成長しました。
しかし現在の日本は、世界で4番目の二酸化炭素排出国でもあるのです。
(2000年データ)

「京都議定書」は世界の約束
1992年の地球サミットで「気候変動枠組条約」が採択され、日本を含む155カ国が署名しました。目的として掲げられたのは「気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させること」です。
さらに1997年12月に世界は、京都で行われた国際会議で約束をしました。
温室効果ガスを2008年〜2012年の間に、先進国全体で5%削減するというもので、
これが「京都議定書(発効2005年2月)」です。
この議定書では、温室効果ガス排出量の数値目標が、法的拘束力のあるものとして先進国の各国毎に設定されました(日本は6%の削減を約束)。
この目標に向けて、二酸化炭素の排出を減らすことが各国の義務であり責任です。なお、森林による二酸化炭素吸収量も、削減目標達成にカウントできるものとされました。
(日本は6%の削減目標のうち、3.9%までを森林による二酸化炭素吸収量としてカウント可)

「間伐」と「間伐材」の有用性
森林は、二酸化炭素を大量に吸収してくれます。
その森林をはぐくむ手法は、「新規植林」、「再植林」、「森林経営」の3つがありますが、日本のように既に多くの森林が造成されている国では、既存の森林を正しく管理・経営する「森林経営」が重要です。
日本では昭和30年〜40年代に一斉に新規植林が行われたので、現在、間伐を必要としている森林が全面積の8割を占めています。
「間伐」とは、込み入った森林の木を間引いて伐採することで,下草にまで日が届く健全な森林を育てることを目標に行われます。
間伐が望ましく行われた森林の樹木は、年輪層が均質であり、かつ太くて良質な樹木として成長していくことができます。
そこで、平成12年から「緊急間伐5ヶ年計画」の実施がなされましたが、今後、森林保全と育成に必要不可欠な「間伐」をより促進する必要があります。
また、間伐によって生じる「間伐材」を日常的に使う環境を整えることも必要です。
「間伐材」は、高度な乾燥技術が浸透した現代では、一般材にひけを取らないどころか
環境にも貢献できる素晴らしい素材だということを、今後広く流布することが大切です。


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生活アートクラブが使用する「木になる紙」年間使用実績に関するご報告

2012年9月にスタートした「木になる紙」を用いたカーボン・オフセットへの取り組みは、早いもので2年目を迎えました。当社では、「製品自体が社会の問題の代案提示となっていること」や「製品の選定・開発段階から環境視点を入れること」を心がけ企画を立案してきましたが、今回の「木になる紙」への取り組みというのは、これよりもさらに一歩踏み込んだ取り組みとなります。生活アートクラブ的には「環境にやさしい」を超えた活動の次なるステップとして位置づけたものであります。

「木になる紙」は通常のパルプと古紙に加え、九州の間伐材チップを30%含有させた再生紙です。そして、カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについては、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせる(相殺する)という考え方です。当社では、「木になる紙」を使用することでカーボン・オフセットを実施しています。

つまり、当社で各地の得意先様宛に企画された販売促進チラシカタログに「木になる紙」を使用。年間使用量に転換すると、これまでに考えられなかった相当量の間伐材の消費・利用につながり、二酸化炭素吸収に貢献できるのです。また、間伐材を用いて製造された「木になる紙」を消費することで売上金の一部を森林所有者に還元することができます。

当初掲げた目標を大幅に上回る結果となりましたことを嬉しく思うと共に、今後もより一層「環境にやさしいを超えた活動」を行っていく所存であります。

ここに昨年度1年間の「木になる紙」使用実績を記し、皆様にご報告申し上げます。

※年間使用量と間伐面積・CO2吸収量・カーボンオフセット・還元金についての詳細(PDFファイル)

平成25年11月1日
有限会社生活アートクラブ
代表取締役 富士村夏樹

■生活アートクラブは平成25年度以降も、「木になる紙」を積極的に使用し続けています。

※2013年9月〜2014年8月
年間使用量と間伐面積・CO2吸収量・カーボンオフセット・還元金についての詳細(PDFファイル)

※2014年9月〜2015年5月
年間使用量と間伐面積・CO2吸収量・カーボンオフセット・還元金についての詳細(PDFファイル)


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